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車の性能を使い切って走る楽しさ!トヨタのボーイズレーサー、ヴィッツ歴代モデルを振り返り!

スタ-レットの後継車種として活躍し庶民の乗用車としてはもちろん、モータースポーツの世界で大活躍しているのがこのヴィッツです。現行モデルは3代目として現在も販売されており、今後もさらにトヨタ自動車のコンパクトカ-として活躍する事間違いなしの1台。そんな、モータースポーツと共に歩んで来たヴィッツの歴史を振り返ってみましょう!

 

出典:http://photomany.com/hashtag/evanscoolant

 

 

 1999年に登場!初代 ヴィッツ

 

出典:http://toyotagazooracing.com/archive/gr/detail/3767736/

 

1999年に初代ヴィッツは発売されました。

ヴィッツはスタ-レットの後継車種としてデビュ-した車です。

発売当初は1.0リッタ-直列4気筒DOHC16バルブ1SZ-FE型エンジンを搭載した、軽自動車よりワンランク上の車として売り出されていましたが、モデル後期にはスポ-ツモデルである「RS」が登場します。

そして1999年~2000年の日本カ-オブザイヤ-を、同社が販売するプラッツ・ファンカ-ゴと並んで3車種で受賞したのです。

それに続いて欧州カ-オブザイヤ-も受賞しており、従来からトヨタ自動車として販売上位であったカロ-ラを抑えて販売台数第1位となりました。

また、2000年にはトヨタ自動車の全面バックアップの下、ヴィッツレ-スがスタート!

当時アルテッツアと共にネッツカップと称され、一般公道を走行できるナンバ-付き車両によるレ-スである事がレギュレ-ションに組み込まれました。

もちろん、ナンバ-付き車両である以上、保安基準に適合しなければならず改造範囲が非常に狭かったので、レースに掛かるコストが安い為、初心者に最適なレ-スとして注目されていました。

2000年式 ヴィッツRS(CBA-SCP10)のスペック

全長×全幅×全高(mm):3660×1660×1500
ホイールベース(mm):2370
車両重量(kg):890
エンジン型式:2NZ-FE
エンジン仕様:直列4気筒DOHC
総排気量(cc):1500
最高出力:87ps(64kW 86hp)/6000rpm
最大トルク:12.3kgm(121Nm)/4000rpm
トランスミッション:AT/5MT
駆動方式:FF
中古相場価格:10,000〜68,0000 円

 

初代に比べて大型化した2代目 ヴィッツ

 

出典:http://toyotagazooracing.com/archive/gr/detail/3767736/

 

2005年にモデルチェンジを果たしたヴィッツは、初代とは大きく印象が変わりました。

初代ヴィッツはスタ-レットの延長のようなイメ-ジでしたが、2代目ヴィッツはボディが大型化しています。

プラットフォ-ムが変更されており、全幅が5ナンバ-サイズとしてはギリギリである1695mmとなったのです。

また、ボディが大型化された事で安全性能が向上しており、衝突試験速度を先代モデルの50km/hから55km/hへ引き上げる事に成功しました。

エンジンはダイハツ工業製造の、1.0リッタ-直列3気筒DOHC12バルブ1KR-FE型エンジンと1.3リッタ-直列4気筒DOHC16バルブ2SZ-FE型エンジンを搭載。

スポ-ツグレ-ドであるRSには、トヨタ自動車で開発を行った専用エンジンが搭載されました。

そんな2代目ヴィッツも先代ヴィッツに引き続き、モ-タ-スポ-ツの世界で活躍しています。

しかし、ヴィッツワンメイクレースは登竜門カテゴリ-という状況が一変。

低出力&FFというコンセプトで、乗りこなす技量が無ければ勝てない程のレ-スへと進化しました。

それに伴って、SUPER耐久シリ-ズにST-5クラスが新設。

ST-5クラスは1.5リッタ-以下NAエンジン搭載車両がエントリ-可能なクラスで、それまで鈴鹿クラブマンレ-スなどで活躍していたヴィッツや、同じ車格であるフィットやデミオが参戦可能なクラスです。

