カプラーオンによる簡単取付で、純正カーナビによる走行中のTV視聴やナビ操作を可能にするデータシステム(東京都新宿区)の「TV-KIT」シリーズ。今年5月に発売されたばかりの新型ステップワゴン用には「切り替えタイプ」と、「オートタイプ」をラインナップしていましたが、新たに「ビルトインタイプ」を追加しました!
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受注好調の新型ステップワゴン、納車待ち中のカスタム候補に最適なTV-KIT!
現行の6代目モデルはスマートな通常版に「AIR(エアー)」、やや控え目ながら、メッキギラギラの大型グリルに飽きたユーザーからは歓迎されそうな静かな迫力、カスタム版の「スパーダ」2系統になって、2022年5月に発売された新型ホンダ ステップワゴン。
全車3ナンバー化で歴代最高の車内スペースを確保して居住性や快適性を向上、先代では設定が後手に回って不信の原因だったハイブリッドシステムも「e:HEV」が最初からラインナップされるなどネガティブを打ち消しました。
おかげで発売1ヶ月での受注が目標月販台数(5,000台)の5倍を超える27,000台以上に達し、発売から3ヶ月以上たった現在でもガソリン車(1.5L VTECターボ)は半年程度、e:HEV(1.5Lハイブリッド)は半年以上と、納車待ちが長くなっています。
それだけの人気を誇るだけに、自動車アフターパーツ総合メーカーのデータシステム(東京都新宿区)も新型ステップワゴンには力を入れており、通常なら走行中は不可能な、同乗者による純正カーナビを使ったTV視聴やナビ操作を可能にする「TV-KIT」を、7月にはリリースしていました。
早々に納車されたユーザーはもちろん、長い納車待ち期間に首を長くして待っているユーザーにとっても早速のカスタマイズや、そのためのパーツ選びは楽しみのひとつですが、さらに楽しみを増やすべく、新型ステップワゴン用TV-KITに新たなラインナップが加わります。
追加される新型ステップワゴン用TV-KITは「ビルトインタイプ」
既にラインナップされている新型ステップワゴン用TV-KITは、付属のスイッチで走行中のTV-KIT機能をオン/オフできる「切り替えタイプ」と、スイッチレスの「オートタイプ」の2種類でしたが、今回追加されるのは「ビルトインタイプ」。
何がビルトインかというとTV-KIT機能のON/OFFスイッチで、簡素で取り付けも容易な「切替タイプ」に対し、純正のスイッチスペースに空きがあれば、そこに取り付ける事で、あたかも純正スイッチであるかのような自然な見栄えとなるのが特徴です。
空きスペースへスンナリ収まるよう、若干の追加施工が発生するため、新車をいきなり傷つけないようDIYよりプロへの施工依頼向きのタイプですが、見栄えはグッとよくなりますから、見た目で後付け感を出したくないというコダワリあるユーザー向けとなっています。
ビルトインタイプを加えた新型ステップワゴン用TV-KITシリーズの適合車種や品番、価格
付属のスイッチで走行中の昨日をオン/オフできる「切り替えタイプ」と、スイッチレスの「オートタイプ」、そして今回加わった「ビルトインタイプ」、3種類のTV-KITシリーズに
適合する新型ステップワゴンの型式や、TV-KITの品番、価格は以下の通りです。
適合車種
ホンダ ステップワゴン:R4.5~
型式
RP6・7・8(全グレード)
※以下のディーラーオプションナビ2023年モデル装着車
・LXM-237VFLi ステップワゴン用11.4インチ Honda CONNECTナビ
・LXM-237VFNi ステップワゴン用9インチ Honda CONNECTナビ
・LXM-232VFEi ステップワゴン用8インチ ベーシック インターナビ(Honda CONNECT対応)
TV-KIT品番
・HTV433B-C(ビルトインタイプ)【※新発売!】
・HTV433(切り替えタイプ)
・HTA633(オートタイプ)
価格
それぞれ税込21,780円(税別19,800円)
注意事項
走行中、ナビゲーションのパーキングアラーム(アラート)機能が動作する場合があります。
その時は、ナビゲーションの取扱説明書に記載されている設定を参照し、パーキングアラーム(アラート)設定をOFFにしてください。
取り付けについて
データシステムの「TV-KIT」シリーズは、車両側の配線を傷つけないようカプラーオンで簡単に取付可能な製品ですが、実際の取り付けには内装を外してナビディスプレイを脱着、背面のコネクターを抜き差しして、ディスプレイや内装を違和感なく元に戻す作業が必要です。
重いナビディスプレイや、繊細な配線や端子を扱いますし、今回追加されるビルトインタイプでは、純正スイッチスペースの空きを使って、追加スイッチの取り付けに後付け感のない仕上がりが求められます。
ましてやまっさらの新車ですから、よほどその種の作業に手慣れているユーザー以外は、TV-KIT販売店に相談するか、最寄りの整備工場などプロへ依頼するのをオススメします。