マツダ ロードスターの4代目となるND型は2015年に発売され、2021年現在も販売中の2シーターオープンカーです。唯一無二の存在として世界中から高い人気を誇る、マツダ ロードスターの最新型を、ご紹介していきます。

Photo by Yarin Asanth

3度目のフルモデルチェンジ

出典:http://jp.mazdacdn.com/

1989年に初代ロードスターが登場してから3度目のフルモデルチェンジを受け、4代目ロードスターは、2015年に発売されました。

ロードスターといえば「人馬一体」と呼ばれる車との一体感、気持ちよさが最重視された車で、ドライバーの意思通りに操ることができる楽しさは、初代ロードスター(NA型)からの伝統として受け継がれています。

そして、その高い操縦性を実現する為に、ライトウェイトスポーツの代名詞とも言えるほど軽量化とハンドリングには、徹底的にこだわった造りが特徴です。

一方で、この頃のマツダは「スカイアクティブテクノロジー」と「魂動デザイン」という最新技術を中心に、新型車の開発を行っていました。

この伝統と最新技術の融合というところから、新型ロードスターの開発はスタートしました。

スカイアクティブテクノロジーでさらに磨かれた最新鋭の性能

出典:https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/driving/skyactiv/

先代ロードスター(NC型)は、RX-8とプラットフォームを共有し、3ナンバーサイズで登場しました。

その為、車重も歴代ロードスターとしては最も重い1,090kg~。この一回り大きくなったボディで、ライトウェイトスポーツらしい俊敏性を手に入れる為、エンジンも従来の1.8Lエンジンから大型化され、2.0LのLF-VE型へとスイッチします。

ND型へのフルモデルチェンジで、更に走りを追求する為の新しい専用プラットフォームが与えられ、徹底的な軽量化と「スカイアクティブテクノロジー」が導入された1.5L P5-VP[RS]型エンジンへのダウンサイジングが図られました。

これにより車重は、初代ロードスターと同等の990kg~となり、初代よりもダウンサイジングされたエンジンでもパワーとトルクは上昇し、131PS(96kW)、15.3kgf・m(150N・m)を達成しています。

魂動デザインで一新されたデザイン

マツダ ロードスター

出典:http://www.media.mazda.com/Access/index_j.html

マツダは2010年に「魂動デザイン」と呼ばれるデザイン哲学を発表し、生命の躍動感を表現したボディの作り込みを行っています。

一方でロードスターは、初代から続く丸みを帯びたシェイプボディがアイコンとなっていました。

これを「守るために変えていく」というキーワードのもと、エクステリアデザインにも大胆な変更が加えられます。

フロントマスクは精巧な顔つきとなり、ボディは奥行きのある曲線美を描く複雑な造形に変更。さらに、安定感を感じさせる路面に張りつくような低重心ボディと躍動感溢れるボディラインで、新たなロードスターらしさが表現されました。

リトラクタブルハードトップのロードスターRF

©Motors

発売当初は幌モデルのみのラインナップでしたが、2016年には電動リトラクタブル式ハードトップのロードスターRFを追加。RFには、欧米用ロードスターに搭載されていた2LPE型エンジンが搭載されました。

同モデルは単に幌モデルからの派生ではなく、ハードトップ化とエンジンの大型化によって運転に余裕が生まれ、全体的にジェントルな雰囲気を感じることができるロードスターとなっています。

主要スペックと中古車価格

マツダ ロードスター(ND5RC型 2015年式)
全長×全幅×全高(mm):3,915×1,735×1,235
ホイールベース(mm):2,310
車両重量(kg):990-1,060kg
エンジン仕様・型式:P5-VP[RS] 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量(cc):1496
最高出力:96kw(131ps)/7,000rpm
最大トルク:152N・m(15.3kgm)/4,800rpm
トランスミッション:6MT・6AT
駆動方式:FR
中古車相場:150万~350万円
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/grade/

 

マツダ ロードスターRF(NDERC型 2016年式)
全長×全幅×全高(mm):3,915×1,735×1,245
ホイールベース(mm):2,310
車両重量(kg):1,100-1,130kg
エンジン仕様・型式:PE-VPR [RS] 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量(cc):1,997
最高出力:116kw(158ps)/6,000rpm
最大トルク:200N・m(20.4kgm)/4,600rpm
トランスミッション:6MT・6AT
駆動方式:FR
中古車相場:180万~400万円
引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/roadster-rf/grade/


まとめ

出典:https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/design/

伝統あるロードスターの現行型にあたるND型は、伝統となる「運転の楽しさ」を表現するとともに、最新技術を取り入れた設計で、新たなライトウェイトスポーツとして今日も車を操る楽しさを提供し続けています。

誰もが「運転が楽しい」と表現するロードスターは、これからも名車として愛され続ける1台です。

 

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