F1仕様のパドックは、ここまで変貌する!
続いては、先日行われたF1日本GPのパドックの様子をご紹介します。
まずF1の場合は、セキュリティゲートがあり、パスをかざして中に入るという仕組みになっています。もちろん、“顔パス”は一切効かず、F1ドライバーたちもパスを持参して出入りしなければいけません。
ちなみに、F1で発給されるメディアパス、チーム関係者用パスは色分けがされており、その色によって入れるエリアが変わります。
緑色はパドックのみ。赤色はパドック+ピットレーンまで行けるパス。オレンジがグリッドまで入れるパス(だったはず…)その他にもFIA関係者用のパスや、レース運営に関わる最高責任者クラスの人だけが持っているパスなんかもあります。
鈴鹿のパドック(F1バージョン)になると、こんなにスペースが!
さて、セキュリティゲートを通過してパドックに入って感じるのは「広い!」ということ。
国内レースの場合はトランスポーターがそのままガレージ裏に止められ、チーム用テントなども建ち並びますが、F1の場合は各チームが使うテントが専用で用意されているだけ。
チーム機材もガレージ内に全て収納されていて、スーパーGTでは6チーム分ぐらいのスペースをF1では1チームが使用しています。
だから、これだけすっきりしているんですね。
こちらも限られた人しか入れない…F1パドッククラブ
エスカレーターを上ったところにある「センターハウス」。国内レースでも利用される方は多いと思いますが、ここは「F1パドッククラブ」というスペースになります。
パドッククラブは、関係者パスとは違う形状のパスになっていて、こちらもセキュリティゲートがあります。
実は、こっちのゲートはメディアパスや関係者パスでは入れない仕組みになっているのです(ゲートでパスをかざすとブーー!とNGの音が出ます)。逆にパドッククラブパスでは下のパドックエリアに入ることは不可能。なので、ゲストの方達はパドックに降りてドライバーのサインをもらう…ということができないんです。
このパドッククラブですが、スポンサーの招待でいただくこともできますし、一応販売もしていますが1レース約54万円。また原則ドレスコードなどもあるとか…。
さすが、F1です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
F1のパドックって本当に厳しくて、ご紹介できることも限られるんですが、今まで未知の領域だった場所は少し垣間見えたのではないかと思います。
F1でパドックに行けるチャンスは本当に限られますが、国内レースではパドックパスを簡単に購入して写真で紹介しているエリアまで行けますので、ぜひ機会を見つけて行ってみてください!
併せて読みたい!
今でもアツい星野一義vs中嶋悟!ファン感謝デー恒例の全ライバル対決を振り返る!
「最終戦ならではの緊張感の中に…?」スーパーフォーミュラ2016最終戦鈴鹿 小ネタ集12選
F1史上に残る名バトル「セナプロ対決」…鈴鹿F1日本GPでの対決を振り返る
[amazonjs asin=”B01HPEN7QW” locale=”JP” title=”F1 2016″]
Motorzではメールマガジンを始めました!
編集部の裏話が聞けたり、月に一度は抽選でプレゼントがもらえるかも!?
気になった方は、Motorz記事「メールマガジン「MotorzNews」はじめました。」をお読みいただくか、以下のフォームからご登録をお願いします!