日本の公道を走行可能な二輪・三輪・四輪などの多輪車には、車体前後にナンバープレートが表示されています。そしてナンバープレートには車両情報が記されており、その表示の一つにプレートの色があります。日本では五色が採用されていますが、それぞれどんな意味があるのでしょうか。

掲載日:2019.9/12

©Chika Sakikawa

ナンバープレートの管轄

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ナンバープレートを管轄する役所・団体は、普通自動車と125㏄以上の二輪車が陸運局、軽自動車は軽自動車検査協会です。

また、125㏄以下の原付バイク・原付自転車・小型特殊車両は、使用本拠地の市区町村庁税務課でナンバーを管理しています。

転居、廃車、個人購入など事業者を介さずに車両を譲りうける場合は、各車両によって申請する役所・団体が異なるので、注意しましょう。

各プレート色の意味

日本の四輪車・二輪車のプレート色は、全部で五色あります。

それぞれの違いをご紹介します。

白色のプレート

ナンバープレート

出典:https://www.photo-ac.com/profile/709063

白ナンバーはどの車両でも、「自家用」を意味します。

自家用とは、持ち主が自分の家族・友人・荷物などを無償で乗せてくれる事が前提です。

近年問題になっている「白タク」は、白ナンバー車で有償で送迎を行う行為なので、道路運送法に抵触する犯罪となり、3年以下の懲役または300万円以下の罰金に処されます。

白ナンバーは、四輪車では普通自動車、商業車に交付され、例外として軽自動車でも「ラグビーワールドカップ」「2020東京オリンピック」を記念して、白ナンバーが期間限定で発行されています。

二輪車では50cc以下の原付バイク、126~250㏄の小型バイク、251cc以上の中・大型バイク(ただし緑の縁があり、要車検を意味)に交付されます。

黄色のプレート

© Yuki Ikeda

黄色ナンバーの意味も自家用で、軽自動車と51~90cc以下の原付二種に交付されます。

軽自動車は普通自動車より自動車税や重量税が安価ですが、高速道路での最高速度に制限ががかります。

また、原付二種では50cc以下の原付一種と比較して、最高速度が時速60kmに引き上げられ、交差点での二段階右折も免除されます。

ピンクのプレート


ピンクプレートは自家用に用いる、91~125ccまでの原付二種に交付されます。

黄色ナンバーの原付二種との違いは、二人乗りができること。

車体も大きく燃費も良好なので、人気のジャンルだそうです。

緑色のプレート

街には今でもコンフォートのタクシーが多数走り続けている。/ photo by Mic

緑色のプレートの意味は営業用で、四輪車・二輪車ともに使用されます。

営業用とは、有償で人や荷物を運ぶ運送業で使用されるということ。

四輪車では普通車以上、二輪車では126cc以上の車両に交付されます。

緑色のナンバープレートのタクシー・バス・トラック・バイク便なら合法なので安心して利用可能です。

ただし125cc以下の原付二輪の場合は例外で、そもそも原付二輪で営業を行う場合、緑ナンバーの取得を規定する法律はありません。

そのため、ピンクナンバーの原付二種でタクシーをしたり、白や黄色ナンバーの原付でバイク便をしても罰することができないのです。

これは法律の抜け道ですが、くれぐれも悪用しないようにしましょう。

黒色のプレート

赤帽 軽自動車 運送業 黒ナンバー

© 赤帽アカシ運送/出典:http://www2.akabou.ne.jp/akasi/

黒プレートの意味は営業用で、軽自動車に交付され、黒字に黄色のナンバーは運送業務に使用する軽自動車に発行されます。

青色のプレート

青ナンバーの意味は外交官車両で、外交官特権の治外法権ナンバーです。

そのため青ナンバー車に激突されても道路交通法が適用できず、交通違反にはなりません。

青ナンバーを管理する外務省では任意保険への加入を条件に、外交官ナンバーを発行しているため、補償は受けられるはずですが、関わらないのが一番でしょう。

青ナンバーが来たら、近付かないことをオススメします。

まとめ

今回は四輪車と二輪車に限った、ナンバープレートの色が持つ役割をご紹介しました。

しかし、日本国内で使用されるナンバーはこれだけではありません。

最近トライクルやマイクロモビリティで注目を集める原動機付きミニカーでは、さらにカラフルなナンバープレートが採用されています。

気になる方は、是非チェックしてみてください。

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