今回は、WRカーのフルレプリカ仕様GRBインプレッサをご紹介!まさに完全コピーと言えるこちらのGRBは、WRCとインプレッサを愛するオーナーのこだわり満載です!あの「世界の新井」こと新井敏弘さんが競技車両に使うためのパーツ開発車両になったとか…!?

掲載日:2019.8/29

ワンオフ品も使い、完全コピー!

subaruスバルgrbインプレッサwrc
GRBのA型に乗るハンドルネーム”GRB-A555″さん。

ラ・アンスポーツのフルエアロを纏い、WRCをペター・ソルベルグが戦ったマシンのフルレプリカ仕様です。

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フロントで目を引くランプポッドは、オークションで購入したものを加工して装着。

あまり確認せずに購入したら、ダイハツ ストーリア用の物だったそう。

バンパーについているランプポッドもレギュラーラインナップにはないラ・アンスポーツのワンオフ品です。

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WRC仕様のボンネットにはダクトが無いため、冷却効率が落ちてしまうことを避けるように前向きインタークーラーが採用されています。

subaruスバルgrbインプレッサwrcこちらがダクトのないWRC仕様ボンネット

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オーバーフェンダーは貼り付けるタイプ。

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ホイールは。白のspeedlineのものを特注カラーで塗装。

タイヤは、このサイズとなるとスポーツタイヤはなく、ピレリのP1(205/65 R15)を履いています。

今後はラリータイヤを履かせようと考えているとのこと。

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屋根に取り付けられたベンチレーターとカメラはダミー。

ベンチレーターに関しては、実際に屋根に穴を開ける人もいるが、”GRB-A555″さんは「穴空けた瞬間に下取り価格が0円になる」と聞き、やめたそうです。

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ミラーはアライモータースポーツで制作。

なんと、新井敏弘選手が実際に競技で使うGRB用ミラーを開発する際に、このクルマが開発車両として使用されたというエピソードがあるとのこと。

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ウィングも当然レプリカ仕様。

完全再現するために、実際のWRカーと同じくカーボン繊維の目も縦型にされています。

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マフラーもラ・アンスポーツのオリジナル。

タイコを無くしストレート化された右一本出し仕様となります。

内装もまさにラリーカー!!

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TRUST Greddyのステアリングをセレクト。

グリップ部が細めで扱いやすいとのこと。

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sparcoのバケットシートは、横の視界をかなり遮りそうですが、ミラーを駆使したり、後は慣れでカバーできるとのこと。

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スピンターンノブ付きのサイドブレーキ。

延長部分はなんと自作だそうです。

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タブレットはカーナビ、左側のものはリアを映すカメラが繋がっています。

真ん中はTPチェッカーで、タイヤの空気圧と温度を表示。 右はレーダー探知機です。

 

レプリカインプレッサの今後は……?

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走行距離が17万kmを越える”GRB-A555″さんのGRB。

今後はエンジンやミッション等のオーバーホールを行い、30万kmを目指して行くとのこと。

基本的には維持していくことがメインとなるが、できればロールケージなどを投入し、より本物のWRカーに近いマシンへと仕上げて行くことが目標と語ってくれました。

スバルとWRCを愛した”GRB-A555″さんとGRBが今後どうなっていくのか、注目です。

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