2018年11月23日(金・祝)。静岡県小山町のカートコース『オートパラダイス御殿場(APG)』でGTドライバーの平手晃平選手が主催するカートイベント『Festival di 2&4(フェスティバルディ2&4)』を開催!Motorz編集部も遊びに行ってきました。そこにはクルマ/バイク業界で活躍する有名選手が多数集い、

2輪と4輪を同時に楽しめる

なんとも贅沢な3連休初日となりました。

 

©️Motorz/Yusuke Enjoji

 

クルマ/バイク好きの夢の祭典

 

電動のキッズカートは老若男女誰でも乗れたことから体験試乗する人の姿が絶えなかった。 ©️Motorz/Yusuke Enjoji

 

GTドライバーの平手晃平選手が例年主催しているカート大会『平チェカカップ』が、今年はパワーアップ!

『Festival di 2&4』と名前を変えて、クルマだけでなくバイク好きも楽しめるイベントになって帰ってきました。

今回は全日本ライダーをゲストに多数迎え入れ、カートレースはもちろんレース車両の展示やデモラン、『74Daijiro』を使ったエキシビジョンマッチや、試乗会なども新たにプログラムに組み込まれ、その名の通り2輪好きも4輪好きも楽しめる1日となったのです。

 

『74 Daijiro』は1日中を通して試乗が可能。しかもトップライダーたちがそのアテンドをしてくれるからなんとも贅沢! ©️Motorz/Yusuke Enjoji

 

プロとアマがガチンコ対決!

 

©️Motorz/Yusuke Enjoji

 

何より豪華なのは、この日に集まったプロドライバー/ライダーたちのラインナップ!

全日本ロードレースで活躍してきた武田雄一選手をはじめ、J-GP2で活躍する尾野弘樹選手やJSB1000の濱原颯道選手・生形秀之選手、先日MotoGP™️日本グランプリにて2度目の世界選手権Moto3へのワイルドカード参戦を果たした岡崎静夏選手など、国内最高峰ライダーたちが集結。

4輪も負けじと平手選手をはじめ、実はスーパーカートの世界選手権などにも参戦し続けているロニー・クインタレッリ選手、2018年は国内トップカテゴリーで大暴れした山下健太選手、スーパーGTで活躍する宮田莉朋選手、山田真之亮選手、FIA-F4で活躍した名取鉄平選手、朝日ターボ選手の他にも、PCCJで活躍する三笠雄一選手、織戸学選手が『130R YOKOHAMA』としてブース出展を行っていました。

またお忍びで近藤翼選手などのドライバーもカート大会へ参加していたりと、総勢20名近いトップアスリートたちが大集結!

 

全日本ロードレース選手権に参戦する岡崎静夏選手もこの日はカートで疾走! ©️Motorz/Yusuke Enjoji

 

そんな彼らとイコールコンディションでの本気のバトルを楽しめるのが、このイベントの醍醐味!

ということでMotorz編集部も、メインイベントである100分耐久レースに参戦してきました。

 

プロだけじゃない…Motorz編集部もドリームメンバーで参戦!

 

こちらは優勝候補筆頭の『Team ロニー』。トップドライバーしかいないっす……。  ©️Motorz/Yusuke Enjoji

 

100分耐久レースには、チーム『モタガレ with Motorz』として参加した我々も含め、全部で30チームが参加。

各チーム、ドライバーは4名なのでレース参加者だけでも120名という大人数。

車両はAPGのレンタルカートで、イコールコンディションとなるようにクジ引きで決まった番号のゼッケンが付いたカートに乗り込むルールとなっていて、プロもアマも一切ハンデ無しのガチンコ対決が行われました。

一番の優勝候補である『Team ロニー』はロニー・クインタレッリ選手を筆頭に、GT300から山田真之亮選手、インタープロトの三笠雄一選手、FIA-F4の名取鉄平選手という本気過ぎる布陣に戦々恐々としつつも、我々もドリームチームで挑みます。

 

Motorzドリームチームのメンバーを紹介!

