走行中でも純正ナビのTV視聴やナビ操作が可能になる、株式会社データシステム(東京都新宿区)の「TV-KIT」シリーズ。各車種へのラインナップ追加や拡大で好評ですが、レクサスNX・RX・RZ用のTV-KIT「TTV442」を2023年8月18日に追加します!最新の人気車種なのに適合していない…でもいつか!と期待していた方には朗報ですよ!

レクサスの国産高級SUV、NX・RX・RZにも適合したTV-KIT

TTV442 ©データシステム

株式会社データシステム(東京都新宿区)は自動車アフターパーツ総合メーカーとしてクルマの魅力を向上させる数々の外装パーツや装備品、アクセサリーパーツを販売してきましたが、同社が最近力を入れているのが「TV-KIT」シリーズ。

車種やメーカーごとの装備によって機能の差は多少あるものの、基本的には純正状態では走行中の操作やTV視聴ができないという純正ナビの制約を「解放」し、同乗者をドライブ中の退屈から救うだけでなく、ドライバーの支援でも有益なアフターパーツです。

もちろん、最近だとディスプレイオーディオと呼ぶことも多い純正ナビ画面を、ドライバーが走行中に注視するのは違法ですが、クルマに乗っているのはドライバーだけではありません。

助手席や後席に乗る同乗者にとって、特に停車時間が少ない高速道路を中心に、ドライブが長距離・長時間に及ぶほどすることもなく、昼間に見る価値のある景色に興味を見出さない限りは退屈で仕方がありませんし、クルマそのものの快適性に影響します。

こうしたストレスによる車内環境の悪化、純正ナビを同乗者が操作できない事による不便さはドライブの安全性にも直結しますし、むしろドライバー以外は走行中でも積極的に純正ナビを操作できた方が、メリットが大きいことでしょう。

そのため、データシステムのTV-KITシリーズは既存車種への対応、新規車種への素早い適合で対応車種を急速に拡大しており、今回はレクサスの高級SUV、RXおよびNX、そして新世代を担うBEV(電気自動車)版SUVのRZへと、対応車種を拡大しました。

なお、対応しているのはいずれも現行モデルで、8インチディスプレイオーディオ(コネクテッドナビ対応)または14インチディスプレイオーディオ(コネクテッドナビ対応)Plus装着車で、TV-KITがONでも自車位置表示やLCA(レーンチェンジアシスト)が使用可能です(※)。
(※機能には若干の影響があるので、後述の「注意事項」を参照してください)

レクサスNX・RX・RZ用TV-KITの品番、価格

ON/OFFスイッチの有無や取付方法の違いで何種類かあるTV-KITシリーズですが、レクサスNX・RX・RZ用には付属の後付スイッチを使う「切り替えタイプ」が適合します。

品番、価格は以下の通りです。

適合車種および型式

レクサス NX(R3.11~R5.2および、R5.3~)
NX250:AAZA20・25
NX350:TAZA25
NX350h:AAZH20・25
NX450h+:AAZH26

レクサス RX(R4.11~)
RX350:TALA10・15
RX450h+:AALH16
RX500h:TALH17

レクサスRZ(R5.3~)
RZ450e:XEBM15

※いずれも2023年8月現在の現行モデルで、8インチディスプレイオーディオ(コネクテッドナビ対応)、または14インチディスプレイオーディオ(コネクテッドナビ対応)Plus装着車

TV-KIT品番と価格

・TTV442(切り替えタイプ)

税込36,300円(税別33,000円)

注意事項

  • 運転者が走行中に画像表示装置(テレビ映像等)を注視することは、道路交通法で禁じられていますが、運転者以外の同乗者が走行中にテレビを観ることは法律上問題ありません。
  • 運転者は交通法規を遵守し、安全運転を行う責任があります。
  • TV-KITが「ON」でもナビ操作可能で、自車位置も基本的に追従しますが、道路環境などによって一時的に進行方向や走行場所にずれが生じる場合があるなど、純正時とは動き方や精度に差が生じます。
  • TV-KITが「ON」の場合、ルート案内時には画面に表示される残距離より近い距離の音声ガイドが案内されます。

取り付けについて

TV-KITは車両側の配線を傷つけず、カプラーオンで簡単に取り付けられるのが特徴です。

ただし、内装の部分的な撤去、ディスプレイを外して背面コネクターを抜き差し、スイッチの取り付けを内装など傷つけずに行い、違和感なく全て元に戻すなど、実際の取り付け作業で行うにはそれなりのスキルが必要です。

この種の作業によほど慣れているユーザー様以外は、最寄りの整備工場などプロへ依頼するか、心当たりがなければTV-KIT販売店へ相談してください。