みなさんはクルマの車内で寝泊まりをした経験は、ありますか?もう一つの自分の部屋とも形容されるクルマの車内ですが、寝泊まりまで快適にできてしまうと、もはや”家”と呼んでも過言ではないレベル。一体どんなクルマが寝やすいのか?フルフラットじゃなくても快適に寝られるの?などなど車中泊にまつわる疑問や、車中泊を快適に過ごす為のアイテムなどをまとめてみました。
CONTENTS
車中泊に向いてるクルマ
車内空間の居住性が格段にあがり、車中泊を楽しむ方も珍しくなくなってきました。
では、いったいどのようなモデルが車中泊に向いているのでしょうか?
現在新車で買うことができる車種の中から、”家並みに”くつろげる3車種をピックアップしてみました。
車中泊の王道、ハイエース
まずはキャンパー御用達の定番モデル、ハイエース。
圧倒的な広さと車体の取り回しの良さから、仕事から趣味まで様々な用途で役に立ち、日本が世界に誇る名車であることは皆さんもご存知の通りです。
そんなプロ御用達のハイエースには、カスタムパーツメーカー各社から車中泊向けの様々なベッドキットもラインナップされています。
IFUUIndustryキルティングデザインベットキットⅠ 高さ固定式フレーム ブラック×ブラック
IFUU Industryの200 ハイエース用、キルティングデザインベットキットⅠ ブラック×ブラックです。
こちらは、同じくIFUUシートカバーのデザインとも相性が良く、内装のトータルコーディネートは完璧!
ベットマットは合計4枚で、マットの仕上がり厚は60mmとクッション性も抜群。
車中泊だけでなく、休憩時も快適に過ごせます。
IFUUIndustryキルティングデザインベットキットを詳しく見る
SHINKE | ハイエース200系 フリーダムダブルリクライニングベッドキット
元寝具店のノウハウを生かし、業界でも早い段階でクルマ用ベッドキットをラインナップしていたSHINKE(シンケ)。
寝具のプロフェッショナルだからこそ、寝心地、使いやすさを徹底的に追求しています。
こちらは200系 ハイエース 1、2型用で、他社にはない無段階リクライニングが魅力です。
また、クッションの厚みはなんと8㎝!!
自宅のベッドと変わらない寝心地に、圧倒的に快適な車内泊を実現します。
SHINKE | ハイエース200系 フリーダムダブルリクライニングベッドキットを詳しく見てみる
GIBSON | 1・2・3・4型ハイエース200系ワイド グラファム ベッドKit ver.1 S-GL 5人乗り用(レッド or ブラック)
GIBSON の200 ハイエース ワイド(1,2型)用【1・2・3・4型ハイエース200系ワイド】グラファム ベッドKit ver.1 S-GL 5人乗り用(レッド or ブラック)です。
シートカバーのカラーは、レッドとブラックの2色。
ステッチも、レッド・ブラック・ホワイトの3色から選べます。
GIBSON | 1・2・3・4型ハイエース200系ワイド グラファム ベッドKit ver.1 S-GL 5人乗り用(レッド or ブラック)を詳しくみる
トヨタ モデリスタ | ベッドキット
トヨタのアフターパーツメーカー『モデリスタ』からも、ハイエース用のベッドキットが販売されています。
このベッドキットは、簡単な操作でベッドの展開、格納ができるようになるパーツ!
ベッドは使用用途に合わせて、ハーフラゲージモード、ベッドモードと変形可能です。
ESSEX | CRSカスタムベッドキット
ESSEXの200 ハイエース(4型)用CRSカスタムベッドキットです。
ハイエース専用のロングセラー商品であるCRSベッドキット。
表皮にはPVCレザーを使用して心地よさにこだわり、国産合板(24mm)、チップウレタン(20mm)、ウレタン(20mm)の絶妙なバランスで、快適で寝心地のいいベッドに。
取付けはタイダウンフックのボルト穴を使用するので、フロアに穴を開けずにしっかりと固定できるのも嬉しいポイント!
