年に2回、夏と冬に富士スピードウェイで行われる、軽自動車の参加型耐久レースK4GP!軽自動車の名車レプリカが目立つこのレースですが、それだけが見どころのマシンではありません。レースを勝つために、本気で楽しむために作られたカスタムマシンもかっこいいんです!今回はそんなK4GPに出場しているカスタムカーをご紹介します!
掲載日:2019/07/20
レーシングモディファイされた軽自動車は、本気でカッコいいんです!
K4GPとは
軽自動車だけの参加型耐久レースK4GP!
毎年夏と冬に富士スピードウェイで開催され、富士500km(5時間)や1000km(10時間)耐久レースなど、かなり長丁場なレースです。
参加型レースとしては非常に規模が大きく、エントリー台数は100台を超えるほど!
また、参加車両が特徴的で、軽自動車で作られた、ちょっと小さな名車のレプリカが多数参加しています。
そのクオリティは、とてもDIYには見えないようなものばかり。
しかし、そんなレプリカ達だけがK4GPの主役ではないんです!
誰よりも早く1000kmを走り切るために、本気でカスタムされたマシンたちもめちゃめちゃカッコいいんです!
今回は、そんなレーシング軽自動車たちをご紹介します!
軽自動車とは思えない!とびきりカッコいい軽カーカスタム!
アナタはどんなカスタムをして参加しますか?
やりすぎカスタムからオシャレな一台までご紹介します!
スバル・ヴィヴィオ
かつてWRCにも出場したことがあるスバルヴィヴィオ!
見た目は普通の軽自動車ですが、RX-Rというグレードでは4WDかつ直列4気筒DOHCエンジンにスーパーチャージャーまで搭載しています。
走りを楽しむ人たちにも好かれているこのマシンを、カスタムしたのがこちら。
ゼッケン27、TEAM MINILITEのミニライトVIVIO!
もうなんか色んなところを切り取っちゃってよくわからないことになっています。
過去にはもう少しドア上部などの部分もありましたが、だんだん短くなって今回の形状になっているようです。
このチーム、過去には優勝経験もあり、速さは間違いありません。
そして、ドライバーにはなんと、あのSTIの辰巳英治さんが…!
ここまで大胆なカスタムができるのも、軽自動車ならではでしょうか?
スバル・サンバー
はたらく車、スバルサンバー!
みんな大好きな軽トラ・軽バンとして街でもよく見かける一台ですね。
このマシンをベースに作成されたのがコチラ。
どこからどう見てもヴィヴィオですが、スバルサンバーとのこと。
その証拠に、ヴィヴィオはフロントエンジンの前輪駆動または4輪駆動。サンバーはリアエンジンリアドライブ。
このマシンも後ろから見ると…
この通り、エンジンが鎮座しています。
車高が下がっているだけではなく、まるでDTMマシンのように下がったボンネット。
ガワだけヴィヴィオの姿をしているということから考えると、プロカーと言うべきかDTMマシンと言うべきか迷うところですが、とにかくモンスターマシンであることには違いないですね。
ゼッケン89、チームヒロモのヒロモVIVIO-R。K4GP名物の一台かと思いますので、次回観戦に行く方は是非チェックしてみてください!
スズキ・カプチーノ
軽スポーツカー、スズキ・カプチーノ。
ホンダ・ビート、マツダ・AZ-1等の軽スポーツカーと併せて平成のABCトリオなんて言われていますね。
軽ながら、FRレイアウトかつ直列3気筒DOHCターボエンジンを縦置きしたこの車は、モータースポーツを楽しむ層にいつでも人気の一台です。
そんなカプチーノのカスタムがこちら。
大きく張り出たフェンダーに、巨大なウィング。
まるでスーパーGT車両のようなルックスがカッコイイこの一台は、ゼッケン97、チーム「Hara Cars MSC」の「Hara Cars EA11R」。
後ろから見ると、どれだけフェンダーが張り出しているのかよくわかります。
こんなエアロパーツが販売していたら、正直欲しい!そう思えるほどのデザインですね。
顔がどことなくトヨタ・スープラ(80)に似ていると思うのは、自分だけでしょうか?
驚きの軽自動車カスタムマシンはまだまだあります!
ノーマルの雰囲気を残したカスタムから、本気で勝ちを狙うマシンまで、まだまだご紹介しますよ!