今回ご紹介するのは、峠仕様にチューンされたランサーエボリューションⅧ MR。エンジンがブーストアップされ、外見もがっつりとイジられたこのエボⅧは、果たしてどんな車に仕上がっているのでしょうか。
峠仕様にチューンされたエボⅧ MR
今回ご紹介するのは、オイカワさんのランサーエボリューションⅧ MRです。
車両コンセプトは「公道仕様」で、外見を徹底的にイジりつつ、エンジンをブーストアップさせて仕上げられています。
まずフロントから見ていくことにしましょう。
フロントバンパーはTEST&SERVICE製、カーボンボンネットはMONSTER SPORT製のものを使用。フロントグリルのスタイルも、変更されています。
側面を見ると、ホイールは17インチのADVAN Racing RGⅡ。
タイヤは、255/40R17サイズのKENDA KR20 KAISERが搭載されています。
オーナーによると、このタイヤはエボⅧの駆動方式に適したタイヤだそうですが、ブレーキング時に少しヨレる感じがあるそうです。
サイドステップもVARISのカーボン素材のものに替えられて、軽量化。
このいかつい見た目に反し、高速道路ではリッター10キロぐらいは当たり前に走るというのだから、燃費の高さに驚きます。
一見わかりにくいですが、フロントフェンダーの色にも注目!
峠でガードレールに擦った後、修理時にフロントフェンダーを交換してもらったそうですが、日焼けなどが原因で、他の部分と色が異なってしまったそうです。
続いてリアを見ていきましょう。
FRPのリアバンパーとカーボン素材のサイドディフューザーは、ともにVARISブランド。
拳ひとつがすっぽり入るほど大きなマフラーとエキゾーストマニホールドはHKS製。
リアウイングはエボⅨの純正GTウイングが装着されており、その正面には、エボⅧ MRから搭載された特徴的なパーツがあります。
内装は非常にきれいな状態が保たれており、純正シート(RECARO)、HKSの3連メーター、ブーストメーターなどが目に飛び込んできます。
この純正シートは車を購入した時点できれいだったそうで、今でも定期的に掃除をして、状態を保っています。
また、シフトノブにもともとついていたカバーも外されており、ペダル類もRALLIARTのものへと交換。
細かいところでは、カーセキュリティ用のランプ(VIPER)も取り付けられているのですが、最近調子が悪くて、動かなくなることがあるそうです。
ボンネットを開けると、エンジンルームから4G63型エンジンがお出迎え。
タワーバーはCUSCO製で、近くには謎のプレートが。
このプレートの正体はオーナーによると、購入時からついていたらしく、「タービンに送るための空気を整流するプレートではないか」と推測しているそうです。
また、HKSの大容量インタークーラーが装備されており、ブーストの立ち上がりを改善。
ブーストアップによって、馬力は320馬力にパワーアップしています。
試乗させてもらった感想
今回、エボⅧ MRを試乗させてもらったのは、Motorz編集部ヤマト。
エボⅦに乗ったことのあるヤマトは、ランエボは1500回転から2000回転にかけてトルクが立ち上がり、フラットな状態のままで加速するというイメージを持っていました。
しかし、このエボⅧ MRは3000回転辺りから一気に加速し、今までのイメージを覆す性能を見せてくれたようです。
もちろん、街中なのであまり加速は試せなかったのですが、それでも走る楽しみが感じられる車という事でした。
オーナーさんとエボⅧ MRの出会い
今回取材したオーナー、オイカワさんにとって、エボⅧ MRは2台目の車。
このエボⅧ MRに乗る前は、BCNR33に乗っており、それから乗り換えるとなった際にランエボやインプレッサも候補に上がったそう。
最初は涙目タイプのインプレッサを買うつもりだったのですが、その時、お店に置いてあったこのエボⅧ MRに一目で惹かれてしまい、購入したとのことでした。
乗っていて楽しい車なので、このエボⅧ MRを買って良かったと、心から思っているそうです。
まとめ
今回はブーストアップ仕様のエボⅧ MRをご紹介しました。
今後もオーナーがこのエボⅧ MRとともに、楽しい時間を駆け抜けていけると良いですね。
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