世界中には様々なモータースポーツがありますが、コース上にジャンプ台があるレースを知っていますか?今年はアメリカのインディカーの会場でも開催され、注目を集めている「Stadium SUPER Tracks(スタジアムスーパートラック)」をご紹介します。動画を見た瞬間に、あなたもハマること間違いなし!

 

©︎Robby Gordon Stadium SUPER Trucks

 

スタジアムスーパートラックとは

 

©︎Robby Gordon Stadium SUPER Trucks

 

NASCARなどで大活躍したロビー・ゴードンがプロデュースし、2013年に始まったレースです。

もともとはスタジアム内にオフロードトラックを作り、そこで専用のピックアップトラックでド派手なレースを繰り広げますが、近年ではアメリカの「インディカー」やオーストラリアの「V8スーパーカーレース」などと併催し、いつもはレーシングカーで争われるストリートコースでド派手なレースを披露してくれます。

マシンは、シリーズ専用で作られたもので、最高出力は600ps以上で、全ドライバー共通で同じものを使います。

タイヤは数年前まで複数のメーカーが参戦していましたが、現在はトーヨータイヤのワンメイク。

オフロードトラック用の巨大なタイヤを装着します。

 

一番の見どころはジャンプ台!

 

©︎Robby Gordon Stadium SUPER Trucks

 

基本的にレースフォーマットは予選でグリッドを決め、8〜10周程度のスプリントレースで争われます。

しかし、普通のレースと違うところは、コース上に「ジャンプ台」があるということ。

ここを飛び越えながらライバルたちとバトルしていきます。

本来、ジャンプ台は派手に飛べば飛ぶほど着地時のバランスがとりにくくなり、スピードダウンにもつながりかねませんが、そこはやはりアメリカンモータースポーツ。

バトルの真っ只中であっても「派手に飛ぶ」ことを重視します。

その結果、こうなってしまうことも…

いずれにしても、ジャンプ台をうまく通過できるかどうかが、レースの勝敗を分ける鍵にもなっているみたいですね。

 

インディカー開催コースでもレース!コーナリング時は片輪走行に?

 

©︎Robby Gordon Stadium SUPER Trucks

 

最近ではインディカー・シリーズが開催されているコースでも開催され、2017年はSt.ピーターズバーグとロングビーチで開催。

オフロードのスタジアムコースとは違い、舗装路面でタイヤがよりグリップするため、コーナーリングスピードも大幅に上がります。

そのため、コーナーでは片輪走行は当たり前!

特に先日開催されたSt.ピーターズバーグのレースでは、コースの大半で片輪走行。

またヘアピンなどハードブレーキングが必要なコーナーでは、少しでもスピードを落とさないためにドリフト走行をするシーンもありました。

とにかく、細かい説明は抜きにして、観ていて楽しい!と思えるレースですね。

 

アデレードラウンドでのレース映像


St.ピーターズバーグでのレース映像

まとめ

 

スタジアムスーパートラックの公式サイト公式Youtubeチャンネルでは、過去のレース映像はもちろん、今シーズンのものはノーカットで配信されています。

もちろん真剣勝負であることは間違い無いのですが、その中でもエンターテイメントがたくさん盛り込まれているレース。

ぜひ、時間がある時にチェックしてみてください!

 

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