乗っている車種がなんであれ、またどんな慣れた車でも初めての場所での縦列駐車や幅寄せ、狭い道での左折などにはかなり気を使うものです。そんな時にサイドミラーに取り付けたカメラで、ドライバーの死角をカバーしてくれるのがデータシステム(東京都新宿区)の「車種別サイドカメラキット」。今回は、販売絶好調な日産のハイブリッドコンパクトカー、ノート用が新発売されました。

5ナンバー車でも侮れない、死角カバーの実力!

E13ノート用 ©データシステム

先代モデルの途中から、エンジンで発電した電力と、バッテリーに充電した電力でモーターを駆動、エンジンは発電に専念してモーターのみで走るe-POWERユニット搭載車を追加、「ガソリンを入れて走るEV(電気自動車)」として大ヒット作になった日産 ノート。

2020年12月にモデルチェンジ、e-POWER専用車になった現行モデルも引き続きヒットして、上級版ノートオーラと共に国産ハッチバックコンパクトカーでトップクラスの販売実績を誇るなど、日産車の電動化を推進する原動力となっています。

日本の道路や駐車スペースでもっとも使いやすい5ナンバーサイズへ収めたノートですが、それでも左側方や後方の死角によって、慣れない狭い道での左折、縦列駐車、幅寄せなどには緊張が伴うのをカバーするのが、「車種別サイドカメラキット」。

自動車アフターパーツ総合メーカーのデータシステム(東京都新宿区)が開発した車種別サイドカメラキットは、高感度スーパーCMOSセンサーを採用した小型カメラを、車種別専用設計のカメラカバーへ収め、目立たずスマートに取り付けられるのが特徴です。

左折時や幅寄せ、縦列駐車などの時に左サイドの死角を車内のモニターに映す事で、ドライバーの安全確認へ大いに役立つほか、ミラーベースに取り付けるため、ギリギリのスペースでミラーを閉じた状態でもカメラ映像を見ることができます。

DIYや細かい作業に慣れた人なら自分でも取り付け可能!LEDなし・ありの2種類

©データシステム

ノート用の品番や適合車種、価格、発売時期は以下のようになります。

「車種別サイドカメラキット(E13ノート用)」

発売日:2022年1月28日(金)
適合車種:日産 ノート
型式:E13・SNE13
年式:R2.12~
※販売上は「オーラ」として販売されているノート オーラ(型式FE13・FSNE13)は別です。

(LEDなし/保安基準適合品)

品番: SCK-89N3N
税別定価:18,858円(税込20,744円)

 

(LED内蔵タイプ/保安基準適合外・車検非対応)

品番:SCK-89N3A
税別定価:20,762円(税込22,838円)

商品の詳細情報は、データシステム公式ホームページの「車種別サイドカメラキット」でも確認してください。

ドアミラーを外したり内装や配線を脱着するため、電動ドリルなどの工具を持っていて細かい作業に普段から慣れている人、普段から内外装をDIY作業で気軽に施工している人などは自分で装着する事も可能です。

それ以外の人は、パーツ代は安いものですし、狭い場所での左折や幅寄せ、縦列駐車時の安全性を確保できて事故や傷をつける可能性が大幅に減ると思えば、工賃を払ってプロに施工してもらっても、それに見合っただけの効果があります。

なお、モニターに映された映像で死界がカバーされるとはいえ、モニターにだけ気を取られて本来は死角でもなんでもない場所を、ぶつけたりこすったりといったミスもありがちな話なので、カメラの性能は活かしながらも、安全な操作を心がけてください。

日産車ならセレナやキャラバンなど、他車種もラインナップ多数!

C27セレナ用 ©データシステム

データシステムの車種別サイドカメラキットは対応車種が次々に追加されており、Motorzでも以前から新たに車種が追加されるたびに紹介してきました。

日産車だけでも他にセレナ(C27)やNV350キャラバン(E26)といった現行車種へラインナップされており、他メーカーも含め人気車種は次々と網羅しています。

今回はノートのみですが、上級版のオーラ(ノート オーラ)や、他の人気車種、これから登場する新型車への適合も続々と追加されていきそうなので、待ちきれないユーザーはデータシステムの「追加適合車種のご要望」にリクエストしてみましょう!