ノーマルでは走行中に大きく制約される純正ナビの機能を「解放」し、同乗者を退屈から解放して快適性向上、ドライブの質の向上に大きな役割を果たす、自動車アフターパーツ総合メーカー、データシステム(東京都新宿区)の「TV-KIT」シリーズ。最新車種へマッチングした新製品をいち早く提供してくれていますが、今回はホンダの最新SUV「ZR-V」用が新発売です!

日本でもジャストサイズ!で今後が期待されるZR-V用のTV-KITが新発売!

TV-KIT 切り替えタイプ ©データシステム

乗用車をベースに大径タイヤとサスペンションで最低地上高を確保、クロカン風のデザインを与えたクロスオーバーSUV(※)の草分けとして、1995年に発売した初代モデルが大ヒットした「CR-V」ですが、北米を主要市場にして大型化した3代目以降、日本では低迷。
(※最近はCUV:クロスオーバー・ユーティリティ・ビークルとも言います)

せめてもう少しコンパクトなら日本でも…と思っても、海外ではさらに大型化する傾向だったので、ヴェゼルの海外版「HR-V」の北米向け独自進化版を、日本ではCR-Vの後継として、ZR-Vの名で販売することになりました。

発表自体はかなり早く、メディア向け試乗も行われていたため、街で見かけたりインプレッション記事の掲載は盛んでしたが、世界的な自動車向け半導体不足もあって2022年秋発売予定は2023年春にズレこみ、同4月21日にようやく発売。

ホンダらしくスポーティなドライビングフィールが得られるSUVとして期待される新型車ですが、車に乗るのはドライバーだけではありません。

ZR-VのようなSUVなら長時間ドライブの機会も多いはずですが、純正ナビの通例として走行中のナビ操作やTV視聴といった操作はほとんど無理!となっており、走行中のTV視聴や各種操作が違法となるドライバーはともかく、同乗者には不満が残ってしまいます。

そこで自動車アフターパーツ総合メーカー、データシステム(東京都新宿区)の「TV-KIT」が発売直後のZR-Vへいち早く対応品を発売!機能ONで同乗者のTV視聴を可能にしてくれます。

同乗者の退屈をまぎらわすのはもちろん、ドライバーにとっても同乗者の話に付き合う必要性も減って運転に集中できますし、ドライブの質を高めるにはうってつけの社外パーツですね。

ZR-V用のTV-KITは3種類!適合車種とそれぞれの品番、価格

TV-KITシリーズはON/OFFスイッチの有無や取付方法の違いで何種類かあり、今回ZR-V用に発売されたのは後付の付属スイッチを使う「切り替えタイプ」、純正風スイッチを採用した「ビルトインタイプ」、スイッチがなく常にTV視聴が可能な「オートタイプ」の3種類。

もっとも違和感がないのはそもそもスイッチがない「オートタイプ」か、純正風スイッチの「ビルトインタイプ」ですが、オートタイプはTV-KITを外さないとノーマル制御に戻せず、ビルトインタイプは純正のスペアスイッチホールに空きがないと取り付けできません。

スペアスイッチホールに空きがなく、ノーマル制御に戻したい時もある場合は「切り替えタイプ」が無難でしょう。

品番、価格は以下の通りです。

適合車種

【ホンダ ZR-V:R5.4~】

型式
RZ3(1.5リッターVTECターボ・FF)
RZ5(1.5リッターVTECターボ・4WD)
RZ4(2リッターe:HEV・FF)
RZ6(2リッターe:HEV・4WD)
※HONDA Connect ディスプレイ装着車

TV-KIT品番と価格

・HTV424(切り替えタイプ)
・HTV424B-C(ビルトインタイプ)
・HTA624(オートタイプ)

税込21,780円(税別19,800円)

注意事項

・ZR-V用TV-KITでは、走行中のナビ操作はできません。
・ビルトインタイプは、車両にスペアスイッチホールがない場合、既に使われていて空きがない場合には取り付けできません。
・スペアスイッチホールのサイズは、データシステムの「ビルトインスイッチ適合表」でご確認ください。

取り付けについて

取り付け自体はカプラーオンで簡単に可能とされるTV-KITですが、部分的な内装撤去、ディスプレイを外し背面コネクターの抜き差し、スイッチがある場合は取り付け、違和感なく全てを元に戻す作業を、車両側の配線を傷つけず行うにはそれなりのスキルが必要です。

もちろんこの種の作業に慣れているユーザー様であれば問題ありませんが、新車のZR-Vへいきなり傷をつけるリスクがあると思う場合、最寄りの整備工場などプロへ依頼するか、心当たりがなければTV-KIT販売店へ相談してください。