海外仕様はとっくに発表されたのに、日本国内仕様はまだかまだかと待望されていた4代目日産「エクストレイル」ですが、日産お得意のシリーズハイブリッド「e-POWER」と、EVのアリアと同じ電動4WD「e-4ORCE」を引っ提げ2022年7月に登場!
それから半年、初期オーダーのユーザーに納車されたかというタイミングで、自動車アフターパーツ総合メーカーのデータシステム(東京都新宿区)から、走行中に純正ナビのTV視聴やカーナビ操作を可能にする「TV-KIT」が2023年1月31日に新発売です。

e-POWERにe-4ORCE、最新技術満載の新型SUVでも走行中に同乗者がTVを見られる!

©データシステム

1.5リッターのVC(可変圧縮比)ターボエンジンで発電し、EVのアリアと同じ「e-4ORCE(イーフォース)」で電動4WDを制御、もちろんナビリンク機能付き「プロパイロット」をはじめとする各種運転支援機能も搭載した日産の最新SUV、4代目エクストレイル。

コンピューターで4輪を制御しつつモーターで走り、高速道路など限定的ながらも運転中の負担が少ないレベル2運転支援を実現するなど、ひと昔前なら夢のようなメカニズムが満載されていますが、その一方で「走行中にTVが見られない」という純正設定は相変わらず。

もちろんドライバーは安全運転のため、道路交通法に従い運転中のTV視聴は禁じられていますが、そのために同乗者が退屈なドライブを強いられるのは、快適性の面でも改善したいところです。

そこで登場するのがデータシステム(東京都新宿区)の「TV-KIT」で、これまで数々の最新車種に対応してきた独自の技術ノウハウによって、新型エクストレイルの《NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)装着車 》対応版が2023年1月31日に新発売されました!

新型エクストレイル用に新発売のTV-KITは「切り替えタイプ」

TV-KIT(切り替えタイプ)©データシステム

データシステムの「TV-KIT」は、ON/OFFスイッチの有無や方式によって数タイプありますが、新発売の新型エクストレイル用は後付スイッチでON/OFFする「切り替えタイプ」。

対応しているのは2WDの「G」、4WDの「G e-4ORCE」に標準装備、「X」、「X e-4ORCE」にメーカーオプションの、「NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)」です。

データシステム独自の技術ノウハウにより、走行中にTV-KITの機能をONにしてもナビの自車位置へ影響を与えず、目的地設定やガイド開始後のルート案内などリアルタイムのカーナビ機能や、「ナビリンク機能付きプロパイロット」の各種機能がそのまま利用できます。

純正では見られない同乗者の走行中TV視聴が可能になるので、同乗者の快適性に大きく影響する高速道路の長距離巡航時などのシチュエーションを、大きく改善するのにとても役立つアフターパーツです。

新型エクストレイルに適合するTV-KITの適合車種や品番、価格

今回、新型エクストレイル用に新発売されたTV-KITの品番、価格は以下の通りです。

適合車種

日産 エクストレイル:R4.7~

※NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)装着車

型式

T33(2WD車) / SNT33(4WD車)

TV-KIT品番

・NTV435(切り替えタイプ)

価格

税込21,780円(税別19,800円)

取り付けについて

カプラーオンで車両側の配線を傷つけず、簡単に取付可能な「TV-KIT」ですが、細心の注意をはらいながら部分的な内装撤去、ディスプレイを外して背面の配線コネクター抜き差し、最後に違和感なく後に戻して後付けスイッチをつける作業が必要です。

この種の作業に慣れているならば別ですが、無理なDIY作業でせっかくの最新SUVの内装を傷だらけにしたり、最悪壊してしまうリスクを考えるなら、最寄りの整備工場などプロへ依頼するか、心当たりがない場合はTV-KIT販売店へ相談するのがベストでしょう。

注意事項

  • 走行中のドライバーによる画像表示装置(テレビ映像等)の注視は、道路交通法で禁じられていますが、同乗者が走行中にテレビを観ることは法律上問題ありません。
  • ドライバーはTV-KITの機能に関わらず、交通法規を尊守し、安全運転を行う責任があります。
  • 「運転支援機能プロパイロット」の動作に頼らず、常に周囲の状況に注意しながらハンドル、ブレーキ、アクセルを操作して、安全な運転を心がけてください。
  • 「運転支援機能プロパイロット」の機能、操作、注意・警告事項については、車両の取扱説明書を必ずよくお読みください。