プジョーの新型スクーター『ジャンゴ125エバージョン ABS(DJANGO125 EVASION ABS)』が日本初上陸!一味違うフレンチスクーターは、まさにオシャレな街並みを颯爽と走るのにとっておきのバイクです。デザインだけでなく、走りの性能や充実の装備もぬかりなく、我々に親しみのないプジョーのスクーターに誰もが好印象を持つ事でしょう。
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2018年春、プジョー・ジャンゴ125日本上陸
2018年4月21日にプジョー・スクーターの正規販売店『アディバ(ADIVA)ショールーム』が東京・赤坂にオープンしました。
ここは、イタリアのスクーターメーカー・アディバの日本法人本社ショールームになります。
プジョーはアディバのスクーターにエンジンを供給しているため、アディバショールームではアディバとプジョーのスクーター両方の販売を行なっているのです。
今回紹介するプジョー・ジャンゴ125エバージョン ABS(DJANGO125 EVASION ABS)は今年春に日本へ上陸し、スタイリッシュなデザインと走行性能や充実した装備など非常に高い完成度で注目を集めています。
東京モーターサイクルショーにプジョー新型スクーターを出展
プジョーは東京モーターサイクルショーにジャンゴ125の4モデルと、スピードファイト125(SPEEDFIGHT125)の2モデルを出展。
そのブースの華やいだ雰囲気は、男女を問わず多くの来場者を引き付けていました。
そんなジャンゴ125とスピードファイト125は日本で正規販売され、冒頭で紹介したアディバショールーム以外でも、国内各地にある正規取扱店で購入可能です。
スピードファイトの125出るんだねぇ pic.twitter.com/nQNxxXpfKM
— しろすな (@shirosuna0707) 2018年3月24日
プジョー伝統のスクーターS55/S57をの復刻モデル・ジャンゴ125
Peugeot S55. pic.twitter.com/pWpkWhQfXY
— Old Scoot (@old_scoot) 2015年1月9日
ジャンゴ125は1953年に発売された、プジョーS55/S57というスクーターからインスパアされたデザインとなっています。
そのためクラシックな外観でありながら、エンジンやサスペンション、ブレーキなどには最新のパーツが搭載され、樹脂製のボディーにメッキパーツをうまく融合させた懐かしくも新しい斬新なデザインに。
左上:ジャンゴ 125 ヘリテージ、右上:ジャンゴ 125 ID ABS、左下:ジャンゴ 125 S ABS、右下:ジャンゴ 125 アリュール ABS /@2018. Copyright by プジョーのスクーター・モーターサイクル|Peugeot Scooters(プジョースクーターズ)
また、ジャンゴ125エバージョン ABS以外に、『ジャンゴ 125 ヘリテージ(DJANGO 125 HERITAGE)』、『ジャンゴ 125 S ABS(DJANGO 125 S ABS)』、『ジャンゴ 125 ID ABS(DJANGO 125 ID ABS) 』、『ジャンゴ 125 アリュール ABS(DJANGO 125 ALLURE ABS)』の4モデルが用意されています。
モデル | 価格(円) |
---|---|
DJANGP 125 HERITAGE | 359,640 |
DJANGO 125 S ABS | 381,240 |
DJANGO 125 ID ABS | 381,240 |
DJANGO 125 ALLURE ABS | 381,240 |
実は歴史あるモーターサイクルメーカー・プジョーとは
In 1898, Peugeot Motocycles presents at the Paris Motorshow the first motorcycle equiped with a Dion-Bouton motor. Peugeot Motocycles remains the oldest motorcycle manufacturer in the world.#throwbackthursday #TBT #peugeot #dionbouton #motorcycle #history #nelsonrigg pic.twitter.com/NwLjPzdTDt
— Nelson Rigg USA (@NelsonRiggUSA) 2018年5月3日
プジョーと聞くとクルマメーカーのイメージが強いと思いますが、実はプジョーは創設時からバイクの製造も行ってきました。
そして現在はプジョーブランドを統括するPSAグループとインドのマヒンドラが共同出資し、プジョーモーターサイクル(Peugeot Motocycles)という社名でモーターサイクルの開発・製造を行っています。
そんなプジョーが初めてバイクを製作したのは1898年で、リアホイールにフランスのド・ディオン・ブートン社が製造したエンジンを搭載したものでした。
