2018年7月20日にホンダから、新型フォルツァが発売されました。従来モデルよりコンパクトな車体に、フレームやエンジン、外装パーツまで全てが新設計!高さが調整できるパワースクリーンや多機能型メーターなど機能性の向上もぬかりなし。ホンダのビッグスクーターがさらにスマートなコミューターとして生まれ変わり、移動を快適にしてくれる事間違いなしの1台です。

 

2018年 ホンダ・フォルツァ

© Honda Motor Co., Ltd.

 

新型フォルツァが7月20日に発売

 

2018年 ホンダ・フォルツァ

© Honda Motor Co., Ltd.

 

ホンダは大阪モーターサイクルショー2018で新型フォルツァを日本初公開し、今年の7月20日に発売しました。

また、海外では日本より先に新型フォルツァ300が発売されており、日本では車検のない排気量248ccカテゴリーとなっています。

従来モデルが丸みのあるデザインだったのに対し、新型フォルツァはエッジを効かせたシャープさと重厚感あるデザインになりました。

車体はコンパクトになり従来モデルより12kgも軽量化。

キャスター角も27°から26.5°に変更されて運動性能を向上され、よりスポーティーなスクーターに仕上げられています。

 

すべてが一新!ホンダ新型フォルツァの主な特徴

台形バランスのプロポーションとライディングポジションが見直された車体

 

2018年 ホンダ・フォルツァ

© Honda Motor Co., Ltd.

 

2018年 ホンダ・フォルツァ

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車体サイズは従来モデルの全長2,185mmから2,140mmに、ホイールベースは1,545mmから1,510mmに短縮されました。

そして、車体のプロポーションを最近ホンダが取り入れている『台形バランス』にし、コンパクトな印象でありながら力強さを演出しています。

また、ライダーが座った時のボジションは、上半身が正立した状態を維持できるようになり、操作しやすい自然な姿勢でのライディングが可能に!

 

2018年 ホンダ・フォルツァ

© Honda Motor Co., Ltd.

 

2018年 ホンダ・フォルツァ

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灯火系はすべてLED化され、日中でもバイクの存在感を引き上げるシグネチャー(ポジションランプ)も装備されています。

 

2018年 ホンダ・フォルツァ

© Honda Motor Co., Ltd.

 

2018年 ホンダ・フォルツァ

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それに加えて、スクリーンの形状を走行時の気流が頭上を通り過ぎるように最適化。

新たに採用された電動式可動スクリーンは、斜め方向に140mmの無段階調整が可能で、ハイポジションとローポジションになるため、高速巡航時と市街地走行時の両方で最適な空気の流れを実現しています。

 

エンジンはクラス水準の低燃費と扱いやすいパワー特性に!

 

国土交通省届出値:定地燃費値 WMTCモード値
ホンダ新型フォルツァ 41.0km/L (60km/h) 2名乗車時 33.3km/L (サブクラス2-2) 1名乗車時
ヤマハ・XMAX 40.7km/L (60km/h) 2名乗車時 34.5km/L (クラス2、サブクラス2-2) 1名乗車時
ヤマハ・マジェスティ 38.0km/L (60km/h)
スズキ・バーグマン200 36.0km/L (60km/h) 2名乗車時 30.3km/L (クラス2、サブクラス2-2) 1名乗車時
スズキ・スカイウェブ250タイプS 39.0km/L (60 km/h) 2名乗車時

 

エンジンは従来モデルよりコンパクト化され、低フリクション技術を導入することで低燃費化に貢献。

ライバルの250ccビッグスクーターと比べても、高い水準で低燃費だとわかるほど!

 

2018年 ホンダ・フォルツァ

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そしてエンジンパワーは従来モデルと比べ、最高出力が22PS→23PS、最大トルクが22N・m→24N・mにアップ。

これは、数値で見ると若干のパワーアップだと感じるかもしれませんが、アクセルをあければ6,000回転付近までフラットにつながるトルク特性となり、これにより低回転でのアクセルレスポンスが良くなって街乗りでの乗りやすさが向上。

250ccエンジンでもパワー不足を感じさせない出力特性となっています。

 

軽快なハンドリングと高い安全性を確保したブレーキシステム

 