そんなクラス新設直後はクラブマンクラスの延長というレッテルを張られていましたが、次第にトップドライバ-も参戦するようになっていきます。

そしてモデル末期にはフィットRSの参入もあり、ST-5クラス全体でレベルの高いレ-スを繰り広げ、盛り上がりを見せています。

 

2005年式 ヴィッツRS(DBA-NCP91)のスペック

全長×全幅×全高(mm):3800×1695×1520
ホイールベース(mm):2460
車両重量(kg):1040
エンジン型式:1NZ-FE
エンジン仕様:直列4気筒DOHC
総排気量(cc):1500
最高出力:110ps(81kW 108hp)/6000rpm
最大トルク:14.4kgm(141Nm)/4400rpm
トランスミッション:AT/5MT
駆動方式:FF
中古相場価格:10,000〜1300,000 円

 

歴代最強!?3代目 ヴィッツ

 

出典:http://toyotagazooracing.com/archive/gr/detail/3767736/

 

2010年にはフルモデルチェンジが行われ、3代目ヴィッツが発売されました。

この3代目ヴィッツは、ボディデザインや空力パ-ツの効果で低燃費と高速走行時の操縦安定性が、先代モデルよりも優れています。

また、ボディのアップグレ-ドとして全長が延長されました。

ボディサイズは先代モデルの時点で5ナンバ-サイズの限界であった為、現状維持となっています。

エンジンは先代に引き続いて1.3リッタ-エンジンをダイハツ工業と共同開発。

1.0リッタ-エンジンとRSに搭載されている1.5リッタ-エンジンは先代から引き継がれ、RSはモ-タ-スポ-ツでもこの1.5リッタ-エンジンで戦っています。

そして、新開発の1.3リッタ-エンジンではDual VVT-iが採用されました。

トランスミッションはモ-タ-スポ-ツで使用する「RS」以外のグレ-ドで全てCVTのみになっています。

その後、2013年にはGAZOO Racingが開発した販売台数限定チューニングモデル「Vitz GRMN Turbo」を発表し、インターネットでの予約注文限定(200台限定)で販売されました。

また、3代目ヴィッツはモデルチェンジ直後から先代ヴィッツ同様にワンメイクレ-スが開催中で、関西シリ-ズ・関東シリ-ズ共にレベルの高いレ-スが毎戦繰り広げられています。

そして現在も、上位グル-プにはトヨタディ-ラ-が雇ったプロレ-シングドライバ-のエントリ-もあり、かつてのような登竜門カテゴリ-とは言い難い難関カテゴリ-となっているのです。

もちろんSUPER耐久シリ-ズではST-5クラスにおいて継続参戦。

さらにヴィッツタ-ボでST-4クラスに参戦(ターボエンジンの為)し、上位には入れないもののポイント圏内には食い込んでいます。

 

2010年式 ヴィッツRS(DBA-NCP131)のスペック

全長×全幅×全高(mm):3930×1695×1500
ホイールベース(mm):2510
車両重量(kg):1030
エンジン型式:1NZ-FE
エンジン仕様:直列4気筒DOHC
総排気量(cc):1500
最高出力:109ps(80kW 108hp)/6000rpm
最大トルク:14.1kgm(138Nm)/4400rpm
トランスミッション:5MT
駆動方式:FF
中古相場価格:290,000〜2980,000 円

 

まとめ

 

いかがでしたか?

今回はトヨタのコンパクトカ-として人気のヴィッツを振り返ってみました。

普段乗りの庶民の足として使われる反面、モ-タ-スポ-ツの世界では今でも現役で活躍する車種だという事が分かると思います。

初代ヴィッツの頃はスタ-レットの延長のようなイメ-ジでしたが、徐々にボディも大型化。

モ-タ-スポ-ツの世界では、フィットやデミオに負けないように頑張っているコンパクトスポ-ツの1台です。

 

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Writer Introduction
Kou

好きな車の仕事がしたくて自動車ライタ-をさせて頂いています。レ-スやスポ-ツカ-など、モ-タ-スポ-ツが特に興味があり色々なテ-マで楽しく書かせて頂いています。

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