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レーシングカーの秘密を大公開!連載企画、レーシングドライバー根本悠生の新たな挑戦!第3回「-ランボルギーニ・ウラカン・スーパートロフェオとは?-」

皆さんこんにちは、レーシングドライバーの根本悠生です。Motorzさんでの連載企画「根本悠生の新たな挑戦!10代最後の夏に、憧れのあの車に乗る!」。第3回の今回は、僕がイタリアGTで乗っている車両「ランボルギーニ・ウラカン・スーパートロフェオ」をご紹介。”実際どんな車なの?” “GT3じゃないの?”等皆様の疑問にお答えします!

車両解説1

Photo by Photo 4

ランボルギーニ・ウラカンってどんな車?

出典:https://www.lamborghini.com

出典:https://www.lamborghini.com

2014年3月にジュネーヴショー2014にて正式に発表されたランボルギーニの最新モデルが「Huracán-ウラカン-」です。

ランボルギーニ最大のヒット作となった「Gallardo-ガヤルド-」の後継モデルとして発表されたウラカンは、過去に「アヴェンタドール」やランボルギーニ初のSUV「ウルス」、世界で3台しか存在しない超限定スーパーカー「ヴェネーノ」などのデザインを手がけたフィリッポ・ペリーニ氏によるデザイン。

V型10気筒エンジンをミッドシップに搭載し、駆動方式は4WD。

ランボルギーニとしては初めて7速デュアルクラッチトランスミッションを採用。前モデルのアヴェンタドールでは変速時のショックが多少大きかったのが印象的でしたが、今回のウラカンではより自分の意思に合ったタイミング、そしてよりスムーズな変速ができるようになりました。

もし乗り比べる機会があれば!!変速時のフィーリングの違い、体感してみてください。

 

ウラカン・スーパートロフェオの心臓部は強烈!

Lamborghini Huracan Engine

出典:http://www.yukinemoto.com/

さて、ここからは僕がイタリアGTでドライブした「Lamborghini Huracán SuperTrofeo」のご紹介をしていきたいと思います。

まずはエンジン。市販車のエンジンをベースにレース仕様にチューンされています。

5.2リッターV型10気筒NA。そのパワー、実に620馬力!

イタリアGTではレギュレーション上、リストリクターによって制限されていますが、それでもおよそ530馬力。

ピットエンドでアクセルをラフに踏み込むと簡単にホイルスピンしてしまいます。

それにしても加速時のパワーは本当にすごいです。飛行機の離陸開始時と同じくらいですかね?

 

見た目は市販車ベースだがその作りはまるでフォーミュラ?!

車両解説2

Photo by Photo 4

実はこの「Lamborghini HURACÁN SuperTrofeo LP620-2」というマシンは、フォーミュラのF3でお馴染みのダラーラが設計・製作に関わっています。

そしてランボルギーニ自身も、カーボン素材の開発・市販車への導入を積極的に行ってきたメーカー。

初めてランボルギーニがカーボン素材を市販車に導入したのが33年前(1983年)ということからもその熱量の高さが伺えます。

そんな”ランボルギーニとダラーラ”という強力なタッグによって生まれたウラカンスーパートロフェオは、フォーミュラしか経験の無かった自分でもスムーズに乗りこなすことができる、とてもドライブアビリティの高い車両になっています。

では皆さん、そんな”箱車のレーシングカー”の骨格がどうなってるか、ご存知ですか?

Lamborghini SuperTrofeo Machine1

出典:http://www.yukinemoto.com/

こちらはVSR(Vincenzo Sospiri Racing)のファクトリーに(文字通り)転がっていた、ウラカン・スーパートロフェオのモノコック。

前から見た図は市販車のルックスとほぼ変わりませんね。

ウラカン独特のルーフの低さ、そしてルーフに向けたAピラーが綺麗な流線型をしているのが分かります。

では後ろから見るとどうでしょうか?

ウラカンお尻

出典:http://www.yukinemoto.com/

中々見ることの無いモノコックのみの状態だからこそ分かる構造。

そうなんです。市販車のようにリアタイヤの所までメインフレームが伸びているわけではなく、モノコックから後ろはパイプフレーム構造になっているんです!

これ、実は数多くのフォーミュラカーと同じ仕様。

僕が今年KCMGから参戦しているFIA-F4の車両も、モノコック+パイプフレームという構造になっています。

ご存じでしたでしょうか?ちなみに僕はイタリアのファクトリーに行くまで知らなかったです。ナイショにしておいてください。

ウラカン・スーパートロフェオはGT3車両ではないものの、”生粋のレーシングカー”であることがお分かり頂けるかと思います。

 

まだまだ続くランボルギーニ・ウラカン・スーパートロフェオの大解剖!

次のページでは、外装の秘密と、車内の秘密を大公開します!

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Writer Introduction
yuki_nemoto

レーシングドライバーの根本悠生です。 2016年はF4 JAPANESE CHAMPIONSHIP CERTIFIED BY FIAにKCMGより"東京トヨペット GUNZE KCMG"として参戦。"身近なレーサー"をモットーにモータースポーツを盛り上げるべく活動しています。http://yukinemoto.com/

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