 

対してこちらが『プロの走り屋』イシザキ率いるMotorzドリームチーム。  ©️Motorz/Yusuke Enjoji

 

“プロの走り屋”イシザキ(左):Motorz編集部のYoutubeチャンネルを主戦場に活躍する自称『プロの走り屋』。プロの走り屋たる所以は本人曰く「クルマを運転することが大好きだから。」とのこと。スーパー耐久などでのレース経験有り。本日の出走順はトリ。

 

“日本酒大好き”マルヤマ(中央):米どころ新潟出身。Motorz編集部メンバー最年少ながら、この日は23年の人生史上最重量のコンディションで参戦。一応レーシングカートやスーパーFJでのレース経験有り。本日の出走順は1番手。

 

“虚弱体質”マエダ(右):人生におけるレーシングカート経験は数回程度と、この日のメンバーで1番マイレージも少ない素人。午前の練習走行で腕が軽くパンパンになる程度に”弱い”。この記事を書いてる人です。本日の出走順は3番手。

 

“キャメラ命”エンジョージ:歴代スイスポをバリバリにイジくりまくり、アイドラーズゲームなどの草レースに参戦しまくり。この記事の写真を撮った張本人。本日の出走順は2番手。

 

駆け足でレースレポート!

 

©️Motorz/Yusuke Enjoji

 

Motorz編集部のマシンは28号車。

28番グリットからのスタートとなりました。

スタートでマルヤマがミスをして最後尾からのスタートとなるも、すぐさまポジションをアップさせます。

そして規定ラップの20周を過ぎ、ドライバー交代が可能となるとピットレーンは大渋滞。

そんな中Motorz編集部はマルヤマからエンジョージへ、そしてエンジョージからマエダへと順調にバトンを繋いでいきました。

 

最後のセッションを走り抜ける”プロの走り屋”イシザキ  ©️Motorz/Yusuke Enjoji

 

しかしマエダのセクションからまさかの小雨が降り始め、レーシングカート初心者を苦しめます。

その後72周を終えた段階で、ラストドライバーのイシザキへとドライバーチェンジ。

マエダのラップタイムが遅すぎて冷え切ったタイヤに文句を言いながらも、イシザキは「これがプロの走り屋じゃい!」と言わんばかりの勢いで最後のアタックをかけていき、91周を走りきったところでチェッカー。

 

©️Motorz/Yusuke Enjoji

 

昨日の敵は今日の友とはまさにこのことで、チェッカーフラッグがはためいた瞬間、激戦を終えたドライバー達を迎え入れようとピットレーンには大勢の人だかりが!!

共に100分という長丁場を戦い抜いたライバルたちとハイタッチで、お互いの健闘を讃え合います。

そんな無事に完走した後のこの光景は、ちょっと感動モノでした。

……え?レースの結果???それは・・・。

 

はたして結果は……!?

 

賞典外など無しのガチっぷりが逆に楽しめました。 ©️Motorz/Yusuke maeda

 

気になるレース結果ですが、Team ロニーの圧勝(笑)。

20番グリッドからのスタートでしたが、グリッドのポジションなんてトップドライバー集団にはハンデにもなりません。

そしてカスタムパーツの通販サイトである『モタガレ』から、1〜3位のチームには買い物で使えるモタガレポイントを贈呈!

1位の賞典は、Team ロニーがカッさらっていきました(笑)。

しかし、他の参加者もがっかりする事はありません。

最下位のチームにも景品が用意されていて、参加者みんながイベントを楽しめる平手選手の心遣いが光ります。

なんと、最下位チームには25位でチェッカーを受けた『チーム風間印房』の風間さんから合計40万円分の象牙のハンコのプレゼントが!!

むしろ最下位の方が嬉しい!!というゲンキンな参加者を、会場で多数目撃する結果となりました(笑)

ちなみにMotorz編集部は28位でチェッカー!全然ドリームチームではありませんでした。

 

まとめ

 

©️Motorz Yusuke Enjoji

 

『フェスティバル ディ 2&4』は間違いなく、プロやアマの垣根を超えて思いっきり楽しむことができる貴重なイベント!!

私自身、久しぶりのレーシングカート走行だったので、思うように走れず少し悔しい気持ちもありましたが、負け惜しみなどではなく純粋に心から楽しむ事ができました。

勝ち負けだけではないスポーツの醍醐味を味わえただけでなく、「やはりプロは速いし上手いな〜!」と改めて、そのスゴさを体感。

ほんの少しだけですが、トップドライバーの後ろに付いて走る事もできて大満足の1日となりました。

 

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