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歴代フェラーリF1マシン振り返り!これを読めば進化がわかる。ロッソと跳ね馬は勝利のシンボルなのだ!

F1を象徴する名門チーム「フェラーリ」。出走、優勝回数は歴代トップ。これまで数多くのマシンを製造し、プロスト、ラウダ、ジル、アレジ、シューマッハなど名ドライバーを擁し人気を博してきました。そんなフェラーリF1の印象に残るマシンと共に、車体の進化を追っていきましょう。

Photo by Tomohiro Yoshita

Photo by Tomohiro Yoshita

皆さんはどの年代のF1が好きですか?

F1を象徴する名門チーム「スクーデリア・フェラーリ」

出典:https://en.wikipedia.org

イタリアの自動車メーカーであり、世界的にも絶大なブランドを誇るフェラーリ。

レースや車に興味のない人も一度は耳にしたことのその名は、2012〜13年までの世界で最もパワフルなブランドという経済調査で堂々の1位を獲得したことがあるほどです。

この知名度を獲得するに当たってフェラーリはレース、すなわち世界最高峰の自動車競技「F1」で活躍することで名を馳せてきました。

F1が始まった1950年以来数多くのマシンを作り続け、ファンに愛されてきた往年の名車を一部ではありますが、ご紹介したいと思います。

 

初の王座に輝いた1952年「500F2」

出典:http://a2goos.com

F1の創成期に当たる1950年代。

1952年に初めてアルベルト・アスカリがドライバーズタイトルを獲得し、フェラーリにとって記念すべきマシンとなった「500F2」。

1952年のF1は参戦台数が少なくなるという懸念があり、F2の車両で世界選手権が行われるという異例のシーズンでした。

もとはF2の車両として開発されていたために、マシン名に記されることとなりました。

翌年も改良を重ねながら使用され、2年連続で王座を獲得。

「500 F2」マシンスペック

エンジン形式:直列4気筒DOHC

排気量:1984cc

車重:560kg

最高出力:185ps

近年のF1の姿が想像もつかない大昔から、活躍してきたフェラーリのマシンは一体どのように進化を遂げてきたのでしょうか?

 

葉巻型マシンの進化「フェラーリ158」

出典:http://www.thescuderia.net/

出典:http://www.thescuderia.net/

1964年にジョン・サーティースがドライバーズ、コンストラクターズの二冠を達成したマシン「フェラーリ158」。

その見た目から葉巻型と呼ばれ、当時のF1ではこのような形が主流となっていました。

形こそ1950年代と比較してもそれ程違いが見えませんが、実は先ほど紹介した「500F2」の重量から約100kgも軽量化され、よりパワフルなエンジンを搭載。

フォルムから大きな違いは見えにくいかも知れませんが、空気抵抗を減らすためにボディもスリムになっています。

またこの「フェラーリ158」はアメリカGPとメキシコGP限定で青いカラーリングが施されたことがあり、フェラーリの歴史の中でも珍しい1台として知られています。

出典:http://www.modellismo.net

フェラーリ「158」マシンスペック

エンジン形式:90度V型8気筒 DOHC

排気量:1489cc

車重:468kg

最高出力:210ps

 

映画「RUSH」でもお馴染み!?ニキ・ラウダが駆った「312T」

出典:https://primotipo.com/tag/luca-di-montezemolo/

F1映画「RUSH」にも登場した「312T」はニキ・ラウダによってタイトルを獲得したマシンとして知られています。

この時代付近からはこれまでいかに空気抵抗を減らすかという考え方が変わり、反対に空気の力を利用してマシンを下に押し付ける力「ダウンフォース」が注目を浴び、大きなウィングを搭載するようになりました。

一目瞭然の進化を遂げているのはそのためで、いつしか葉巻型のマシンは絶滅していました。

この「312T」は徐々にバージョンを変えながら5年間に渡って使用され、通算27勝、3度のドライバーズタイトル、4度のコンストラクターズタイトルを獲得するという圧倒的な強さを誇りました。

フェラーリ「312T2」マシンスペック

エンジン形式:180度V型12気筒DOHC※

排気量:2991cc

車重:575kg

最高出力:495ps

※水平対向と表記される場合もあるが、機構上、厳密にはV型

 

ジル・ヴィルヌーブと時代を魅了した「フェラーリ126C2」

出典:http://sa8.aerokuzbass.ru/ferrari-126-c2.php

カミソリのように薄いウィングと低くなった車高が特徴的な「フェラーリ126C2」。

この1982年には、当時フェラーリのエースとして大活躍していたジル・ヴィルヌーブを事故で亡くすなど大きな困難に直面し、そのチームメイトであったティディエ・ピローニも事故で両足骨折などで戦線離脱。

しかし後任を合わせて計4名のドライバーが健闘し、見事にコンストラクターズタイトルを獲得。

このマシンに刻まれた「27」という番号は、かつてはフェラーリにとって不振の象徴とされていましたが、ジル・ヴィルヌーブらの活躍により偉大な番号としてファンに愛されるようになりました。

フェラーリ「126C2」マシンスペック

エンジン形式:120度V型6気筒ターボ

排気量:1496cc

車重:575kg

ミッション:5MT+バックギヤ1

最高出力:580ps(予選用では720馬力あったことも)

 

まだまだ続くフェラーリF1マシン。

次のページでは、プロストが、アレジが、ライコネンが、そして、赤い皇帝シューマッハのマシンが登場します。

 

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Writer Introduction
shunsuke_kawai

モータースポーツライターをさせて頂いております、河合俊佑です。10代にF1の魅力にハマり、以後フォーミュラレースに憧れを抱く。大学時代は自身でカート活動を始め、モータースポーツの面白さを体感し、魅力を伝える事を志しています。少しでもモータースポーツを楽しく、分かりやすく伝えられるよう取組んで参ります。宜しくお願い致します。

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