神奈川県川崎市に店舗を構え、スバル車を中心に、魅力的なカスタムカーを世に送り出すLIBERALが手掛けるWRXをご紹介。今回は走りのフラッグシップモデルであるSTIではなく、燃費と環境性能に配慮した、2.0L直噴ターボ“DIT”エンジンを搭載するS4がベース。なおかつ、今まさに進化のまっ最中というのですから、WRXオーナーはもちろん、カスタムカー好きな方も必見です。

Text : Shingo MASUDA / Photo : Takanori ARIMA

純正の美しさを損なわないデザイン


LIBERALと言えば、これまでスバル車の魅力を引き出す数々のパーツをリリースしていますが、どのパーツにも共通しているのが、純正の品格を損なっていないということ。

大きなスポイラーや、奇抜なデザインで個性を主張するのもカスタムの魅力ですが、純正の美しさを残しながら、ポイントを抑えたパーツを徐々にプラスしていき、その変化を楽しむのもカスタムの醍醐味です。

今回取り上げるLIBERALのWRX S4はやや大人しい印象に感じるかもしれません。

しかし、心配はご無用!実はこのWRX S4は、来年開催予定のオートサロンに向け、超クールなエアロを開発中とのこと。

そこで、記事の後半では、特別に見せてもらった開発中のティザー画像をお見せします。

美しさとカッコ良さを引き立てるディテールをチェック!

フロントバンパーやリアバンパーといった外装パーツは純正のままでありながら、“なにか只ならぬ雰囲気”を醸し出しているのは、JAWSと名付けられたLEDヘッドライトと同社の人気商品であるテールランプ「HAYABUSA THE FINAL EDITION」を装着しているからでしょう。


スーパーGT300クラスのワークスドライバー山内英輝選手も、プライベートで乗るWRX S4に装着しているというLEDテールランプ「HAYABUSA」は本来後端まで伸びるサイドのプレスラインをあえて後端まで伸ばさないことで、リアのワイド感を強調。

さらに、ウインカーは通常の点滅(フラッシング)モードと、光が流れる(シーケンシャル)モードの切り替えも可能で、ソリッド感のあるミッドナイトブラックと鮮やかで品のあるサンライズレッドの2色が用意されています。

※保安基準に適合させるため、純正ハイマウントストップランプは点灯しないようにする必要があります。

そして、これまたリアビューの印象を大きく変える「ワイドハイマウントストップランプ」と共に装着すれば、他人とは一味違ったこだわりを見せることができるでしょう。

DITチューニングが盛んな北米から得た情報をもとに開発

家族で使える4ドアでありながら、その気になればスポーツ走行も楽しめるスポーツセダンとして、今では貴重な存在となりつつあるスバル WRX。

そして、速く走るためのSTIではなく、家族で使える車としてS4を選ぶ方も多いのではないでしょうか。


燃費性能や居住性もさることながら、ファミリーカーとして大切なことは、長く乗っていても壊れない耐久性。

そこで、ぜひ皆様に知っていただきたいのが、アルミ製のターボインレットパイプです。

エンジンルームを上から見るだけでは確認できないパーツのため、やや地味に感じるかもしれませんが、素材は加工が難しいアルミ製を採用。

流入効率の向上はもちろん、経年劣化によって割れてしまう事の多い純正のウィークポイントも解消してくれます。
(写真左側、経年劣化によってひび割れを起こし簡易補修された純正ターボインレットパイプ)


もちろん、このターボインレットパイプだけでは劇的なパワーアップを得られるわけではありません。

しかし、DIT車用に開発されたコンプリートインテークパイプと組み合わせることで、より一層その効果を体感することができます。


上の写真のように、純正のインテークパイプは各車種間で共有化・汎用化されており、取り回しを優先している結果吸入効率は良くありません。

対し、コンプリートインテークパイプキットは真円パイプで製作されているので、吸入効率の向上を実現しています。

また、素材は熱伝導効率に優れたアルミを使用しているので、吸入空気温度の上昇を抑制。

強度も確保されているので純正インテークパイプに起きがちなクラックが発生する心配も無くルックスも良い、という至れり尽くせりの商品なのです。

品質にこだわったカスタムパーツ


ここまでご紹介したパーツ以外にも、さまざまなこだわりパーツをリリースするLIBERAL。

特に“カラー”や“織り”まで指定できるカーボンパーツは、人とは違う個性を求めるこだわり派のユーザーは必見のアイテムです。


リアルカーボンを使用したプレミアムインテリアパネルは、簡単に装着ができる一押しアイテム。

インテリアの質感を一気に昇華させる事が可能です。


また、LIBERALはアメリカの有名パーツメーカーであるPERRINやGRIMMSPEEDとディーラー契約を結んでおり、これら海外メーカーのパーツも購入が可能。

海外メーカーで気になるパーツがあるという方は、是非相談してみてください。

特別公開!2020年のオートサロンに向け開発中のエアロがコレだ!

冒頭にもお話したように、今回登場したWRX S4は、まだ進化中のデモカー。

そこで、今回は特別に、今まさに開発中というエアロのティザー画像を見せていただきました!

それがこちら!

まだ細部のデザイン変更や調整を行っている段階とのことで、正式発表時には多少の変更はあるかもしれませんが、実に攻撃的でインパクトのあるデザインであることは十分伝わっているのではないでしょうか。

正直、今のままでは地味な印象のこの車が、オートサロンではどんな姿になっているのか、今からその仕上がりが非常に楽しみです!

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