レーシングドライバーになる方法。現役ドライバーを参考に、どうすれば夢に近づく事が出来るのか・・・調べて見たら数パターン見つかりました。今回はエリート編。

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そもそもエリート・レーシングドライバーって?

出典:http://yukinemoto.com/

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ここでは、幼少期からカートで才能を見染められて、トントン拍子にステップアップしたドライバーの事をいいます。(将来的に成功したか失敗したのかは関係なく)

注意点としては、

当たり前ですが、エリートは人より数倍努力しているし、目的(プロ)意識も段違いに高いです。
ずっとトップを走り続けている必要があるので大変です。

ここで、どうせ金でしょ?

とか思う人はそもそも諦めた方が良い。苦しいだけだから・・・

 

実際、エリートドライバーはどのようなキャリアを歩んできたのか?

2005年~2015年まで、数10人のレーシングドライバーのパターンから分析してみました。

 

キャリアのスタートは皆同じ・・・カート

出典:http://www.kart.jp/

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なるべく早いうちに始めるのが良いでしょう。ここでの一番の問題は、親の協力を得る事!

走れば走る程、上手くなるのは間違いありません。

早い人は、6歳~始めています。

でも、安心して下さい。12歳から始めても大丈夫です。

結論としては、15歳~17歳までに全日本チャンピオンになる事が出来れば良いのです。

 

メーカー主催のレーシングスクールという名のオーディションを受ける。

エコカーってなに?今流行りのエコカーについてまとめました。

全日本チャンピオンになっていれば、自然と声がかかるでしょう。

トヨタ主催のFTRSに行くか、ホンダ主催のSRS-Fに行くかは自由です。

今なら、F1に行ける可能性が高そうなのはホンダでしょうか?
F1を目指すのか、スーパーGTやスーパーフォーミュラを目指すのか・・・後々の事を考えて、選びましょう。

参加人数は、選ばれし10~20人。

当然、ここではスカラシップを勝ち取る必要があります。

 

FIA-F4に挑戦する

出典:https://fiaf4.jp

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順調に来ていれば、16歳くらいでしょうか?

メーカーのスカラシップでFIA-F4に乗ります。今一番盛り上がっているカテゴリーです。
参加台数は、30台以上です。

メーカーが、自分に1000万円以上投資してくれている。そんな感覚が大事だと思います。

2年以内に、結果を出しましょう。若手はどんどん、後ろから迫ってきますよ。

 

運命の分かれ道。世界に挑戦するか?国内に残るのか・・・?

出典:http://sodamasahito.com/works/capeta

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順調なら、18歳ですね。まぁ20歳くらいまでなら全然大丈夫でしょう。

順調に来ていれば、次はF3に乗る事になります。

もし、あなたが「F1」を目指しているのなら・・・ここで世界に飛び出すのもありでしょう。

スーパーGTやスーパーフォーミュラが目標なら、全日本F3選手権になる事でしょう。

1年間、全日本F3選手権に出場して世界に行くという方法もあるかも知れません。

 

今、あなたはどこにいますか?世界?国内?

世界を目指して飛び出してしまえば・・・それはそれは大変でしょう。
(好きな事にのめりこんでいれば大変とは感じないらしいが。)

出典:http://www.f1fanatic.co.uk/

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ヨーロッパのF3選手権やジュニアフォーミュラからのチャレンジになる事でしょう。
本当に実力勝負の世界。早さはもちろんの事、言葉の壁、お金を集める事も才能の一つと捉えられている事でしょう。

ここで失敗しても国内カテゴリーに戻ってくればいいのです。思いっきりチャレンジしましょう。

出典:http://ef3g.exblog.jp/

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国内を選択するのも悪くありません。どちらにせよ厳しい道なのです。

全日本F3選手権も2年以内に結果を出せなければ、下から上がってくる若手に簡単に追い越される事でしょう。
ここまで来ると、人間性もかなり重要になってきます。

スカラシップでワークスチームで走れる期間はとても短い。ここでの頑張りが将来に影響してきます。

どちらを選んでも、エリート街道に失敗は許されません。常にトップアスリートと同じ境遇なわけです。

 

夢のトップカテゴリーへ!!

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世界挑戦を選択したあなたは、苦しんでいるかも知れません。
結果を出し続ける必要と、お金を集めるという仕事が必要だから。

GP3やGP2等を経験し、25歳くらいまでに「F1」へ行く必要があります。国内メーカーの後ろ盾がない状況ではかなり厳しい事が予想されますが、そこを覆すことすら楽しめなければなりません。

お金なんか、頭を使えば幾らでも集められるのだから・・・とにかく、あなた自身が速い必要があります。

出典:http://ms.toyota.co.jp/jp/sf/

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国内を選択した、あなたも大変です。全日本F3選手権を2~3年で卒業し、スーパーフォーミュラとスーパーGTへステップアップする事が最大の目標となっているはずです。

メーカーのバックアップがあるのでしばらくは・・・お金の心配はしなくてよさそうです。
クビにならない様に速さを磨き続けましょう。

 

実際、ここまで来るのにお金が幾ら掛かるかも大事なわけで・・・

全日本カートは、年間約300万円~1000万円とも言われています。(メーカー契約で逆に収入も得られているドライバーもいます。)

もちろん、スポンサー活動が実れば負担は軽減されます。メーカーのワークスドライバーになれるように頑張るのもいいでしょう。

スカラシップさえ、勝ち取ってしまえば・・・多分、しばらくはマシンを壊し続けなければ大丈夫な気がします。

世界に挑戦となると・・・持ち出し金額がF1直前までに2~5億円位?かかる事を覚悟しなければなりません。

レーシングドライバーの年収も気になるわけで・・・

国内トップカテゴリードライバーは・・・噂では1億円以上プレイヤーがいるとかいないとか。。

F1まで行くともう・・・よほどの事がない限りは、10億円プレイヤーです。チーム事情等によりますが、ここまで来れれば自分の生活に困る事はないでしょう。だって、自分で稼げるようになってる・・・ハズ。

まとめ

レーシングドライバーになるイメージは出来ましたか??

あとは、行動あるのみ。99%は失敗します。諦めなかった者だけが最後に勝つのです。

さぁ、始めよう・・・

 

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