Motorzの記事の中でも人気のレーシングシミュレーター。その中でも、イベントやシミュレーターからリアルレーシングドライバーへの挑戦をサポートしているショップ「D.D.R」を知っていますか?誰でもレーサーというキャッチコピーを掲げ運営されているこのお店は、実際のタイムアタックイベントを勝ち抜くと、リアルレーシングドライバーへなれるかも?知れない、チャンスを得る事も出来るそうですよ!!

DDR池袋レーシングシミュレーター

今回は、そんな話題のレーシングシミュレーターショップ「D.D.R」の魅力について、店長代理の前田大道さんに語ってもらいました。

シミュレーターショップ店長代理とは?

DDR前田大道

皆さんこんにちは、レーシングドライバー兼シミュレーターショップ店長代理の前田大道です。

まず始めに、DDR池袋店店長代理の私、前田大道がレーシングシミュレーターと出会ったのは、ほんの数年前です。

その頃から、レースには出場していましたが、良い戦績とはお世辞にも言えませんでした。

しかし、レーシングシミュレーターと出会い、上手い人の走り方を後ろから眺めたり、色々な車やコースで走って、走らせ方を考えてみたり、今までの自分には無かった発想や発見を手にすることができました。

そこからは、実際の練習走行やレースでも、結果が伴うようになってきました。

DDRレース結果

4月10日にツインリンクもてぎにて、開催されました、もてぎチャンピオンシップレースのVITAトロフィーレースと、S-FJレースにて、シミュレーターショップD.D.Rのスタッフの前田大道、伊藤鷹志がともに優勝し、ダブルポールトゥウィンを飾ったのは皆様ご存知でしょうか?

その他にも、伊藤選手がS-FJもてぎシリーズで1.2.3戦でポールトゥウィン。
前田はVITAトロフィレースシリーズで、1戦予選ポール決勝5位、2戦予選ポール決勝1位、3戦予選2位決勝3位とシミュレーターでの練習が結果につながってきています。

今や、レーシングシミュレーターはゲームではなく、実際のレースで確実に結果を残すために、重要なツールといっても過言ではないでしょう。

そんな皆さんに、レーシングシミュレーターを活用した練習方法や、シミュレーターから、リアルレースへの参戦する方法をご紹介していきたいと思います。

 

レーシングシミュレーターショップ D.D.R「Dale Demo Racer」

シミュレーターショップDDR池袋

その名の通り、誰でも気軽にレーシングドライバーを体験できる、本格レーシングシミュレーターショップです。

GTやSuperフォーミュラーなどで、活躍するレーサーや、現役のミドルフォーミュラードライバーやN1レーサーなどのアマチュアドライバーの方々も、走りに来る、幅広いお客様へ対応したシミュレーターショップなのです。

店舗は、池袋店と秋葉原店がございます。
池袋店 HP:http://ddr-ikb.com/

【所在地:東京都豊島区東池袋1-15-1真下ビル4階 TEL.03-5927-9808】

秋葉原店 HP:http://ddr.jp.net/

【所在地:東京都千代田区外神田3-11-2ロックビル5階 TEL.03-6206-8480】

 

レーシングシミュレーターの上手な活用方法

DDR池袋

ただの遊びじゃもったいない!

レーシングシミュレーターの上手な活用方法を、店長代理の前田がお伝えしたいと思います!

前田チャレンジカップ!白熱しております!!最近流行りのヘルメット装着で中にイヤホンを付け、超本気モード!現在トップのシューマッハ選手!芸術的な走りをご覧下さい(^^)

D.D.R【誰でもレーサー】池袋店 レーシングシミュレータープロショップさんの投稿 2016年6月15日水曜日

1,マシンの挙動を感じ取れ

シミュレーターでは体感できる情報が実車よりは少ないです。

そのような環境で、マシンの挙動を感じ取り、予測して対応する、ずばり判断力と対応力。
この力は実車でも非常に大切な要素のひとつです。

実際に走るときよりも少ない限られた情報で、いかに感じ取り、瞬時に対応できるか、シミュレータートレーニングのお陰で、苦手だった雨天での走行が得意になったのは、ここだけの話です。

