自動車アフターパーツ総合メーカーの株式会社データシステムは、スズキ・ジムニー(JB64)およびジムニーシエラ/ノマド(JB74)のオーナー待望の新製品、「マルチVIEWフロントカメラキット」を12月5日に発売します。

オフロード走行やカスタムで人気のジムニーですが、そのスクエアなボディ形状ゆえに、見通しの悪い交差点や車体の直前直左の視界確保が課題でした。本キットは、この課題をスマートに解決し、安全性を大きく向上させる画期的なアイテムとして注目を集めています。
180°広角カメラと車種専用デザインで安全性を向上

データシステムが今回発売するフロントカメラキットは、以下の特長により、ジムニーのセーフティドライブを強力にサポートします。
スマートな装着を実現する車種専用設計
カメラユニットは、ジムニーのフロントバンパー下部、ロワグリル部分にフィットする車種専用デザインのカメラカバーに組み込まれています。

- 一体感のあるデザイン: ロワグリルのハニカム部を前後から挟み込むように固定するため、後付け感を抑え、デザイン性と機能性を両立。
- オフロードにも配慮: 泥はねなどの影響を受けにくい位置にスマートに装着されます。
水平画角180°のワイドな前方視界
搭載されているマルチVIEWカメラは、水平画角180°の超広角レンズを採用。見通しの悪い交差点へ進入する際の左右確認はもちろん、車体をリフトアップした場合の直前・直左の死角確認用としても高い有効性を発揮します。

状況に応じて切り替え可能な「6種類の表示パターン」
本キットの最大の特徴は、付属のコントロールスイッチ操作で、ドライバーが求める視界に6種類の表示パターンを切り替えて利用できる点です。
| 表示パターン名 | 主な用途・特長 |
| スーパーワイドビュー | 水平画角180°の広範囲を表示。交差点での左右確認に最適。 |
| ノーマルビュー | 水平画角120°。距離感がつかみやすく、通常の前方確認に。 |
| コーナービュー | 左右の死角部分を拡大して表示。狭い路地や駐車時に有効。 |
| トップビュー | 車体の真上から見下ろしたような表示。直前の障害物確認に。 |
| スーパーワイドビュー+コーナービュー | 広範囲と死角拡大を同時に表示できる分割画面。 |
| スーパーワイドビュー+トップビュー | 広範囲と真上視界を同時に表示できる分割画面。 |
さらに、設定によりお好みの表示パターンだけを組み合わせて切り替えられるようにカスタマイズも可能です。
製品ラインアップと価格
| 対象車種 | 品番 | 型式 | 年式 |
| ジムニー | FCK-264J3M | JB64W | H30.7~R7.10 |
| ジムニーシエラ | FCK-274J3M | JB74W | H30.7~R7.10 |
| ジムニーノマド | FCK-274J3M | JC74W | R7.4~ |
- 価格(共通): 27,280円(税込)
- 発売日: 2025年12月5日
今回の新製品は、ジムニーの持つ走破性やカスタム性を損なうことなく、日々の運転における安全と安心という新しい価値を提供する、注目のアフターパーツとなりそうです。