運転中、ワイパーを使用した際にビビリ音が発生したことはありませんか?正常に作動しているワイパーであれば、そのような音が発生することはありません。今回はワイパーのビビリ音が発生する原因は何か、そしてそうなった場合の対処方法はどうするべきかについて紹介します。ビビリ音で悩んでいる方も、そうでない方も知っておくと便利です。
ビビリ音の原因はゴムの劣化とガラス面の汚れによるものが多い
ビビリ音の、よくある原因の1つがワイパーゴムの劣化です。
外部環境に晒されているワイパーは、ゴム部分に経年劣化が必ず起きます。
そうなるとゴムが硬くなってしまい、ガラス面にワイパーゴムが引っかかる形となってビビリ音が生じるのです。
ちなみに、ワイパーゴムの交換スパンは1年ごとが推奨されています。
また、ヒビリ音の原因は、ゴムの劣化だけではなく、フロントガラス表面の状態も疑いましょう。
フロントガラス上に油膜が形成されていたり埃が載っていたりすると、それらが障害物・異物となってワイパーが動いた際にビビリ音を発生させるのです。
また、フロントガラス表面に撥水コーティングが施されている場合は、ワイパーゴムもそれに対応するものでないと、ビビリ音を起こす原因となります。
さらに、上述したワイパーゴムとフロントガラス表面に起因した原因に加えて、ワイパーブレード側の要因も考えられます。
ワイパーブレードが何らかの原因で曲がってしまったことで、フロントガラス面との接触角度が本来の角度から変化してビビリ音を発生させることもあるのです。
ビビリ音の対策方法
ビビリ音の対策方法は、特に難しくはありません。
例えばワイパーゴムの劣化が原因であればワイパーゴムを新品に交換する、フロントガラス表面の問題であればガラスクリーナーなどを活用してフロントガラス表面の汚れを取り除き、ブレードが曲がっているのであればブレードを交換しましょう。
撥水コーティングがなされている場合にはそれに適したワイパーゴム・ブレードを選ぶこともお忘れなく。
ポイントとしては、できるだけお金をかけない方向で対策することです。
ビビリ音が出たら、一度フロントガラスを水洗いやガラスクリーナーで綺麗にしてからもう一度ワイパーを使ってみましょう。
それでも音が出たら、ワイパーゴム・ブレードを新品にしてみてください。
まとめ
今回はワイパーを使った時にビビリ音が発生してしまう原因について、その対策方法と合わせて紹介しました。
ワイパーのビビリ音は経年劣化によるものと汚れなどが原因となるものに大きく分けられます。
定期的に洗車をして常にクルマを綺麗にしておくことも立派なビビリ音対策と言えるでしょう。
ただし、ワイパーゴムなどは消耗品なので、古くなったと感じたら、できるだけ早いタイミングで新品に交換することが大切です。
Motorzではメールマガジンを配信しています。
編集部の裏話が聞けたり、最新の自動車パーツ情報が入手できるかも!?
配信を希望する方は、Motorz記事「メールマガジン「MotorzNews」はじめました。」をお読みください!