道交法で「同行中のドライバーはディスプレイなど凝視は禁止!」と決められているとはいえ、最新モデルですら同乗者が走行中にTV視聴もナビ操作もできないのでは、ドライブの質に大きく影響します。それがミニバンやSUVなどファミリーカーならもちろん、スポーツカーでも不便なことには変わらないわけで、自動車アフターパーツ総合メーカー、株式会社データシステム(東京都新宿区)の「TV-KIT」シリーズから、今回は2023年にマイナーチェンジが発表された後の、現行NDロードスター用が新発売です!

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2人乗りスポーツカーだって、TV-KITでドライブの質を上げたい!

©データシステム

今回、データシステムから新たに「スマートタイプ」(9月13日発売)と「切り替えタイプ」(10月初旬発売予定)が発表されたのは、マツダの2人乗りスポーツカー、ND型「ロードスター」のうち、2023年10月にマイナーチェンジが発表されたモデルです。

1989年に初代モデル(NA型)が発売された、マツダにとってはもはや伝統芸と言える2シーター・フルオープンのライトウェイトFRスポーツの4代目がND型ロードスターで、2015年5月にまずは1.5リッターのフルオープンモデルを発売。

続いて2016年には2リッターエンジンを積み、電動タルガトップ的にルーフが開くリトラクタブルハードトップモデル(ロードスターRF」を追加し、いずれも国産FRライトウェイト・FRスポーツの代表として、多くのユーザーを楽しませてきました。

一方、データシステム(東京都新宿区)は、純正だと道交法の「走行中にドライバーがディスプレイなどは凝視してはいけない」という規制のまま、走行中に純正ナビのTV視聴やナビ操作ができない問題を解決する、「TV-KIT」シリーズを得意な定番商品としている、自動車アフターパーツ総合メーカーです。

道交法ではドライバーはともかく、他の乗員がTV視聴やナビ操作を禁じているわけではないので、走行中の純正ナビに対する操作の規制を解除するのは自己責任でOK…しかも、長距離ドライブほどTV視聴で同乗者の退屈を紛らわせたり、同乗者によるナビ操作でドライバーを助ければ、ドライブの質も、安全性も向上します。

そのため、ミニバンやSUV、トールワゴンといった売れ筋や、長距離ドライブが多い高級セダンにラインナップされることが多いTV-KITですが、2シータースポーツでも同乗者はいますし、昔ながらのデートカー需要だってなくなったわけではありません。

この「TV-KIT」シリーズで、2シータースポーツのロードスターも快適ドライブ化しちゃいましょう!

マイナーチェンジ後のロードスター用TV-KITシリーズ、適合車種や価格

©データシステム

「TV-KIT」シリーズにはON/OFFスイッチの有無や取付方法の違いで何種類かありますが、今回2023年マイナーチェンジ後のロードスター用に発売されたのは、以下の2種類。

ステアリングスイッチでON/OFFの切り替えが可能なスマートタイプ「UTV445S」と、付属の小型スイッチを取り付け、ON/OFFを切り替える切り替えタイプ「UTV445」です。

対応する品番、価格は以下の通り。

適合車種および型式

※いずれも「8.8インチセンターディスプレイ装着車」

マツダ ロードスター(R5.12~)

型式:ND5RE

マツダ ロードスターRF(R5.12~)

型式:NDERE

TV-KIT品番と価格

・UTV445(切り替えタイプ):2024年10月初旬発売

・UTV445S(スマートタイプ):2024年9月13日発売

各21,780円(税込)

製品URL

https://www.datasystem.co.jp/products/tvkit_sr.html

注意事項

  • TV-KIT作動中でもナビ操作は可能ですが、ナビ上の自車位置はGPSのみの測位になるので不正確になります。
  • TV-KIT使用中は、i-DMのスコア評価およびエンディング表示のアドバイスが機能しません(※「i-DM」については、車両取扱説明書を参照してください)。
  • トンネルでは、メーター(左)に「交通標識認識システム性能が低下しています。ナビゲーションとの連携が出来ません」および、「SDカードを確認してください」と交互にメッセージが出ますが、トンネルを抜けるか、TV-KITをOFFにしてしばらく走行すると、表示は消えます。
  • 走行中にドライバーが画像表示装置(テレビ映像等)を注視することは、道路交通法で禁じられていますが、同乗者が走行中にテレビを観ても法律上の問題はありません。
  • ドライバーには交通法規を遵守し、安全運転を行う責任があります。

取り付けについて

「配線を傷つけずにカプラーオンで取り付け可能」がTV-KITの特徴ですが、ディスプレイを外し、配線コネクターを抜き差しして元に戻す作業を、内装を部分的に撤去して実施し、切り替えタイプえは小型スイッチの車内に取り付け、ステアリングスイッチでは配線を取り付けるといった、細かい作業が発生します。

製品自体のカプラーオン以外では、内装や配線の破損につながりやすい繊細な作業が多く、特にDIY作業に自信のあるユーザーを除けば、取り付けは最寄りの整備工場やショップのプロへ依頼するか、心当たりがなければTV-KIT販売店へご相談ください。