 

2,マシンはワンランク上のモノで練習しよう

普段乗っている車両と、同じまたは近い性能の車両で走られる方が多いですが、はっきり言うと、実車とシミュレーターの車の動きは全く同じではありません。

そのため、実際の動きとのギャップが気になってしまい、集中しきれない人が多いです。

なので、最初の練習方法としてオススメなのが、普段乗っている(または乗ろうとしている)車両よりも、速いけど、動きが似ている車両で走ることです。

そうすることで、ギャップに悩むことはもちろんありませんし、実車での走行の際に、余裕が生まれます。

この、余裕こそが速く走るためにとても重要な要素で、車の挙動を分析したり、考えて対応したり、不測の事態をスムーズに対処するなどなど、全てにおいて余裕があることが重要なのです。

 

3,色々なマシン、コースを走って経験値を増やそう!

いろいろな特性のマシンを実際にサーキットで試すのは非常に困難ですよね?
しかも、サーキットでないと車の限界付近でのドライブは危険です。

しかし、シミュレーターなら、様々な車両やコースを気軽に走行することができます。
これって凄くおいしい話なんです!

なにが、おいしいのか?それは・・・

色々な車両を操ることで、走り方の引き出しが増え、その時のシチュエーションに合わせて速く走るための、適応力も磨かれるのです!

ということは、速く走るために重要な、経験値(走らせ方の引き出し)と、適応力。がマシンを壊すリスクがなく体験、取得出来るのです。

実車では、これを得るために長い年月と莫大な資金が必要、リスクを追う覚悟が必要ですが、シミュレーターで経験しておけば、実走行の場合にその経験を活かすことも可能なのです。

4,外からドライビングを見てもらうべし

実際の走行では、ハンドルやペダルワークといった操作がどのようになっているのか、自分自身でしか知らない部分です。

もちろん、データロガーなど便利なツールもありますが、装備するために、お金もかかりますし、走行ラインが分からない、そもそもロガー分析が上手くいかない、など自身の運転方法が良いのか悪いのか、客観的な判断が難しいですよね?

そこで、シミュレーターの出番なのです!

レーシングシミュレーターでは、ハンドリング、ペダルワークや走行ライン、更には、走行時の目線やマニュアルシフトやクラッチの操作など、あらゆる情報を得ることができます。

直接見ただけでは判断できない細かな操作も、映像データで随時チェックすることができ、自分の走行の、良い部分、悪い部分を確かめることができます。自分の走りを見直せる、そこに成長へのヒントがある。

根拠のある自信が手に入ります。

 

5,リアルより、ちょっとだけ無理ができる。

実際のマシンで、自分の車では少し無理をするのは相当怖いですよね?

実走行でこんな無理な運転をしたら・・・曲がれるのかコースアウトして壁に激突するのか?
試してみたくても危なくて試せ無いこともありますよね?
シミュレーターでは、実際には試せない危険な行為を試し、失敗を繰り返すことができます。

色々なことを試行錯誤することで、新たな発見に繋がり、もしミスをしたとしても、壊れないし、怪我もしない、シミュレーターは、とても便利なのです。
※シミュレーターで出来ても、実車で出来ない場合もあります(スキル的にも環境的にも)。そこは慎重に安全に試しましょう。あくまで、シミュレーターであることを忘れないことも大切です。

 

6,繰り返し試せる、何度でも!

上手くいった走りを再現させる時、上手くいった時の走りを記憶しないといけませんよね?

しかし、実車ではコンディションが変化していく為、限界ギリギリの挙動を記憶し、再現させることは、中々困難です。
シミュレーターなら、コンディションの変化はほぼ0ですし、何度もトライ&エラーできるので、再現性を上げる為にも、とても有効なのです。

継続は力なり。速く走る人たちは、圧倒的な練習量をこなしています。
繰り返し走りこむことでスキルを上げていきましょう!

 

まだまだ、活用方法はあります!
より実践的なレーシングシミュレーターの使い方と、まずはスポット参戦から!15万円〜始められるレースとは?そして、DDRからのおすすめ情報は次のページへ。