4月22・23日に鈴鹿サーキットで開催された「NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース」。2日間とも晴天に恵まれたこともあり、合計で5万6000人が来場しました!グランドスタンドはほぼ満員。意外とスーパーフォーミュラ…盛り上がっているんです。そんな2日間を簡単に振り返っていこうと思います!
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一番人気はやっぱりピエール・ガスリー!
今年も将来F1へのステップアップが期待されているピエール・ガスリー選手が参戦。昨年、ストフェル・バンドーン選手がここで活躍し、F1へ行ったこともあってか「今のうちにガスリーからサインをもらおう!」と、ピットウォークにパドックにとTEAM無限付近は大騒ぎでした。
鈴鹿ファン感のころは「ちょっと驚いた」と困惑していましたが、今週末は時間の許す限りファンにサインをしていたのが印象的でした。
今後も、様々なところでファンのサイン攻めにあうシーンが見られるかもしれません。
くま吉、可夢偉のシートをジャック?
この裏側レポートのレギュラーとなりつつある「くま吉」。
今回は、意外にも遭遇する機会が少なかったのですが、必ず会う事ができたのが、小林可夢偉選手(KCMG)のピットでした。このチームではピットウォークでのサイン会用にテーブルとイスを用意するのですが、ピットウォークが始まると、この場所をジャック!
しかも、可夢偉がサインして配布する用のカードにくま吉がサインしている姿も!?
初めて見る方は、驚いたかもしれませんが、実は彼…器用にもサインができるのです。そして、チームの配布カードに勝手にサインするのも…いつものことなのです。
そんなくま吉ですが、子どもだけではなく、女性ファンからも大人気。「くま吉~♪」と、黄色い声援も、ちらほら聞こえました。
ファミリーでの来場者必見!キッズピットウォーク
スーパーGTなどでも開催され、今では恒例となっているキッズピットウォーク。
中学生以下の子どもと、その保護者を対象にしたイベントで、入場料は無料!いつものピットウォークだと、広い鈴鹿のピットロードを埋め尽くしてしまうほどの混雑で、なかなか子どもたちと一緒に回れない。という方も多いと思います。
このキッズピットウォークは、比較的混雑しないため、ドライバーのサインもGETしやすく、限定グッズももらえます。
「ピットウォーク混むから…」と、諦めていたご家族の皆さん!一度、キッズピットウォークに参加して見てはいかがでしょうか?
ピットウォークではレースクイーンも登場!
ピットウォークでは、マシンが近くで撮れる!ドライバーに会える!など、魅力がたくさんありますが、レースクイーンが撮れるというのも、注目ポイントの一つ。
今回はJSB1000やF3のチームを応援するレースクイーンも登場し、賑わいを見せました。
ということで、数枚だけ…ご紹介!
こちらも、デビュー戦!
こちらは、先日Motorzでもロングインタビューなどにご協力いただいた片岡龍也選手!
実は今年からSUNOCO TeamLeMansの監督に就任。そのデビュー戦を今週末迎えました。
5人のドライバーがスーパーフォーミュラ初参戦を果たしましたが、デビュー戦というのはドライバーだけではありません。
グリッド上でも、直前までドライバーやエンジニアとコミュニケーションをとり、どんな戦略で行くのか、マシンセッティングの最終調整はどうするのかなどを確認し、メカニックの作業を「監督」という立場で見守っていたのが、印象的でした。
グリッド上でのドライバーたち、その表情は様々
いよいよ、決勝が始まる直前のグリッド上。ドライバー達の表情は様々です。
1分35秒907のコースレコードでポールポジションを獲得した中嶋一貴選手。この時点では1年以上勝てていなかったこともあり、表情は険しかったです。
いよいよ日本での初レースを迎えるガスリー選手。なかなか上手くいかない週末に、こちらも今まで見たことがない険しい表情。マシンセッティングが上手く行っていないんだろうなというのが、伺える感じでした。
今回、野尻智紀選手にはレース中の心拍数などをリアルタイムで測れるシステムを新しく導入。レーシングスーツの下には、いつもは見慣れないセンサーなどがついていました。
こちらは、鈴鹿を得意とする山本尚貴選手。昨年後半は苦労の連続で、グリッドでも表情は険しかったですが、今回は何かをつかんだのか落ち着いている雰囲気でした。
一方、予選4番手の石浦宏明選手はリラックスしているような感じ。
このように、調子が良いドライバーとそうでないドライバー、それぞれ置かれている環境が違う部分もあって、グリッドでの表情も様々。もしグリッドウォークに参加された際には、そういった部分に注目してみると面白いかもしれません。
予選も決勝も、同じ“チャンピオン経験者”
予選と決勝の後に行われる公式記者会見。そのフォトセッションでの一コマです。
予選は中嶋一貴選手、国本雄資選手、山本尚貴選手がトップ3に入りましたが…
なんと決勝も同じ3人!
優勝が中嶋選手、2位に山本選手、3位国本選手。
この3人の共通点は“チャンピオン経験者”であるということ。特に決勝では4位石浦宏明選手、5位にアンドレ・ロッテラー選手と、参戦しているチャンピオン経験者が上位を独占する結果となりました。
たまたま、といえばそうかもしれません。しかし、この週末は予想以上に気温・路面温度が上がり、そのコンディションへの合わせこみに苦戦するドライバーも多かったです。
やはり、その辺は対応力を持っているドライバーたちが上位にきた…のかもしれません。
まとめ
駆け足でお送りしてきましたが、いかがでしたか?
次回のスーパーフォーミュラは、第2戦岡山!昨年秋にも実施された2レース制での開催となります。
こちらも見逃せませんね!
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