2018〜2019年にかけてのモデルチェンジとモデル追加以来、旧型のカローラアクシオ/カローラフィールダーと併売しつつも、わずかに5ナンバー枠を超えたスタイリッシュなデザインで人気となっているカローラシリーズ。
そのうち、2022年10月に改良を受けた3種、カローラ(セダン)、カローラスポーツ(ハッチバック)、カローラツーリング(ワゴン)用ディスプレイオーディオが、コネクテッドナビに対応。
かねてから走行中に純正ナビのTV視聴やカーナビ操作を可能にする「TV-KIT」を販売していたデータシステム(東京都新宿区)では、改良型カローラシリーズへの適合モデルを発表しました。
CONTENTS
カローラシリーズの新たなディスプレイオーディオに、TV-KITが新たに適合！
切り替えタイプ(TTV430) ©データシステム
4ドアセダンのカローラと5ドアステーションワゴンのカローラツーリング(それぞれ2019年9月モデルチェンジ)、5ドアハッチバックのカローラスポーツ(2018年6月発売)は、それまで5ナンバーサイズを堅持してきたカローラのうち、カローラルミオン(2007年)など派生車を除けば初の3ナンバー車。
無理に5ナンバー枠へ収めなかったおかげでバランスの取れたデザインが好評で、3ナンバー化といっても日本での使用に困るほどボディが大きくなったわけでもなく、むしろ今となってはコンパクトなサイズへとどまっているため、使い勝手の良さも人気の理由です。
一番人気はSUVのカローラクロスですが、オーソドックスなセダン、ハッチバック、ワゴンの3種もそれぞれ人気車種として定着しており、2022年10月にはそろって一部改良、ディスプレイオーディオもコネクティッドナビ対応へと更新し、グレードによって「8インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)」、「10.5インチディスプレイオーディオplus(コネクティッドナビ対応)」となりました。
自動車アフターパーツ総合メーカーのデータシステム(東京都新宿区)では、この改良に合わせ、「TV-KIT」シリーズの新適合を発表、改良後のモデルでも、走行中に純正ディスプレイオーディオでのTV視聴やナビ操作を可能にしています。
2022年10月改良型カローラシリーズに新適合したTV-KITは3タイプ
ビルトインタイプ(TTV430B-D) ©データシステム
新たに適合が発表されたTV-KITは、2022年(令和4年)10月に改良を受けたカローラ(セダン)、カローラスポーツ、カローラツーリングの3種に標準またはメーカーオプションで装備される、ディスプレイオーディオ。
それぞれの最廉価グレード「X」のみメーカーオプションで、その他のグレードに標準装備された「8インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)」か、X以外のグレードでメーカーオプションとなっている「10.5インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)plus」への適合です。
適合したTV-KITは後付スイッチ式の「切り替えタイプ」と、スペアスイッチホールに空きがある場合に、純正スイッチ風のON/OFFスイッチを取り付ける「ビルトインタイプ」、それに純正ステアリングスイッチで簡単操作できる「スマートタイプ」の3種類で、いずれもスイッチでTV-KITをON/OFFします。
カーナビの地図動作は機能ON時に影響が出るものの(下の「注意事項」を参照)、それ以外の操作やTV視聴には問題がなく、高速道路の長距離巡航時など、リアルタイムのカーナビ機能より同乗者の快適性を改善したいシチュエーションに役立ちます。
2022年10月改良型カローラシリーズへ新適合した、TV-KITの適合車種や品番、価格
ビルトインタイプ(TTV430B-D) ©データシステム
今回新たに適合が発表された、2022年10月改良型トヨタ カローラ(セダン)/カローラスポーツ/カローラフィールダー用TV-KITの品番、価格は以下の通りです。
適合車種
※「8インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)」またはメーカーオプションの「10.5インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)plus」装着車。
【トヨタ カローラ：R4.10～】
型式
ZWE219/215(1.8Lハイブリッド車)
MZEA17(1.5Lガソリン車)
【トヨタ カローラスポーツ：R4.10～】
型式
ZWE219H(1.8Lハイブリッド車)
MZEA12H(2.0Lガソリン車)
【トヨタ カローラツーリング：R4.10～】
型式
ZWE219W/215W(1.8Lハイブリッド車)
MZEA17W(1.5Lガソリン車)
TV-KIT品番
・TTV430(切り替えタイプ)
・TTV430B-D(ビルトインタイプ)
・TTV430S(スマートタイプ)
価格
それぞれ税込21,780円(税別19,800円)
注意事項
スマートタイプ(TTV430S) ©データシステム
・TV-KITの動作中はナビゲーションの自車位置が不正確になりますが、TV-KITの機能をOFFにすれば自車位置が補正されます。
・車両に未使用のスペアスイッチホールがない場合はビルトインタイプを取り付けできないほか、スペアスイッチホールがある場合でもサイズを必ずご確認ください。
取り付けについて
切り替えタイプ(TTV430) ©データシステム
カプラーオンで簡単に取付可能な「TV-KIT」シリーズですが、部分的な内装撤去、車両側の配線を傷つけないよう注意しながらディスプレイを外し、背面のコネクターを抜き差し、違和感なく元に戻すには、DIYスキルがそれなりに必要です。
まだ新車同然なのに、無理にDIYへ挑戦していきなり傷つけることもありえるため、この種の慣れているユーザー以外、最寄りの整備工場などプロへ依頼するか、心当たりがない場合はTV-KIT販売店への相談をオススメします。
