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脇阪寿一選手が童夢からレギュラー参戦! 2000年 TAKATA 童夢 NSX

出典:http://www.dome-racing-team.com
1999年から「無限×童夢プロジェクト」として、2台体制となった童夢としてJGTC参戦4年目の年。
この年から、1998年にスポット参戦で大活躍した脇阪寿一選手が1999年からレギュラー参戦します。
相方は、去年に引き続き金石勝智選手が就きました。
開幕戦こそノーポイントで終えるものの、第2戦富士では堂々の優勝!
その後安定してポイントを獲得し、第6戦MINEでは2位表彰台をゲット。
大事な最終戦鈴鹿では、努力虚しくノーポイントに。
シリーズランキング6位、最高順位1位でシリーズを終えました。
童夢レーシングチームとして参戦しはじめた年 2003年 TAKATA童夢NSX

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「童夢といえば、TAKATA童夢NSX」というイメージが定着する発端は、このマシンが登場してからではないでしょうか?
ホンダのエースドライバーとして力を付けていた道上龍選手が移籍し、エースチームとしても成長していきました。
チーム発足初年度でありながら、開幕戦TIでは2位に。
この勢いそのままに、第2戦も望みましたが悔しくもノーポイントに。
その後は入賞を続け、ポイントを獲得していきます。
そして第5戦富士では、優勝。
第6戦・第7戦とノーポイントで迎えた最終戦、12号車とのトップ争いを演じますが悔しくも及ばす2位に。
シリーズランキング7位で終えました。
皆さんお馴染みのカラーリングに! 2004年 TAKATA童夢NSX

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「TAKATA童夢NSX」といえばこのカラーリングを想像する方はたくさんいるのではないでしょうか!?
お馴染みのグリーンメタリックと白のツートンカラーになったのもこの2004年です。
ドライバーは2003年から引き続いて、道上龍とセバスチャン・フィリップのコンビで参戦。
ですがこのシーズン、チームとしても苦戦を強いられる年になりました。
年間を通して獲得したポイントはなんと6ポイント。
シリーズランキング14位でこのシーズンを終えます。
シリーズチャンピオンまでもう少しだったこの年 2006年 TAKATA 童夢 NSX

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2005年から道上の相方に小暮卓史選手が就き、このコンビでは2年目である2006年。
開幕戦を11ポイント獲得し、まずまずのスタートを切り今度こそ勢いつき、第2戦岡山では見事優勝。
その後はノーポイントが続きます。
シリーズも終盤に差し掛かった第8戦オートポリスで2位を獲得し、夢のシリーズチャンピオンも見えてきていました。
そして最終戦富士、惜しくも入賞の7位。
シリーズランキング3位で幕を閉じました。
ですが、チームとして纏まってきた事を証明する結果になった事は間違いありません。
人気ロックバンドとコラボレーションして話題に! 2009年 ROCK ST☆R 童夢 NSX

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人気ロックバンド「X JAPAN」とのコラボレーションもこの2009年でした。
ニュースでも取り上げられ、話題になりましたね!
チーム名も TEAM YOSHIKI & 童夢 PROJECT に。
開幕戦の岡山では、早速2位表彰台に。道上・小暮コンビも5年目となり、チームとしてのまとまりは他のチームと比べても段違いだったのではないでしょうか。
続いて第2戦もポイントを獲得。
第5戦SUGOでは3位を獲得しました。
その後もコンスタントにポイントを獲得しますが、シリーズランキング6位で幕を閉じる結果となりました。
NSXの引退。チームも大きく変化し、努力が実を結んだ年 2010年 ウイダー HSV-010

2011年仕様(出典:http://www.dome-racing-team.com)
NSXでの参戦が終了し、HSV-010が投入された2010年。
ドライバーは、長年童夢でドライブしていた道上選手が移籍し、代わりにフォーミュラニッポンでも小暮とチームメイトであるロイック・デュバルか相方に就きました。
マシンのセッティングが定まらないまま迎えた開幕戦は、ホンダ勢にとって第2戦に向けて良いデータ収集になりました。
その成果を表すかの様に、見事優勝。
そして第4戦では3位表彰台を、第5戦では2位表彰台を獲得しました。
勢いそのままに、迎えた最終戦。
36号車との激しいバトルの末、2位表彰台を獲得し見事チャンピオンを獲得しました。
このバトルが印象に残っている方も多いのではないでしょうか?
童夢レーシングとして最後の年。 2014年 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT

出典:http://www.dome-racing-team.com
この年から、前年まで3年間供給されていたHSV-010での参戦が終了。
新たに NSX CONCEPT-GTが投入されました。
2013年に童夢レーシングチームのドライバーが一新され、2012年までTEAM KUNIMITSUで参戦していた山本尚貴選手が移籍。
ペアにはFIA GT1への参戦経験があり、海外でのレース経験豊富なフレデリック・マコヴィッキィが就きました。
このコンビでは2年目となった2014年、開幕戦からポイントを獲得し、第5戦では優勝。
第6戦では3位表彰台と勢いに乗ります。
最終戦はマコヴィッキィに代わり、伊沢拓也選手がドライブ。
見事3位表彰台を獲得し、シリーズランキング4位で終えました。
まとめ

出典:http://www.honda.co.jp/SuperGT
いかがだったでしょうか?
2015年シーズンから童夢はスーパーGTでの活動を休止し、マザーシャシー開発やメカニカルの方向で関わっています。
これからのスーパーGTで童夢レーシングチームのマシンを見る事が出来る日は来るのでしょうか?
そして「TAKATA童夢」の名前が復活する事はあるのでしょうか?
この先の動きに注目です!
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