どれだけ魅力的なクルマであっても、走り出した途端に純正ナビの操作ができなくなり、TV視聴が全くできなくなるのは興醒め…運転中のディスプレイ凝視が禁じられたドライバーはともかく、同乗者のためには何とかならないかという願いを叶えるのが、カプラーオンで簡単取り付けの「TV-KIT」シリーズを販売する自動車アフターパーツ総合メーカー、株式会社データシステム。今回は2023年6月に一部改良後のレクサスLC500/500h用が新発売です!

最高級国産クーペ、レクサスLC用にもTV-KITが新発売!

©データシステム

2017年3月に発売以来、今や国産車では貴重な5リッターV8エンジンを積む「LC500」と、3.5リッターV6マルチステージハイブリッドの「LC500h」をラインナップ、2020年6月からはLC500にソフトトップのコンバーチブルを追加したレクサス LC。

LFAなど一部の特殊な例外を除き、量販ラグジュアリークーペでは国産最高級モデルとして君臨しており、2024年10月現在の新車価格は1,400万〜1,533万円と、なかなかのお値段を誇る2+2シータークーペです。

しかしそんなLCでも「レベル3以上の自動運転車でもない限り、運転中にドライバーがディスプレイを凝視してはならない」という制約からは逃れられず、走行中の純正ナビ操作やTV視聴はできません。

しかしデートやビジネスで長距離ドライブにも多用される高級ラグジュアリークーペですから、同乗者を退屈から逃れさせるためにもTVは見られた方がいいですし、純正ナビの操作でドライバーのアシストをしてくれれば、ドライブの質も劇的に向上するというもの。

そういう時の定番商品が、自動車アフターパーツ総合メーカー、株式会社データシステム(東京都新宿区)の「TV-KIT」。

カプラーオンにより配線などを傷つけず簡単装着、スイッチを入れればLCA(レーンキープアシスト)やナビの自車位置表示に影響を与えず、純正ナビ操作やTV視聴も可能となります。

レクサス LC用TV-KITシリーズ、適合車種や価格

©データシステム

今回新発売となったTV-KITに適合するレクサス LCは、2023年6月の一部改良で12.3インチのタッチディスプレイが採用されたモデル(それ以前のモデルにも適合品「TTV411/TTV411S」があります)。

「TV-KIT」シリーズにはON/OFFスイッチの有無や取付方法の違いで何種類かありますが、LC用には付属の小型スイッチを取り付け、ON/OFFを切り替える切り替えタイプの「TTV446」と、ステアリングスイッチで切り替えが可能なスマートタイプ「TTV446S」です。

対応する品番、価格は以下の通り。

適合車種および型式

レクサス LC500(R5.6~)

型式:URZ100

※コンバーチブル含む

※12.3インチタッチディスプレイ(コネクティッドナビ対応)Plus

レクサス LC500h(R5.6~)

型式:GWZ100

※12.3インチタッチディスプレイ(コネクティッドナビ対応)Plus

TV-KIT品番と価格

  • TTV446(切り替えタイプ)
  • TTV446S(スマートタイプ)

各32,780円(税込)

製品URL

https://www.datasystem.co.jp/products/tvkit_sr.html

注意事項

◯TV-KITがONでも純正ナビの自車マークは基本的に追従しますが、以下の注意事項があります。

  • 自車マークの動き方や精度に多少の差が生じ、道路環境などによっては進行方向や走行場所にずれが生じる場合があります。
  • TV-KIT作動中は、ルート案内時に画面へ表示された残距離より近い距離の音声ガイドが案内されます。

取り付けについて

「配線を傷つけずにカプラーオンで取り付け可能」を売りにしているTV-KITですが、ディスプレイを含む内装の脱着、配線コネクターの抜き差し、小型スイッチの取り付け(切り替えタイプ)、ステアリングスイッチの配線取り付け(スマートタイプ)といった、細かい作業で、内装や配線を傷つけてしまうリスクはあります。

特にDIY作業に自信のあるユーザーを除けば、取り付けは最寄りの整備工場やショップのプロへ依頼するか、心当たりがなければTV-KIT販売店へご相談ください。