2021年10月16日(土)・17日(日) さいたまスーパーアリーナにて開催された、「アソビ×モビリティ」を体現した遊び心あるクルマやアソビギアを提案する日本最大のイベント『アソモビ 2021』にMotorz編集部が潜入!会場で見つけた、タコマっぽいプロボックス!?を取材しちゃいました!
Text:Motorz編集部
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「パパママカーズ」がカスタムベース車にプロボックスを選択した理由とは?
シエンタのオリジナルカスタマイズを得意とする「パパママカーズ」が、今回アソモビの会場に持ち込んだ車はなんと、トヨタの160系プロボックス!
営業車であるプロボックスをカスタムベースに選択した理由を、パパママカーズの市口さんに伺ったところ、「走る」「荷物を積める」「車体価格が安い」とパパママカーズが大事にしている家族向け車両という条件にマッチした車がプロボックスだったとの事。
まるで日本のタコマ!?プロボックスの外装をチェック!
まずパッと見てベース車であるノーマルのプロボックスと違う点は、ボンネット。
ボンネットは純正の丸みを帯びた形状を直線形状とし、スタイリッシュさを演出。
純正の素材が鉄なのに対し、パパママカーズ製はFRPのため、軽量化にも貢献しているそう。
そして、大きく目を惹くのが大きなグリルが特徴的なフロントバンパー。
ボンネットとフロントバンパーの繋ぎ目は溝が掘ってあるので、その形状に合わせて塗り分けすることで、また違った表情を楽しむこともできます。
また、フォグランプは純正をそのまま装着できるように設計済み。
今流行りの大きなTOYOTAロゴをフロントグリルに大々的に設置しているその姿はまるで『日本サイズのタコマ』!!
ヘッドライトは純正形状をそのまま使用できるようにしていますが、どことなく漂う”US感”がタコマらしさを演出。
スプリングは同社オリジナルの2インチUPコイルスプリングを装着し、タイヤはマキシスのバックショットをチョイスする事で、オフロード車っぽさを演出しています。
また、ホイールは純正の14インチ鉄チンホイールをブラックに塗装。塗装とセンターキャップ、ホイールナットだけでもこんなにもカッコよくなるなんて驚き!
そして、フロントバンパー同じく目を惹くのが、同社オリジナルのルーフキャリア。
こちらも、オフロードやアウトドア感の演出にバッチリ貢献しています。
内装をチェック!
後部座席を畳んだ車内に現れたのは、なんとフルフラットになるベッドキット!
素材はレザーとなっているので、汚れても簡単に拭くことができます。
また、足も装着する事が可能なので、サーフィンのボードを積載する際も便利!
なんと言ってもアウトドア先で気軽に休憩できるのが、一番のポイントではないでしょうか。
シートカバーはビンテージ風生地に変更しており、元々商用車として開発されたプロボックスのイメージの一新に貢献。
これだけでも商用車らしさを消し去る事ができ、シートカバーのカラーも任意で選択する事ができます。
また、生地には分厚いスポンジを採用しているので、見た目だけでなく乗り心地が良くなるという副次的な作用も。
また、同社オリジナルのデジタルインナーミラーは昨今必需品となったドライブレコーダーの機能も備えているので、機能性と安全性を両立しています。
仕様や価格、維持費に関して
ベース車両は5万キロ以下の中古プロボックスを利用し、1台ずつコンプリートカーとして制作されます。
車両本体価格はオールペイント込みで税込み129万円となっており、車体色は自由に選択が可能。今回ご紹介したオプションを全て含んだ合計金額は税込み235万円!
納期に関しては在庫車両があった場合で約3ヶ月程度となっており、既にプロボックスを所有している方はその車両をベースにカスタムを施す事も可能!
また、商用バンなので、自動車税は乗用車の半額以下!車検は1年毎の車検にはなりますが、2年間受けたとしても乗用車よりも安価で、良く走り、維持費も安いとメリットしかありません!
コイルやシートカバー、車体色まで自由に選択できるので、他人と車が被るのが嫌だ!という方にオススメの1台となっています。
アウトドアで活用できる車を検討している皆さん、是非カスタムプロボックスも選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。