もちろん、タイダウンフックは使用可能です。
そんなCRSカスタムベッドキットは、しっかりとした強度のある24mm〜28mmの厚物木材を使用しており、長期にわたって使用できる丈夫さに仕上がっています。
軽バン最強のN-VAN
2018年7月13日に発売された、ホンダの新型軽商用車N-VAN。
ライバルよりも100mm以上ルーフの高い超ハイルーフの広々空間を武器に、売上も絶好調な一台です。
ノーマルでも、写真のようにフルフラットにする事が可能で、左開口部の広さもあるなど軽自動車の限界に挑戦したホンダの意欲作です。
また、6速MTモデルが用意されている点もクルマ好きには嬉しいポイント。
仕事に遊びに何かと便利なN-VANは、果たして軽自動車界のハイエースとなり得るのでしょうか?
編集部イチオシはアウトランダーPHEV
Motorz編集部が太鼓判を押す、車中泊オススメ車両は、『三菱・アウトランダーPHEV』です。
後部座席を倒すことでフルフラットも可能なアウトランダーPHEVは、車内の奥行きも1750mmと、おおよその人ならギリギリ足を伸ばせるサイズ。
右リアにはドリンクホルダーも備え付けられているなど、室内の快適装備にもぬかりはありません。
また、オフロード性能が優秀であることは語るまでもありませんが、編集部が最強の車中泊カーに選んだのは、もっと別な理由です。
車中泊するのにオススメしたい最大の理由は、同車の最大の特徴とも言える『PHEV』であるということ。
アウトランダーPHEVに搭載されたリチウムイオンバッテリーは、なんと一般家庭で最大10日分もの電力を蓄電/発電することが可能!
停車時にエアコンを使用する場合でも、ハイブリッド車であればエンジンをかけずにエアコンが使えます。
更に、1500W/100Vのコンセントが2つも付いているのでドライヤーやPCなど、電力を大量に消費してしまうデバイスも余裕で使用できるのが、車中泊をする上ではかなり便利なポイントではないでしょうか。
住めば都!?意外なクルマも車中泊カスタムで快適に!
ここまでは車中泊に向いているオススメのモデルを紹介してきましたが、実は意外なクルマでも、車内を快適に過ごせるような工夫を施した車種が存在。
工夫ひとつで住めば都と、イメージが一変する車種もあるのです。
JB23ジムニー用ベッドキット
17型エブリィ/スクラム/クリッパーも大変身!
ベッドだけでなくサイドキャビネットや、フリップダウンモニター、LEDライトにテーブルまで、『17型クリッパー・エブリイ・スクラム』を至れり尽くせりの贅沢な1台に大変身させてくれるのが、Blowの『ブギウギベッドキット』です。
これさえあれば、どこでもオシャレかつ優雅に寝泊まり出来ちゃいますね(笑)。
ファミリーにはデリカD:5がオススメ!
お子様もいるファミリー層には、デリカD:5がオススメ!
ミニバンの中でも、特にアウトドア派のユーザーに支持されるデリカD:5では、アクティブな一家をサポートするアイテムが数多く用意されています。
後部座席を畳んでフルフラットにしてしまうベッドキットはもちろん、遮光カーテンや夏場に役立つ蚊帳のようなネットも!
そんな輝オートが販売するベッドキットの組み付けは、マットをはめ込むだけの簡単仕様!!
