2017年9月にデビューを果たした4代目スイフトスポーツ(ZC33S)は先代同様、国産ホットハッチとして高い人気を集めています。さらに、新車で200万円を切る価格設定であることから、老若男女問わずオーナーが増加。そんな流れを汲んでか、奈良県に本社を構える老舗のチューニングパーツメーカー『Kansaiサービス』はユーザーのお手本とも言えるデモカーを製作!どんなデモカーに仕上がっているのでしょうか?ご紹介します!
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スイフトスポーツ(ZC33S)の魅力とは?
2017年9月、初代(HT81S)から数えて4代目となるスイフトスポーツ(ZC33S)がデビューを果たしました。
1トンを切る軽量ボディーに、1.4リッターターボエンジンを搭載。
熟成が重ねられたボディとサスペンションが相まって、走りを楽しめる貴重な国産ホットハッチとして人気を集めています。
そんなスイフトスポーツの魅力は何と言ってもコストパフォーマンスの良さ!
国産2リッタースポーツカーにも匹敵する性能を誇りながら、新車価格は200万円を切る183.6万円から設定されています。
また、カスタムカーベースとしても人気が高く、多くのユーザーがスイフトスポーツのカスタムを楽しんでいるのです。
Kansai Serviceとは?
奈良県奈良市に社屋を構える老舗チューニングパーツメーカー、株式会社Kansaiサービス。
2010年に現在のKansaiサービスに社名を変更し、元々は『ツインパワー』『HKS関西サービス』の屋号で谷田部最高速トライアルなどに挑み、過激なチューニングマシン製作を得意とするショップです。
1998年頃からサーキットアタックを開始。
筑波サーキットやセントラルサーキット、日本海間瀬サーキットと活動の場を広げるとともに、取り扱い車種も増やしていきます。
そして、GT-R系のハードチューナーというイメージが強かったKansaiサービスですが、近年ではスイフトスポーツを筆頭にロードスターやS660、86/BRZなどの国産ライトウェイトスポーツにも着手。
自社製とHKS製パーツを中心に車両開発を行なっており、ユーザーが真似しやすいデモカーを製作しています!
Kansaiサービス スイフトスポーツ(ZC33S)の特徴
Kansaiサービスのデモカーの特徴は、前述にある通り「誰でも真似できる」仕様で、自社製だけでなく他社製パーツもバランスよく組み込み、ユーザーのお手本となるデモカーに仕上げています。
派手なエアロパーツで魅せるのではなく、Kansaiサービスらしい中身のチューニング、カスタムに拘った仕様。
タービンや排気系を中心にパワーアップが図られ、スポーツ系のサスペンションと機械式LSDも組み合わされて、オールラウンドで楽しめる事が特徴の1台です。
Kansaiサービス スイフトスポーツ(ZC33S)の装着パーツをご紹介!
パワーを絞り出すタービンキット
Kansaiサービスのスイスポには、HKSのスイフトスポーツ(ZC33S)用GTⅢ-FXスポーツタービンキットが装着されています。
HKSハイパワーマフラーSPEC-L、HKSメタルキャタライザーの組み合わせに、KansaiサービスオリジナルのスポーツECUでセッティングを合わせ込むことで、パワーは純正比47馬力アップの187馬力。
トルクは9.1kg-mアップの32.5kg-mを発生し、純正では味わうことができないパワフルな走りを誰でも楽しむことができる仕様となっています。
HKS GTⅢ-FX スポーツタービンキットの詳しい情報を見る
スポーティなインテリアを演出するフロアマット
インテリアにはKansaiサービスオリジナルのスイフトスポーツ(ZC33S)用「フロアマット」を敷きます。
フック穴と裏面に滑り止めを装備し、ずれを防ぐと共に高級感ある厚手の生地を採用。
燃焼性試験(FMVSS NO.302)においても燃焼性に問題はなく、安全性の高いフロアマットとなっています。
さらにマットへのダメージを軽減することを目的に、運転席側のペダル下部には大型のヒールパッドを装備。
フロントマットのドア側には、Kansaiユーザーであることをさりげなくアピールできる刺繍が施され、ドレスアップ効果も抜群です。
Kansai Service フロアマットの詳しい情報を見る
サーキット走行の必需品、牽引フック
Kansaiサービス製のスイフトスポーツ(ZC33S)用「フロントフック(可倒式)ボールロックタイプ」です。
0~90度がワンタッチで可倒し、固定できるボールロックタイプの牽引フックとなっています。
フック部はロストワックス製法、エクステンション部はスチールからの削りだしで製作されており、十分な強度を確保。
サーキット走行では万が一のトラブル時に必ず必要になるため、スポーツ走行を楽しみたいユーザーは、速さを求めるチューニングと共に、安全装備としてつけておくべきパーツの1つです。
シフトチェンジが楽しくなるシフトカラー
CUSCO製のアルミシフトカラーです。
シフトケーブルを固定するブラケットのゴムブッシュマウントをアルミ製カラーにすることで、カチッとしたリニアで正確なシフト操作を可能にします。
ギア抜けやシフトミスを抑制し、軽快で小気味良いシフトフィーリングを実現!
毎日のドライブが楽しくなること間違いありません。
未来感を演出する追加メーター
Kansaiサービスのスイスポに装着されているメーターは、TRUSTから発売されている追加メーター、Sirius Visionが付いています。
無機ELを用いた自発光式透過型がもたらす先進的な追加メーターで、透過型のため目線の高さに近い位置に配置することが可能です。
ブースト、水温、油温、油圧、燃圧、電圧、汎用圧力、汎用温度1、汎用温度の表示が可能となっており、その中から表示したい項目を選択することができます。
バー表示、デジタル表示をそれぞれ 別項目に設定することで、最大2項目まで同時に表示することも可能!!
従来のアナログメーターとは違い、デジタル表記とすることで、未来的な雰囲気を演出してくれるので、インテリアに個性を出すにはうってつけのアイテムと言えます!
まとめ
今回はカスタムカーベースとして注目を集めているスイフトスポーツ(ZC33S)をベースに、Kansaiサービスが手がけたデモカーをご紹介しました!
ワンオフパーツではなく、誰でも真似できる仕様というのがミソで、街乗りやサーキットなどスイフトスポーツを楽しむ上でのアフターパーツが投入された、ユーザーのお手本となる1台です。
Kansaiサービスのスイフトスポーツには他にも多くのパーツが装着されているので、気になる方は是非チェックしてみてくださいね!
Kansaiサービス スイフトスポーツのデモカーページを見る
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