日本国内では一時期すっかり落ち目だったものの、時代が一巡して「こういうのもアリ!」と人気が再燃中のピックアップトラック。三菱が2024年2月に国内へ再導入した「トライトン」も話題の一台ですが、自動車アフターパーツ総合メーカー、株式会社データシステム(東京都新宿区)の「TV-KIT」シリーズから、トライトンの純正ナビで走行中のTV視聴を可能にする新製品「NTV439」が発売されました!

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「日本に戻ってきた」ピックアップトラックに、TV-KITが新発売!

©データシステム

昔の日本ではいかにも商用というボンネットトラックから、ライトバン同様に「平日はお仕事、休日はマイカー」用途な乗用車ベースのピックアップトラックが数多く走っており、海外向けの需要増加や国内でも初期のRVブームから、今のSUV的な使い方も増えました。

そのため1980年代末から1990年代にかけての「RVブーム」では、スポーティなピックアップトラックが各社からラインナップされていたものですが、RVブーム由来の人気ジャンルが現在のSUV、ミニバン、トールワゴンに集約されると、ピックアップトラックは激減。

一時期は完全に国内向け販売がない状態でしたが、従来の人気ジャンルがあまりにも増えて「普通のクルマ」になっていったり、過去のピックアップトラックユーザーが乗り換えを考える時期になると、国内でも「そろそろ新しいピックアップトラックを」という需要が起きます。

そこで2017年にトヨタがハイラックス(8代目)の国内販売を再開すると、大ヒットとまではいかないまでも堅実な需要があり、しかも昔ながらの「仕事用トラック」というより、SUVの一種として人気が出たため、多少高価で大柄でも販売する意味が認められました。

そんな中で2024年2月に国内販売を復活したのが三菱の「トライトン」(3代目)で、日本未発売のパジェロスポーツともども「ラリーアート」ブランドによる海外ラリーの参戦イメージなどスポーツイメージをバックに、三菱特有のいかついルックスもあって、だいぶ話題になったものです。

しかしそんなトライトンでも純正ナビの仕様は「走行中のTV視聴は不可」、基本的にドライバー優先の仕事用トラックならそれでも仕方ありませんが(ドライバーによる走行中のディスプレイ等を凝視する行為は違法)、今の日本でピックアップトラックは大型高級SUV的な扱い。

ならば同乗者の快適性を高め、ドライブの質を高めるためにも、走行中のTV視聴を…という製品が、自動車アフターパーツ総合メーカー、株式会社データシステム(東京都新宿区)の「TV-KIT」シリーズです。

今回はトライトン用の新製品「NTV439」が新発売され、加工不要のカプラーオンによる簡単取り付けで、走行中のTV視聴が可能になります!

トライトン用TV-KITシリーズ、「NTV439」の適合車種や価格

ON/OFFスイッチの有無や取付方法の違いで何種類かある「TV-KIT」シリーズですが、今回トライトン用に発売された「NTV439」は、付属の小型スイッチでON/OFFを切り替える、「切り替えタイプ」です。

対応する品番、価格は以下の通り。

適合車種および型式

三菱 トライトン(R6.2~)

型式:LC2T

TV-KIT品番と価格

・NTV439(切り替えタイプ)

各21,780円(税込)

製品URL

https://www.datasystem.co.jp/products/tvkit_sr.html

注意事項

  • 本製品は、走行中に純正ナビでのTV視聴を可能にするものです。
  • 作動中のナビ操作はできませんが、ナビの自社位置は正常に動作します。
  • キーオフ後も本製品のスイッチランプはしばらく点灯したままですが、ドアロック後に何もせず数分経過するとスイッチランプが消灯します。
  • 走行中にドライバーが画像表示装置(テレビ映像等)を注視することは、道路交通法で禁じられていますが、同乗者が走行中にテレビを観ても法律上の問題はありません。
  • ドライバーには交通法規を遵守し、安全運転を行う責任があります。

取り付けについて

TV-KITは「配線を傷つけずにカプラーオンで取り付け可能」を特徴としていますが、内装を部分的に撤去してディスプレイを外し、配線コネクターを抜き差しして内装ともども元に戻す、小型スイッチを車内に取り付けるといった、細かい作業が発生します。

特にDIY作業に自信のあるユーザーを除けば、内装や配線の破損につながりやすい繊細な作業ということもあり、取り付けは最寄りの整備工場やショップのプロへ依頼するか、心当たりがなければTV-KIT販売店へご相談ください。