そして1914年に、プジョー製バイクで初めてDOHCエンジンを搭載したプジョー・500Mを登場させ、その後も高性能なバイクを数多く生み出し続けています。
また、現在はスクーターメインの生産となっており、欧州各国ではクルマと同様に定番のスクーターメーカーとしても知られています。
Rem Fowler won the first Isle of Man Tourist Trophy in 1907 with his Peugeot-engined Norton, in the twin-cylinder class. #iomtt #iomtt2017 pic.twitter.com/lokXgx3AnP
— Continental Circus (@ContiCircus) 2017年6月6日
モータースポーツの分野では、1907年にノートンボディにプジョー製エンジンを搭載したマシンで出場したレム・ファウラー(Rem Fowler)が、マン島TTレースで優勝を獲得。
El equipo Peugeot Motocycles Saxoprint ha presentado la Moto3 con la que correrá esta temporada. pic.twitter.com/ENl6wgHh33
— Peugeot ScootersES (@PeugeotScootES) 2016年3月8日
2016年からは、MotoGP™のmoto3クラスに参戦し、ジョン・マクフィー(John McPhee)、アルバートアリーナ(Albert Arenas)、アレクシス・マスボウ(Alexis Masbou)の3名を出場させました。
そして2016年シーズン第11戦チェコGPではマクフィー選手が優勝するなど好成績を挙げていましたが、マヒンドラグループはフォーミュラEでの活動に集中するため、2017年を最後にMotoGP™撤退しています。
クラシックなデザインと最新の装備の組み合わせが国産メーカーにない魅力
ジャンゴ125には124.6ccの単気筒SOHCエンジンが搭載され、最大出力は10.2馬力を発揮。
国産スクーターと比較すれば、ホンダ・リード125(11馬力)、ヤマハ・BW’S125(9.8馬力)、スズキ・アドレス125(9.4馬力)と同等なパワーをもっています。
タイヤサイズはフロント120/70-12・リア120/70-12で台湾メーカー・CST(チェンシン)のものが搭載されています。
そしてブレーキはフロント4ポット、リア2ポットのキャリパーにフロントのみABSを装備。
灯火類はヘッドライトにハロゲンバルブ、ウインカーとテールランプにLEDを採用し、スクーターには珍しくセンター部分にLEDポジションランプが装着されています。
また、ヘッドライトの上部にはショートスクリーンを装備し、レトロかつおしゃれなイメージを演出。
フロントカウルの内側にグローブボックスがあり、なかにはDC12Vのソケットが装備されていてスマホなどの充電が可能です。
さらに内部には荷物用のフックがあり、通常はフックが収納されていて、使用するときにフック内蔵部分を反転させて引き出す事が可能。
フロアボードには表面にストライプ状の滑り止めが施されており、随所に気の利いた嬉しい装備が取り付けられています。
シート下の収納スペースには、ヘルメットが一つ収納可能。
ヘルメットを入れても収納部分に余裕があるため、雨具なども入れておくことができるのでいざという時便利です。
ジャンゴ125エバージョン ABSのスペック
ジャンゴ125 EVASION ABS | ||
---|---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 1,925×710×1,190 | |
ホイールベース(mm) | 1,350 | |
シート高(mm) | 770 | |
乾燥重量(kg) | 129 | |
エンジン種類 | 空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ | |
排気量(cc) | 124.6 | |
内径×行程(mm) | 52.4×57.8 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 7.5[10.2]/8,500 | |
最大トルク(N・m[kg・m]/rpm) | 8.9[0.9]/7,000 | |
燃料供給方式 | インジェクション | |
始動方式 | セルフ式 | |
燃料タンク容量(L) | 8.5 | |
タイヤ | 前 | 120/70-12 |
後 | 120/70–12 | |
価格(円) | 370,440 |
まとめ
ジャンゴ125エバージョン ABSは、ビンテージバイクのようなスタイルと現代的な性能を融合させたネオクラシックバイクです。
国産バイクよりオシャレでカワイイスクーターがほしい方には是非おすすめ!!
ジャンゴ125が、バイクライフを楽しくしてくれるでしょう。
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