本格的な欧州テイストの、完成度バツグンなボディキットを提案してくれるエアロパーツブランド、エアロオーバーから、ブランド初となるJB64Wジムニー用パーツが登場。その名も「G62(ジムニー)」です。実はこの商品はメルセデス・ベンツ AMG63をリスペクトしたキットで、その雰囲気を取り入れながら、エアロオーバーらしい遊び心やテイストをミックスさせたもの。ノーマル車高でもスマートな装いを獲得でき、アゲにもサゲにもハマる、オシャレで上品な街オフスタイルに仕上げることが可能です。
Photo：Yoshiyuki Ito / Text：Kenji Sakai
AMG63を彷彿とさせる外観
AMG63の雰囲気を再現しながら、オシャレな欧州テイストというエアロオーバーらしさを掛け合わせたのが、このG62。
ジムニー本来の、オフロード遊びというよりも、都会でオシャレに乗りこなしたいという街オフ派のジムニーオーナーに向けた提案です。
キットの一部である車名エンブレムは、ジムニー用ならG62、シエラ用ならG62Sというこだわりよう。
エンブレムの質感や書体も欧州の高級車感にこだわっており、ちらりと覗く遊び心も魅力です。
ディテールデザイン
フロントバンパーは欧州車の定番となっている、開口部を３つ連ねたスポーティな意匠。
しっかりとしたボリューム感で、Gクラス風の迫力も獲得できます。
また、フロントバンパーの両脇開口部には、LEDライトを付属。
デイライトなどと連動で点灯する光はホワイトでウインカー連動の光はオレンジです。
このオレンジの光は車体の内側から外側へと光が流れて点灯する、最新のシーケンシャルウインカーとなっています。
ボディ側面に貼り付けるだけとお手軽なサイドモールは、Gクラス風味を盛り上げるのにも効果的。
メッキ、ブラックメッキの2タイプからセレクトできます。
サイドステップは前後のオーバーフェンダーに差し込んで装着する仕組みで、しっかりと固定できるため安心です。
リアバンパーには、純正マフラーに対応するための切り欠きが設けられています。
また、このバンパーの装着には、LEDテールとリフレクター、バックランプを含むランプ類の別途装着が必要です。
ジムニー用のオーバーフェンダーは片側約8cmワイドで、装着するとシエラ純正とほぼ同サイズになるのが特徴。
ボディからの立ち上がりが急な角度となっており、メリハリと迫力あるワイドフェンダースタイルを満喫することができます。
特許技術採用の専用ホイール
ジムニー＆シエラ専用となるオリジナルホイール「KFW Mモーション」は、まるで欧州スポーツカーの足元のような、大きく大胆に反り返ったラフメッシュディスクがスタイリッシュ。
オフ系ホイールでは定番となるセンター部が突出した形状を避けるため、特許取得済みの独自構造で、センターボア部をフラットとしている点が画期的です。
カラーは、ジムニーが4色、現在開発中のシエラ用が2色の設定となっています。
迫力の両側サイド出しマフラー
G62専用となるオリジナルマフラーは、テールエンドがボディサイドの左右両側から突出するという激レア構成。
競技用のレーシングマフラー、エアロ装着車用の車検対応マフラー、エアロ未装着車用の車検対応マフラーという３タイプが設定されています。
またフロントパイプも設定されていて、こちらは手元のスイッチでバルブを開閉させることにより、マフラーの音量を変更できるのが特徴。
手動式、リモコン式の2タイプが用意されているので、住宅街などでの使用にもピッタリです。
カスタムを楽しむ独自の仕掛け
中央に黒くて細いカッティングフィルムをプラスし、メッキの輝きを抑えることでメリハリ感を演出したフロントグリルは、スズキ純正のSマークだけでなく、直径約11.5cmの丸型エンブレムであれば流用装着が可能な設計なので、自分だけのカスタムを楽しむこともできます。
タイヤごと覆えるスペアタイヤカバーは、タイヤの劣化を抑える意味でも効果的。
中央に飾られているエンブレムも、直径約11.5cmの丸型エンブレムなら装着が可能です。
まとめ
エアロオーバーでは現在、純正ボンネットの上に被せる形状のボンネットフードも開発中で、凹凸のあるシルエットや、先端のオーナメント型エンブレムなど、Gクラステイストを加速させるのに効果的なアイテムです。
パーツ単体での購入も、もちろん可能ですが、その完成度の高さを味わうためには、やはりフルキットでの装着がオススメ。
構造変更と乗用車ナンバーへの変更が必須となりますが、ジムニー好きはもちろん、AMGファンにもおススメのカスタムです。
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