「夢への挑戦」を体現したGT500クラスへの挑戦!今後の活躍に益々期待できるGT500編!

2011~2013年 WedsSport ADVAN SC430 荒聖治/アンドレ・クート 組(2012~2013年)

出典:https://supergt.net/

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14年の長きにわたってGT300クラスに参戦したレーシングプロジェクトバンドウが、ついにGT500クラスへの参戦を開始したのは2011年。

1998年から一貫してトヨタ系のマシンを使用してきただけに、夢への挑戦に選んだマシンはレクサスSC430です。

フォーミュラニッポンと共通の3.4リッターV型8気筒自然吸気エンジンを搭載。

全く未知数のポテンシャルに期待が集まりましたが、やはり最高峰カテゴリーであるGT500クラスへの挑戦は甘いものではありませんでした。

参戦初年度は3位表彰台を1度獲得するも、シリーズランキングは15台中13位。

2012年からは荒聖治/アンドレ・クート 組となり3位表彰台を2度獲得。

しかしその他で良い結果を残す事ができずにシリーズランキングは17台中9位にとどまっています。

2013年もランキング13位に沈んでしまいますが、この時期の悔しい経験が後のGT500クラス初優勝に繋がっていったのではないでしょうか!

 

2014年~現在 WedsSport ADVAN RC F 関口雄飛/国本雄資 組(2016年)

出典:https://supergt.net/

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DTMとのレギュレーション共通化が決定されたことで、それまでのSC430から新型RC Fにマシンチェンジされた2014年。

ドライバーラインナップも一新されて脇阪寿一/関口雄飛 組となりました。

エンジンがスーパーフォーミュラと共通の2リッター直列4気筒ターボエンジンになり、モノコックも各車共通になる等の大幅なレギュレーション改正が実施された事で、マシンデリバリーが大幅に遅れてしまいます。

その影響からか、2014年の序盤戦は大苦戦。

後半戦から2015年シーズンに向けて少しずつ速さを増してくるものの、2016年第6戦まで表彰台はゼロ。

夢への挑戦がついに実を結んだのは10月9日に開催された第7戦タイでした。

関口選手の果敢なアタックによって見事ポールポジションを獲得し、決勝でもファステストラップを記録しながら首位を突き進みます。

レース後半も安定した速さを見せた国本選手がそのまま逃げ切り、悲願であったレーシングプロジェクトバンドウのGT500クラス初優勝を果たしたのです!

関口選手にとってもGT500クラス初優勝で、間違いなく記憶に残る勝利となることでしょう。

 

まとめ

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GT500・GT300の両クラスに参戦し、ついに念願のGT500クラス初優勝も成し遂げたレーシングプロジェクトバンドウ。

チーム力によるマシンの熟成もさることながら、20代の若手で構成されたドライバーラインナップは今後の活躍を期待させる要素満点です!

今年で参戦20年目を迎えたGTの名物チームはこれからもモータースポーツを盛り上げ続け、数々の名レースを演じてくれる事でしょう。

みなさんも是非注目してみてくださいね!!

 

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