今、1番世界一に近い軽トラックは何なのか?軽トラックの世界一決定戦!Kトラワールドシリーズ開幕戦の結果より、注目の軽トラをまとめてみました。
コチラは、開幕戦優勝者ネコまんま選手の去年の車載映像。
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世界一決定戦にはドリフトクラスもあります!Kトラドリフト
軽トラを手足のように操るテクニックも必要な、軽トラ世界一決定戦。
動画には、車内で何が行われているのか解説付き!参考になります。
公式HPにドリフトテクニック動画のマシン仕様が掲載されていましたのでご紹介します。
GT CARプロデュースのキャリイ(DA16T)
スーパーチャージャー号 マシン仕様KTVスーパーチャージャーキット(70ps)
KTVオールステンレスマフラー タイプS-X
KTV車高調キットforスポーツ(Fr12K、Rrスーパーローダウンリーフ)
KTVフロントスタビライザー
KTVリーフアンダーバー
KTV強化ブレーキパッド&シュー&ステンメッシュブレーキホース
KTVシートレール
クスコLSDタイプMZ(イニシャル強化10K)出典:http://www.gt-produce.com/kcar/2016/07/post-23.html
Kトラワールドシリーズ クラス別優勝マシン
NAエキスパートクラス
スエヨシ選手のハイゼットジャンボ。
ハイゼットジャンボとは、ダイハツ工業製の軽自動車。
何故ジャンボかというと、屋根のハイルーフ化(高くしている)と、運転席の広さを拡大しリクライニング可能なシートを採用しているからだそうです。
1983年〜登場したハイゼットジャンボは、近年はハイゼットトラックのトップグレードとして扱われ、軽トラックに室内の広さと快適性を求めるユーザーから人気を得ています。
2014年〜販売されている10代目からは通常グレードの最上級モデルとして扱われており、スバルサンバーのグランドキャブとしてもOEM供給されています。
NAスーパーエキスパートクラス
tatsuya.選手のドラゴモデューロカラーのアクティ。カラーリングがカッコいい。
ホンダ・アクティとは、HONDAが販売している軽自動車で、八千代工業が生産しています。
日本メーカーの初の量産車DOHCエンジンを搭載したT360(1963年)から始まったアクティの歴史は、長年ファンに愛され続けているホンダの軽トラックです。
ホンダならではの軽トラックにも走行性能の向上が追求されていて、ボディー形状をキャブオーバーないしセミキャブオーバーとし、空車時のトラクション確保や走行性能向上をはかるため、アンダーフロアへのエンジン搭載やエンジンを車両中央付近に配置などレースにこだわりがあるホンダらしい工夫がなされています。
また、高回転特性のエンジン、ド・ディオンアクスル式リアサスペンションの採用や荷台とフレームの一体式モノコック構造などホンダならではの独自設計を施してるのが特徴的。
NAビギナークラス
ナカガワ選手のミゼットⅡ。
ミゼット(Midget )とは、ダイハツ工業が生産していた三輪自動車であるが、1996年〜2001年にかけて生産、販売されていたのは4輪車として販売されていました。
ダイハツ本社池田工場内にあった専用のミゼット工房と呼ばれる所で生産されており、後に同じ場所でコペンの生産が行われていたそうです。
Midgetは英語で「超小型のもの」という意味で、小型、チビな車という想いが込められていて、
ミゼットⅡの開発コンセプトとしては、初代ミゼットと同様、小口の配達をする車両として開発されており、車体の大きさは当時の軽自動車の大きさの規格を大幅に下回るほど小さいクルマとなっています。
また、エンジンはハイゼットと同じものですが、小さいボディで軽量のため、燃費はとても良いそうです。(ハイゼットの倍は走るとか?)
かわいらしい、愛嬌のあるデザインもセールスポイントとなっていました。
ターボRクラス
ターボRクラスを制し、総合優勝を手にしたのは「ネコまんま」選手のミゼット・ターボ。
このミゼットターボは、ダイハツ・コペンと同じエンジンである「JB-DETターボエンジン」が搭載されているそうです。
そして何と、フルカスタムされたミゼットは、ブーストを1.2kg/c㎡をかけ、分かりやすいコースで言うと富士スピードウェイを2分27秒ほどで走るとか!?
こんなミゼット、生で見てみたいですね。
ターボSクラス
のりはな選手のキャリイ。ドリフト姿が美しいですね。
キャリイとは、スズキが生産販売している軽自動車で、車名は「運ぶ」を意味しています。
キャリイは39年連続(1971年~2009年)で、日本国内で販売されているトラックの車名別年間販売台数第1位でありました。(2010年以降はダイハツのハイゼットに1位の座を明け渡してしまいました。)
また、欧米や東南アジア、インド、オーストラリア等では排気量を拡大したモデルが販売されており、韓国GMからはキャリイが「ラボ(LABO)」として、南米ではシボレーブランドで「Chevrolet CMP」と言う名前で現在も生産されているそうです。
ちなみに、キャリィと書きがちですが正確にはキャリイだそうです。
バン・ワゴンクラス
アカホリ選手のエブリイ。見るからに普通の車な感じがイイですね!
スズキが販売するエブリイは、「どこへでも」の意味を持っており、高い積載性と走りの軽快さを兼ね備えたワンボックス車をコンセプトとしているそうです。
こちらも、キャリィと書かれがちですが、「キャリイ」が正式名称とのこと。
商用車(4ナンバー)はエブリイ、乗用車(5ナンバー)はエブリイワゴンであり、。現時点で51年の歴史がある、隠れた名車なのです。
番外編 忘れちゃいけない、この1台
ここまで来たら、サンバーも紹介したい!!
ということで、しょうた選手のサンバーです。
サンバーは、スバルブランドを展開する富士重工業(来年からは株式会社SUBARU)が販売する軽自動車です。
現在販売されている、スバル車の中では最も古い名前であり、サンバーの名はインドの水鹿に由来しているそうです。
リアエンド床下にエンジンを横置きに搭載した「リアエンジン」レイアウトを採用し、農道のポルシェとも言われるこの車は、床下にあるエンジンが重りの役割を果たすことで、荷物が載っていない場合でもトラクションを稼ぐことが出来、安定した走行能力、登坂性能を持っています。
55年の歴史を持つサンバーは、長年スバリストと呼ばれるファンからも愛されてきた名車中の名車とも呼ばれています。
まとめ
世界一の称号をかけて戦う、日本オリジナルのKトラワールドシリーズ。
どのレースもワクワクしますが、こんなに変わったレースも中々見られませんよね?
是非、一度生で観戦してみてください。
詳細はコチラです。http://www.gt-produce.com/kcar/
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