Motorz編集部のウチハラが最近(取材日の10日前に)手に入れたのが、2003年型のBMW 318iE46型)。Mスポーツ仕様・限定カラーというスペシャルなモデルです。足回りもローダウンサスが組み込まれ、内外装もキレイ!さらに機関も上々という極上の一台ですが、価格はなんと19万円!早速スポーツドライビングを……と思ったものの、現状販売で買ったため、いろいろと気になる部分が···。まず、現在装着しているタイヤは7年前のもので、溝こそまだあるものの、ややカチカチ気味。新品タイヤを交換して「駆け抜ける喜び」を取り戻したい!そんなウチハラが選んだのは、『クムホ』のスポーツタイヤ『ECSTA PS71』。理由は「リーズナブル」だから。果たして、そのチョイスはどんな結果をもたらしたのでしょうか。

 

掲載日:2019/04/20

text:Izuru ENDO / photo:Takanori ARIMA

クムホタイヤとは?ECSTAブランドについて知る

クムホタイヤは、1992年に世界シェアトップ10入りを果たした、グローバルタイヤメーカーです。

 

創業は1960年と古く、日本でも1977年から販売されています。

近年では、欧州のトップメーカーへの純正供給も行っており、世界各国で高い評価を得ています。

同社のタイヤラインナップの中でも『ECSTA(エクスタ)』は、フォーミュラテクノロジーで開発されたスポーツタイヤで、優れた走行安定性とハンドリング性能を謳う逸品。

中でも「ECSTA PS71」は、快適性と安心感あるスポーツドライビングを楽しめる、正統派ヨーロピアンスポーツタイヤです。

ドライ、ウェット、静粛性、乗り心地の各性能で高い評価をマークし、ロングライフ性能も実現。その中でも、特にウェット性能を徹底的に強化しています。

その中でも、特にウェット性能を徹底的に強化しています。

また、サイドウォールやトレッドのスタイリングにこだわっているのも特徴で、チェッカーフラッグ調のデザインが、アクセントになっています。

シノハラタイヤでタイヤ交換

まずは筆者がステアリングを握り、今回タイヤ交換作業を行ってくれるシノハラタイヤ本社/辰巳営業所へ。

生憎の雨でしたが、装着していたタイヤは欧州では名の知れたメーカーの有名なスポーツタイヤ。

首都高のタイトなコーナーもスイスイと走り抜けていきます。

ただ、足がガチガチなので乗り心地はイマイチ。

リアシートのオーナー、ウチハラ氏は、高架の段差が来るたびに、突き上げに備えてずっと身構えていました(笑)。

そして、シノハラタイヤにて、タイヤのプロである同社スタッフによる手際よい交換作業で、無事新品の『ECSTA PS71』

交換前の欧州系スポーツタイヤと並べてみました。

購入時に装着されていた欧州系スポーツタイヤ(左)とECSTA PS71(右)。

装着されていたタイヤは7年前のモノではあるが溝もまだあるし、サイドウォールに攻めた形跡も無し。非常に大切に乗られていた1台だったのであろう。

使い込んだタイヤと新品タイヤでは、見た目からして相応の差があり、まだ溝があるとはいえ、早期の交換が得策です。

ちなみに今回装着したタイヤは『フロント:225 / 45 / R17 リア:245 / 40 / R17』。

BMW 318i Msports (E46型)の、純正タイヤと同サイズです。

変化を楽しみにしつつ、いざタイヤテストへ!

スポーツタイヤでありながらゴツゴツしない

走り出してすぐに感じたのは、スムーズさ。

アクセルを踏む量は同じでも、以前よりスーっと前に進みます。

そして、前よりクルマが軽くなったような感覚もあり、首都高特有の小さなRが連続するコーナーでも、『ECSTA PS71』の高い応答性によって、安心した走行が可能となりました。

乗り心地も良くなっており、首都高速での段差で発生するショックもマイルドに。

スポーツタイヤでありながら、ゴツゴツしておらず、しっとりとしたフィーリングを持っています。

高速道路を降りて一般道に入り、あまり整備が及んでいない県道を走っても、ハードな足回りを持つクルマに角の取れた乗り心地を与えてくれました。

ワインディングでの剛性感

BMWのスポーツドライビングといえば、やはりワインディングロードです。

今回はタイトなコーナーが連続するワインディングを走ってみたところ、『ECSTA PS71』の素晴らしいグリップ力と優れた操縦性を実感することができました。

ステアリングの切り出しに対する応答性も抜群。

コーナリングでもタイヤが腰砕けする感覚は無く、剛性感の高さが感じられます。

ステアリング操作に合わせて、思った通り(以上)にクルマが動くのは気持ちがいいものです。

欧州のハイパフォーマンスカーが潜在的に持っている、「高いハンドリング性能」にしっかり対応しており、BMWの楽しさを再確認!
「駆け抜ける喜び」を堪能できる結果となりました。

オーナーボイス

オーナーのウチハラ氏(左)と筆者(右)

後日、筆者よりも長い時間、履き替える前のタイヤと接していたオーナーのウチハラ氏にも印象を聞いてみました。

転がり出しの軽さにウチハラも大満足!

「実はクムホのタイヤのECSTAを選ぶのは2回目です。

その時は国産タイヤからの履き替えだったのですが、コーナーの踏ん張りがとても良かったのが印象的でした。」

KUMHO ECSTA HS51を装着したウチハラのミラ

「その際にコスパの良さを実感できたので、今回BMW購入に合わせてまたクムホにしてみようと考えました。履き替える前の欧州ブランドのタイヤでは道路と一体化して地を這うような感覚が好きだったのですが、ECSTA PS71もがっちりしていてコーナリング時のフィーリングも良く、グリップ力も同じくらいあります。

しかも履き替えたらステアリングが良い意味で軽くなって、びっくりしました!」

走り出した瞬間の軽い動きはウチハラ氏も感じたようで、大満足の様子でした。

まとめ W保証とは?

リーズナブルなタイヤといえば「価格が先行して性能やフィーリングはいま一歩」というイメージが持たれがちですが、『ECSTA PS71』を体感してみると、その印象は過去のものだと実感するに十分な性能となっていました。

ECSTA PS71』は、欧州ブランドの高性能スポーツタイヤと遜色ない性能を持ち、しかも価格はぐっとリーズナブル。

コストパフォーマンスは抜群です。

タイヤブランドに大きなこだわりがなく、性能がきちんと備わっていて安心してクルマに乗れるタイヤが欲しい、というユーザーには、ベストで賢い選択と言っても良いでしょう。

もちろんメーカーもその性能に自信を持っており、だからこそ実現する特別な「保証」があります。

現在クムホタイヤジャパンでは、『ECSTA PS71』を購入したユーザーに向けて、

・タイヤ装着後に満足できなかった場合「タイヤ代金を全額返金」

・パンクなどでタイヤが使えなくなったら「新品タイヤ無料提供」

という、満足&安心の「W保証」を実施中です。

保証期間は購入後60日。保証内容や申請方法など、詳しい情報はクムホのホームページをご覧くださいね。

クムホタイヤジャパンW保証について

Text : Izuru Endo

Photo : Takanori Arima

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