リフトアップなどカスタムキットの販売や、それを組み込んだ中古車も数多く販売されており、ちょっと変わったクルマが欲しいカスタム系ユーザーに人気のプロボックスに注目したのが自動車アフターパーツ総合メーカーのデータシステム(東京都新宿区)。サイドミラーに取り付けたカメラで死角をカバーする、同社の「車種別サイドカメラキット」、160系プロボックス用が新発売です!

プロボックスでもサイドの死角はカバーしたい!

©データシステム

ライトバンの定番車種として、2002年の発売から20年以上のロングセラーとなっているトヨタ プロボックス。

2014年にプラットフォームまで更新したビッグマイナーチェンジを受けて内外装を一新、型式も50系から160系へと変わり、2018年にはハイブリッド車追加、2020年にはサクシードを統合して、現在も販売が続いています。

ロングセラー車という事で中古車は安く、過剰な装飾が求められないライトバン(マイナーチェンジ前は5ナンバー登録のワゴンもあった)としてカスタムにも最適とされたか、中古車市場ではリフトアップや外装交換、全塗装したクロスオーバー車が人気。

最初からカスタムされた中古車を買うのもよし、安い中古車を買って市販されているパーツを組み込み、好みのカタチへカスタムするのもよしで、かつての日産 ラシーンを思わせるような、静かなブームとなっています。

そうやってリフトアップ、クロスオーバーSUV化されると既存のSUV同様に周辺視界に死角が増えてくるのは気になりますし、せっかくカスタムしたのだから、その辺も最新パーツで抜かりなく仕上げたい…そんな希望に応えるのがデータシステム(東京都新宿区)の「車種別サイドカメラキット」です。

サイドミラーに設置したカメラの映像をモニターに映し、死角をカバー!

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データシステムの「車種別サイドカメラキット」は、高感度スーパーCMOSセンサーを採用した小型カメラを仕込んだカメラカバーを助手席のサイドミラーに取り付け、左折時や幅寄せ、縦列駐車時に死角となりやすい部分を車内のモニターへ映します。

カメラマウントは車種別専用設計ですので、プロボックスにも純正のごとくバッチリとフィットし、スマート!

ミラー本体ではなくミラーベースに取り付けるので、ミラーを畳んで左側ギリギリに寄せた時でもカメラ映像を確認可能です。

160系プロボックス用車種別カメラキットの適合車種、価格、発売時期

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今回発売される車種別カメラキットは、160系プロボックスの中でも、仕様変更でドアミラーカウルの形状が変更された、2020年(令和2年)8月以降のモデルに対応しています(OEM車のマツダ ファミリアバンは2020年9月以降)。

発売日

2023年5月20日

適合車種

トヨタ プロボックス(型式:NHP160V / NSP160V / NCP160V・165V)
年式:R2.8~
マツダ ファミリアバン(型式:NHP160M / NCP160M・165M)
年式:R2.9~

(LEDなし/保安基準適合品)
品番: SCK-98P3N
税別定価:18,858円(税込20,744円)

(LED内蔵タイプ/保安基準適合外・車検非対応)
品番:SCK-98P3A
税別定価:20,762円(税込22,838円)

商品の詳細情報は、データシステム公式ホームページの「車種別サイドカメラキット」でも確認してください。

取り付けには、電動ドリルなどの工具を使い、ドアミラーを外したり配線を脱着するので、普段からDIY作業に慣れている人以外は、販売店などプロへの依頼がオススメです。

なお、死角をチェックするモニターに気を取られ、死角以外の部分で接触などのトラブルもありがちなので、カメラ使用中でも車の全周に気を使い、安全な操作を心がけてください。

なお、まだ「車種別サイドカメラキット」にラインナップされていない車種でも、要望が多ければ検討対象になるので、そうした車種のユーザーはデータシステムの「追加適合車種のご要望」にリクエストしてみましょう!