足元までフルフラットになり、キャンピングカーのような快適さを実現しています。
輝オート MADLYS | MADLYS D:5用 フルサイズ化キットを詳しく見てみる
また遮光カーテンは専用設計・専用取り付け金具付きなので、大きな加工等は不要で装着可能です。
そして、カラーは純正の内装にマッチするベージュで、車内を明るい雰囲気に。
車中泊時には大活躍の遮光タイプで手触りも良く、キレイにたためるようになっています。
輝オート MADLYS | MADLYS D:5用 遮光パーテションカーテンを詳しく見てみる
輝オート MADLYS D:5用 清涼ネット
デリカD:5用 MADLYS 清涼ネットは、春~秋にかけての車中泊での必須アイテムです。
夏季の車中泊は暑苦しいけど、窓を開けると虫が入ってきて困りもの。
それを防げるのがこの商品で、プライバシー保護モード、メッシュ通気モード、オープンモードの3WAYとなっているので、普段から装着したままでも便利。
取り付けに特殊な技術は一切必要なく、ウェザーストリップにはさんでドライバーでボタンを付ければ簡単に装着可能です。
輝オート MADLYS D:5用 清涼ネットを詳しく見てみる
車中泊に持っていきたいアイテム
備えあれば憂いなしというように、車中泊で一番重要なのは事前の準備です。
なにもフルフラットにならなくても、クルマで充電が出来なくたって、便利アイテムさえキチンと用意しておけば車内は快適になり得ます。
逆に言うと、これが無ければ車中泊に向いているクルマでも不便をかんじてしまうような必需品!!集めてみました。
CARMATE | ME103 iPad対応2口USBソケット
まず1つ目は、CAR MATE”iPad対応2口USBソケット”です。
室内の雰囲気を損なわない、スマートなデザインが特徴で、iPadにも対応しているので、助手席用にも嬉しいアイテムではないでしょうか。
CARMATE | ME103 iPad対応2口USBソケット を詳しく見る
PRO-TECTA | ボルトマジック ジャンプスターター JS-06
PRO-TECTAの、ボルトマジック ジャンプスターター JS-06です。
誰もが1度は経験した事があるであろう『バッテリー上がり』。
車中泊をしようとしてうっかり。なんて事も多いと思います。
JS-06はジャンプスタートの際に使える薄型、コンパクト、軽量で6000mAh大容量のバッテリー!!
また、USB出力とLEDライトを装備しているので、スマホやタブレットの充電や作業灯としても使える優れもとなっています。
緊急時に備えて、クルマに1つは積んでおきたいおススメのアイテムです。
ちなみに、始動可能なクルマは、3000cc未満のガソリン車が目安となっています。
PRO-TECTA | ボルトマジック ジャンプスターター JS-06 を詳しく見てみる
TRD | サンシェード
車中泊をする上で、実は一番気になるのが陽の光や外からの視線。
ぐっすり気持ちよく眠る為に、サンシェードやカーテンなども用意しておくと良いでしょう!
そこで、トヨタのカスタムパーツを扱うTRDからハイエース専用設計のサンシェードが発売されています。
ウインドシールドガラスとフロントサイドガラス用の計3枚セット!!
フロントサイドガラス用はウインドウネット(網戸)付で、真夏の暑い時期でも快適にすごす事が可能です。
ARTINA | プライバシーカーテンキット
ARTINA のプライバシーカーテンキット です。
車内は、リビングと同様にプライベート な空間。
外からは、あまり見られたくないものです。
そこで、プライバシーカーテンキットを装着することで、スモークガラスでは実現できない完全なプライベート空間を確保!!
プライバシーカーテンキットは遮光性の高い生地を採用しているので、運転途中の休憩や車中泊に役立ちます。
専用レールで簡単にプライベート空間 のオンオフを実現し、さらに遮光性が高くシワになりにくい生地を採用。
機能性とプライバシー保護の、両立を可能にしています。
また、プライバシーカーテンキットは車種別専用設計で、まるで純正品のようなジャストフィットを実現。
フロント・リアの分割設定となっているので、ライフスタイルに合わせて、お好みの箇所を選択可能です。
まとめ
今回は車中泊にオススメのクルマから、マストアイテムまでをご紹介しました。
快適な車中泊を楽しむ為には、クルマ選びも含め、準備も肝心です。
もちろん、寝袋やマットがあった方がより快眠であることは間違いなし!
備えあれば憂いなしを心がけて、楽しい車中泊ライフを過ごしてくださいね。
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