最近の新型車、あるいはマイナーチェンジで標準装備されたディスプレイオーディオなどは、ナビアプリを含むスマホやタブレット用の各種アプリが使える「スマホ連携型」の車載器が当たり前になりつつあります。そこで自動車アフターパーツ総合メーカーの株式会社データシステム(東京都新宿区)で、このたび車載ナビ用のHDMIタイプE端子を、一般的な機器用のHDMIタイプA端子に変換するケーブルを発売しました!

話題のスマホ連動型…同じ事を従来のカーナビでできないか?

©データシステム

現在はAppleのCarPlayやGoogleのAndroid Autoに対応した「スマホ連携型ディスプレイオーディオ」が純正でも社外品でも増えており、Wi-Fi経由でスマホやタブレットの画面を写すミラーリングも可能になっています。

ただしまだ全ての車種が対応ではなかったり、それ以前の車載ナビでスマホ連携とまでいかなくとも、スマホなど外部機器を接続してミラーリングすれば、同じ事になるはず…と考えているユーザーも多いはずです。

ならば単純に外部機器と車載ナビを有線接続し、ミラーリングすればいい!と変換ケーブルを発売したのが、自動車アフターパーツ総合メーカーの株式会社データシステム(東京都新宿区)。

単純に外部機器の画面を車載ナビ画面にミラーリングさせるだけ(機種によっては逆もできる)ですから、ディスプレイオーディオのようにタッチパネルやステアリングスイッチでの操作とはいかないものの、手元にリモコンがあると思えばよいでしょう。

もちろん運転中の操作はできませんが、同乗者が手元のスマホやタブレットでナビアプリなどを操作する分にはかえって便利ですし、スマホより大画面で動画を見たり、さまざまなコンテンツを利用可能で、使い道はユーザー次第で無限大に広がります!

HDMIタイプE端子-同タイプA端子の変換ケーブル

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ただし車載ナビで一般的なHDMI端子は「タイプE」なのに対し、スマホなど外部機器で一般的なのは「タイプA」端子のため、データシステムが新発売したのはタイプE-タイプA変換ケーブルとなります。

主に想定されるのは、スマホなど外部の通信端末からHDMIタイプA端子で出力し、車載ナビのHDMIタイプE端子で入力させるもので、動画など外部端末の画面を車載ナビでそのまま見ることが可能。
(※車載ナビの仕様やアプリ・動画・HDMI出力機器によっては表示されない場合があります。)

逆に、HDMI出力対応ナビと、リアモニターなどHDMI入力のある車載モニターを接続し、車載ナビの画面を他のモニターへ出力する事も可能です。

なお、コネクターにはサビなどに強く信号劣化を抑える金メッキのコネクターやピンを採用しているほか、ケーブルのHDMIタイプA(メス)コネクターをHDMIタイプA(オス)へ変換する中継コネクターも付属しています。

HDMI変換ケーブルの仕様や同梱内容、価格

製品名・品番

HDMI変換ケーブル AV003

発売日 / 価格

2023年5月26日 / 3,300円(税込)

仕様

  • コネクター形状 HDMI タイプA(メス)-HDMI タイプE(オス)
  • ケーブル長 1.5m

同梱内容

  • HDMI変換ケーブル×1
  • HDMI中継コネクター×1
  • 取付/取扱説明書

製品URL

https://www.datasystem.co.jp/products/av003/index.html

注意事項

©︎データシステム
  • 適合するナビの機種は、必ず最新の適合情報でご確認ください。
  • 外部機器からのミラーリングは、車載ナビやHDMI出力機器の仕様、アプリ・動画の著作権に関わる条件などの事情で、表示されない場合があります。
  • 接続する機器に装備されているコネクタの種類によって本製品の接続方法が異なるため、詳しくは各機器の説明書をご参照ください。
  • 運転者が走行中にナビやモニターの画面を注視することは道路交通法第71条により禁じられているほか、走行中にスマートフォンやタブレット等を操作する行為は大変危険ですので、絶対に行わないでください。
  • 接続端子の汚れは、製品の破損や接触不良に繋がります。接続端子を汚さないようにご注意ください。また、端子が汚れている場合は清掃してご使用ください。