F1だけでもいいけれど、やっぱり観光もしたい!見所や名所は?

出典:https://ja.wikipedia.org/

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折角はるばるやって来たアゼルバイジャン、F1だけでも満足ですが、出来ることなら観光地や名所も巡りたいですよね。

実は今回F1が開催されるバクー市街地コースは、そのコース自体がユネスコの世界文化遺産に登録されているイチェリ・シェヘルの城壁を回るという驚きのレイアウト!!

つまり、レースを観ていればおのずと歴史的建造物も見られてしまうという驚きの仕組みになっています!

 

コース中にはクルマ1台がようやく通れる程度の細い道もあるようで、世界遺産にもF1ドライバーにも、万が一のことがあったらどうするんだろう…とドキドキのコースです。

出典:https://www.youtube.com/

出典:https://www.youtube.com/

早めに現地入り出来る方は是非コースを歩いて回ってみて下さいね。

それ以外にもアゼルバイジャンにはたくさんの観光地や見所がありますので、いくつかご紹介します。

 

①アゼルバイジャン歴史博物館

出典:http://itousayoko.exblog.jp/

出典:http://itousayoko.exblog.jp/

考古学や歴史学的資料の展示があり、古代から現代までのアゼルバイジャンの歴史はもちろん、油田開発の歴史にも触れられます。

二階部分の内装装飾はWest Hallを中心に東洋風、中近東風、アールヌーボーなど様々な様式を取り入れた豪華絢爛な部屋が並んでいて必見です!

2008年にリニューアルされています。

 

②アゼルバイジャン絨毯博物館

絨毯の形をしている絨毯博物館!(出典:https://www.facebook.com/AzerbaijanBook/)

絨毯を巻いた形をしている絨毯博物館!(出典:https://www.facebook.com/AzerbaijanBook/)

ユネスコ世界無形遺産に登録されているアゼルバイジャンの絨毯について学べる博物館。

オーストリア人建築家フランツ・ヤンツ氏がデザインした博物館ですが、その形が奇抜だと評判です!!

SNS映えするので、行ったら必ず写真を撮ってUPしたいですね!

様々な絨毯だけでなく、美術品やアゼルバイジャンアートも数多く展示されています。

 

③シャヒドゥラール広場・殉教者の小道

公園奥にあるモニュメント。見晴らし最高です!(出典:http://deviant.cyberdeath.org/)

公園奥にあるモニュメント。見晴らし最高です!(出典:http://deviant.cyberdeath.org/)

街とカスピ海を一望出来る高台にあるこちらの公園は、街で一番高い場所であるため眺めは抜群です。

こういう場所はやはり、大切な人と二人で訪れたいです!

F1旅行中に、美しいカスピ海を見下ろしながらのプロポーズ…憧れです!!

 

④乙女の塔

出典:https://en.wikipedia.org/

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世界文化遺産のひとつ。

屋上から旧市街地が見渡せます。

可愛らしい名前の文化遺産ではありますが、かつてバクーを治めていたモンゴル人の王様がご自身のお嬢さんに言い寄り、苦悩の末にお嬢さんがこの塔からカスピ海に身を投げたという悲しい伝説があるそうです。(諸説あります)

歴史的建造物を眺めながら、当時のプリンセスの胸中に想いを馳せてみる…

どれだけ時代を重ねても、悲しみや苦しみなど、根本的な人間の感情にさほど変わりはないのかもしれませんね。

 

⑤シルヴァン・シャー宮殿

出典:http://cannergy.la.coocan.jp/Caucasus2007

出典:http://cannergy.la.coocan.jp/Caucasus2007

別名シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿。

この地を治めていたシルヴァン・シャフ・ハーンの一族により14〜15世紀頃に建てられた宮殿で、旧市街地 一番の見所です。

こちらも乙女の塔と共に2000年に世界文化遺産に登録されています。

シンプルながらもアゼルバイジャン建築の傑作と評されているようで、浴場跡や複数のモスク、裁判所などを見ることが出来ます。

 

 

これらはアゼルバイジャンの魅力のほんの一部に過ぎません。

バクー市内以外にもたくさんの名所がありますので、皆さんのお気に入りのスポットを見つけてみて下さいね!
また、F1開催前後はコース設置や撤去などの関係で、上記施設は入場出来なかったり近くまで行けない可能性があります。

何と言っても今年初開催のためどうなるか分からない部分が多いので、訪れる前には必ずご自身でご確認をお願い致します!

 

名物料理と特産品

アゼルバイジャン料理というのも我々日本人には馴染みがありませんが、ロシア料理やトルコ料理に近いようです。

代表的なお料理をいくつかご紹介します!

 

 

①ペルメー

出典:http://tabisite.com/

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アゼルバイジャン版水餃子!

中身は羊肉と香草で作られ、大きさはかなり小ぶりのようです。

スメトンというヨーグルトと共に頂くのが一般的だそうですが、日本人の感覚からするとちょっとキツイ…?

 

 

②ドナル

出典:http://tabisite.com/

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肉の薄切り肉を重ねて炙った部分を表面から削りとる、いわゆるケバブです。

トマトソースやマヨネーズを塗ったパンにきゅうり、トマト、玉ねぎや香菜と一緒に挟んで食します。

アゼルバイジャンのストリートフードで、街中のドナル屋さんで購入可能です。

 

③ポーシュ

出典:http://tabisite.com/

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簡単に言うとトマトスープ!

羊肉、キャベツやにんじんなどの野菜、ハーブなどが長時間じっくり煮込まれています。

野菜が多いので、体にも良さそうですね。
その他にも「トルシュ」というキャベツの酢漬けや、「ポロウ」という羊肉やマツの実、栗、野菜やドライフルーツの炊き込みごはんなどがあります。

いずれにしても羊肉とヨーグルトが使われたお料理が多いですね。

また、特産品としてワインも有名な場所なので、お料理と一緒にアゼリーワイン(アゼルバイジャン産ワイン)も楽しみたいですね!!

 

まとめ

F1シンガポールGPのピットにて

さて皆様、アゼルバイジャンへの旅はいかがでしたでしょうか?

まだまだ日本人にとって未知の国・アゼルバイジャン。

だからこそ新しい発見や感動があり、知られざる名所や名店を開拓していく面白さもありますね。

今シーズンも今から行けばまだF1予選や決勝には何とか間に合いそうです!

航空券やホテル、そして肝心の観戦チケットが入手出来そうな方は、是非この記事を参考にしてみて下さいね。

また来年以降もアゼルバイジャンでF1が開催される際には、是非F1旅行と共に上記の観光地などを巡ってみて下さい!