空のF1として年々注目度を高めており、日本でも開催を控えている「レッドブルエアレース」。今回は3回連続の特集の第1弾としてエアレースの基本となる魅力をご紹介をしようと思います。
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迫力満点の飛行機レース「レッドブルエアレース」
世界初で唯一となる、戦闘機レース「レッドブルエアレース」が昨年に続き今年も日本で開催されます。
時速370kmで空を高速飛行する様から空のF1と呼ばれ、現在ヨーロッパからアメリカ、アジア。今後さらに広まっていくと思われ年々その注目度は高くなっています。
2016年は全8戦で争われ、日本では千葉県幕張でシリーズ第4戦が行われます。今季も世界的なモータースポーツイベントが国内で見られ、大きな盛り上がりを見せることでしょう!
自由自在に空を駆け回る爽快さが売り!
誰もが一度は憧れる空を自由に飛んでみたいという願いを目の当たりにできるレッドブルエアレースは、まるで夢が叶ったような気持ちにさせてくれます。
右に左にパイロンの間を駆け抜ける戦闘機はかっこよくて、爽快です!
速く飛んだやつが優勝!シンプルなわかりやすいルール
タイムアタックによって争われるエアレースは「空のF1」と言われるほどです。
しかし皆さんがご存知のF1とは違い、ライバルと直接レースする訳ではなく、1人ずつ順番にフライトを行いタイムを競うルールとなっています。
土曜日の予選日で出走順を決め、日曜日に行われる決勝では1対1で争われるトーナメント方式のようになっています。
全14名で争われる一回戦の「ラウンドオブ14」、2回戦の「ラウンドオブ8」、そしてそれらを勝ち抜いた4名が最終決戦である「ファイナル4」にて優勝を争います。
また1回戦で敗退したなかでも最速タイムを記録したパイロットが、敗者復活ということで2回戦に進出できるというルールは、エンターテイメント性に優れ見どころの一つとなっています。
最後に4名のみで争われる緊迫の「ファイナル4」で最速タイムを記録したパイロットが優勝。非常にシンプル!
F1ドライバー以上とも言われる強靭な身体を持つパイロットたち!
2016年のレッドブルエアレースに参戦する14人のパイロットは、レッドブルエアレース委員会から特別に発給されるスーパーライセンスを保持する世界屈指の凄腕ばかりです。
エアレースに参戦するまでのキャリアはというと、空軍から転身したり、エアアクロバティックを務めた優秀なパイロットばかり。
とんでもない速度で旋回、上昇、下降を繰り返し、およそ最大10Gにも上る重力に襲われ、これは一般人ならば簡単に気絶してしまうほど身体に大きな負担がかかります。
しかし鍛え上げられた強靭なパイロットたちはこれにも屈せず、正確なフライトで0.1秒を争い、人々に感動と興奮を届けています。
まさに命がけ限界フライト動画
予選という名の限界アタックにチームも家族もハラハラしています。
まとめ
次回はエアレースのもう少し楽しみ方と魅力をお伝えします。
また日本人として世界で人気を集めるパイロット、室屋義秀選手についても触れていきますよ!
どうぞご期待ください!