2018年は8月13日に500km、14日に1000kmの戦いが繰り広げられた軽自動車だけの耐久レースK4GP 2018。毎年、コスプレや仮装、ここでしか見られないワンオフパーツてんこ盛りのカスタム軽自動車が集結し、10時間を走り抜く大盛り上がりのイベントレースとなっています。今年はどのような仮装が行われ、どんなマシンが走っていたのでしょうか?
CONTENTS
K4GPとは
レーシングカーデザイナーの故・杉山哲さんが主宰した老舗ショップ、マッドハウスが主催する軽自動車のエコラン耐久競技『K4GP』です。
極力お金をかけずに、多くの人にモータースポーツを楽しんでもらいたい!という理念のもと企画・開催され、毎年200台以上のエントリー、2000人以上の参加者が集まる、日本でも最大級の軽自動車耐久イベントです。
レースの勝敗にこだわるだけではなく、趣味性が非常に強いことも特徴で、仲間とワイワイ楽しみながら参加できることからも多くの人に愛されています。
毎年の決まりごとは…コスプレ!?
K4GPでは、毎年1000kmの朝のグリッドでコスプレや仮装をすることが決まりごととなっており、コンテストも実施されます。
そして、どのチームのコスプレがユニークなのかレースとは別に賞典があるようで、各チーム自慢の衣装を着込み、まずはグリッド上での記念撮影。
老若男女お構いなしに様々なコスプレを楽んでおり、SUPER GTなどの公式戦とは全く違う、和気あいあいとした時間が流れます。
Motorz編集部がトキめいたコスプレ集(仮装)
参戦している軽自動車カスタムカー
参戦しているマシンには、どのようなこだわりマシンがあるのでしょうか?
一部、紹介していきます!
ダイハツ・コペン
ホンダ・トゥディ
スズキ・アルト
スバル・ヴィヴィオ
原型を留めていない軽自動車たち
K4GPのGP4、GP5クラスは『軽自動車のエンジンを搭載したR規定のマシン』というレギュレーションであることから、エンジンのみ軽自動用というだけで様々なフォルムのマシン達が並びます。
ひろもちゃんVIVIO-R(スバル・サンバー)
外見はヴィヴィオですが、中身はサンバー。
RRのサンバーをベースにエンジンはミッドシップレイアウトに配置され、運転席はセンターレイアウト化されたマクラーレンF1のようなレーシングカーです。
フォーmiraー1
レーシングカーデザイナー由良拓也氏のチーム、『ゆらたく屋』のフォーmiraー1。
エンジンはダイハツmiraのものが搭載され、フォーミュラカー並みの車体設計とエアロデザインを施された1台。
GP4クラスのNAエンジンであるためトップスピードはそれほど高くは無いものの、コーナーリングスピードは圧倒的な速さを誇っており、結果低燃費で走行できるマシンとなっていました。
2018年1000kmレース結果
2018年K4GP 1000kmの総合優勝は222周を走り切り、完走した#260 エフメイトヤマハでした!
決勝リザルトPDF:http://k4gp.web.fc2.com/main/pdf/result/2018081000-results.pdf
まとめ
今回は、K4GP2018の様子をお伝えしました。
毎年恒例行事となっているK4GPで、大人達が本気で遊んでいる姿は清々しいの一言!
Motorz編集部も毎年K4GPに出よう!なんて話をしているのですが、なかなか実行できていないので、来年こそは参加できるように準備したいと思います。
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