2018年 ホンダ・フォルツァ

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2018年 ホンダ・フォルツァ

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フロントブレーキはφ256mmの大径シングルディスクとニッシン製の4ポットキャリパー。リアにはφ240mmのシングルディスクと2ポッドキャリパーを装着しています。

さらにABSシステムが採用されており、雨天時の走行や急ブレーキをかけた時でもタイヤロックを抑え、転倒リスクを軽減。

ホイールは従来モデルから1インチサイズアップし、フロント15インチ・リア14インチのアルミ製12本スポーツホイールを装着と、タイヤの幅もワイド化されたため、走行時の安定性も増加しました。

ラジエーターとバッテリーの搭載位置も見直され、車体全体のマスの集中化とコンパクト化の恩恵を得た、軽快感あるハンドリングを実現しています。

 

多機能型メーターとHonda SMART Keyが装備

 

ホンダ・フォルツァ

© Honda Motor Co., Ltd.

 

ホンダ・フォルツァ

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メーターはアナログ式2連メータの液晶表示部分を広げ、多数の情報を視認できるようになっています。

また、従来モデルになかった残走行距離と外気温情報が追加され、スクーターのメーターとしてはとても機能的な装備に!!

そしてキーには、『Honda SMART Key システム』が採用され、キーをポケットなどに入れておけば、出さなくても作動範囲内であればメインスイッチノブの操作のみでエンジンの始動が可能。

キーに付属されたアンサーバックスイッチを押せば、車両のウインカーを点灯させ、自車の位置を知らせることもできるようになりました。

 

充実した容量と機能性のあるラゲッジスペース

 

ホンダ・フォルツァ

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シート下のラゲッジスペースにはフルフェイスヘルメットを2個入れてもスペースが余る大容量化を実現。

ラゲッジスペース内にはセパレータープレートも設けられており、濡れた雨具やカバンを入れてもヘルメット収納部が濡れる事はありません。

 

ホンダ・フォルツァ

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また、メーター下の左側、インナーボックス内にスマホの充電に便利なアクセサリーソケット(12V2A)を装備。

ETCを装着するにも十分なスペースを確保しています。

 

ホンダのスクーターで初『Honda セレクタブル トルク コントロール(TSTC)』を搭載

 

ホンダ・フォルツァ

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新型フォルツァには、ホンダのスクーターで初めて『Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)』が搭載されました。

HSTCは前後輪に車輪速センサーを取り付け前輪に対しての後輪の回転数を把握し、後輪が空転したときにスリップ率を算出。スリップ率に応じて燃料噴射にてエンジントルクを減少させ、後輪のスリップ状態を制御する仕組み。

後輪がスリップ状態になった際は、メーターのHSTCインジケーターが点滅し、ライダーは視覚的に把握する事も!。

また、HSTCのON/OFFは左ハンドル手元のスイッチで切り替え可能です。

 

ホンダ新型フォルツァのスペック&価格

 

ホンダ・フォルツァ

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ホンダ・フォルツァ
全長×全幅×全高(mm) 2,140×750×1,355
軸間(mm) 1,510
シート高(mm) 780
車両乾燥重量(kg) 184
エンジン種類 4ストローク単気筒OHC4バルブ
排気量(cc) 248
内径×行程(mm) 68.0×68.5
最高出力(kW[PS]/rpm) 17[23]/7,500
最大トルク(N・m[kgf-m]/rpm) 24[2.4]/6,250
トランスミッション 無断変速式(Vマチック)
タンク容量(L) 11
タイヤサイズ 120/70-15M/C 56P
140/70-14M 62P
価格(円) 646,920

 

まとめ

 

2018年 ホンダ・フォルツァ

© Honda Motor Co., Ltd.

新型フォルツァは軽量コンパクト化され、電動スクリーンやHSTCの搭載など、かなりのハイテクモビリティーとなりました。

なかでも注目なのは大容量ラゲッジスペースにフルフェイスヘルメットが2個収まり、さらに常備しておきたいチェーンロックや雨具などが入るスペースも確保しているところ!

そして、雨で濡れた雨具やカバンなどがヘルメットと接触しないように仕切りが追加されるなど、些細なところも考慮された設計から、開発者がライダ-の気持ちを深く理解している事が伺えます。

新型フォルツァの完成度の高さは、スマートな次世代ビッグスクーターといえるのではないでしょうか。

 

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