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標準またはオプションで、バックモニターや真上から見下ろした画像を表示できるモニターを装着した車が増えました。そこで、後付けでもそれらが搭載できれば、駐車がもっと楽になるはずというユーザーに朗報です!リアカメラを1つ装着するだけで、後方と真上からの映像を、モニターに表示可能な「スカイトップビューカメラ」が、データシステムから発売されました。

©データシステム
どんな車やドライバーでもありえる「駐車してみたらイメージと違う!」

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長年運転しているドライバーでも、少し気を抜くと「バックで駐車した時は、完璧だと思っていたら、斜めになっていたり、左右に寄り過ぎていた」という事は、たびたびあります。
前に向かって進む分には車両感覚をバッチリつかめても、バックの際は勘が働きにくいほか、慣れない車や、初めて止める駐車場などは、意外と難しいものです。
バックをしながら、あるいは止めてからドアを開けて確認したり、同乗者にドライバーと反対側にドアを開ける余裕があるかの確認をお願いしたりして、キチンと止めたつもりでも、外に出てみると意外にも斜めになっており、「アレ?!」とガッカリした経験のある人は多いのではないでしょうか。
現在は、バック操作を補助するために、バックギアに入れるとドアミラーの鏡面が下を向き、駐車場の枠を見やすくしてくれるものや、バックモニターあるいは車体を上から見下ろすように複数のカメラ映像を合成するモニター映像もありますが、全ての車に装備できるわけではなく、古い車ではそもそもそんな便利装備がなかったという事もあるでしょう。
また、車体後端のカメラで後方確認ができるバックモニターなら後付けも容易ですが、後方確認や駐車位置の後方にある壁などとの距離はある程度わかっても、「駐車枠に対して、車がどのような位置にあるか」まではわかりませんので、もう一歩、カユイところに手が届く後付け装備を求めていた人も多いと思います。
リアカメラ1つで真上から見た映像が!「1カメラスカイトップビューカメラSKY812」

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そこで今回、自動車アフターパーツの総合メーカー、株式会社データシステム(東京都新宿区)から新たに発売されたのが、「1カメラスカイトップビューカメラSKY812」です。
従来からの後付けバックモニター用カメラで後方を映すのと同時に、映像から周囲の風景を記憶合成した「駐車位置を真上から見た画像(スカイトップビュー)」を表示し、駐車位置に対して自車がどのような位置にあるのかを確認する事ができます。
とは言っても、車体周囲に配置されたカメラの映像を合成するのとは違い、あくまで「駐車位置に対する自車位置の確認」のみで、周囲から近づく車や人をリアルタイムで確認できるものではありませんが、カメラを1つ後付けするだけという手軽さが最大の特徴です。

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バックギアに入れると、画面の半分では通常のバックモニターと同様に、後方の映像を映しつつ、もう半分では駐車位置を上から見た画像が映し出され、自車の移動に従って車のイラストが動くため、ドライバー自らの肉眼や同乗者に頼らずとも、「駐車枠に対して斜めになったり、左右に寄りすぎていないか」という確認は、十分できます。
もちろん、バックモニターには駐車位置に対するガイド線を表示させる事もできるので、バックモニターと直上からの位置確認を、1つのカメラで2役こなせるオトクなシステムです。
カメラ装着後の設定で多様な車に対応する汎用システム

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駐車枠に対して自車がどのような位置にあるかは、車のサイズがわからなければ把握できませんが、カメラ装着後に車検証から全長と全幅を入力する事で、多様な車への対応が可能です。
また、バックから他のギアへ切り替えた時も、表示をある程度は継続できるよう設定できるので、途中で切り返しや幅寄せを行う際も、バックギアでなくなった途端にスカイトップビュー表示が切れ、自社位置がわからなくなる事もありません。
SKY812は、バックモニターがついていなかった車はもちろん、既に後付バックモニターを装着している車でも、さらに便利にするための買い替え需要にも応えるべく、価格もリーズナルブルで、取り付け工賃もカメラ1台とモニターへの接続だけと、安価に導入可能です。
今までバックでの駐車がうまく行かず、何度もやり直していた方も、新しいカメラでピッタリ一発、美しいバック駐車をしてみませんか?
画期的な1カメラスカイトップビューカメラ「SKY812」の価格は23,980円(税込)で、2021年5月に発売予定です!
※注意点

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トヨタ純正販売店オプションナビ 「NSDD-W61」/「DAN-W62」/「NSCD-W66」、マツダ純正「マツダコネクト」には接続不可ですが、トヨタ・ディスプレイオーディオへの接続は、同社の「リアカメラハーネスRCH106T」で接続できるなど、変換ハーネスで接続できるモニターもあるため、データシステムの製品ホームページで適合を確認してください。
また、リアルタイム映像はバックモニターの後方映像のみで、スカイトップビュー表示はシステム起動時の映像から記憶合成した画像となるため、車体の左右及び前方に人や自転車などが通過してもスカイトップビュー表示には映らないため、周囲の安全確認はドライバー自身が行う必要があります。