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2016年7月28日(木)~7月31(日)に三重県の鈴鹿サーキットで開催される、2016 FIM世界耐久選手権シリーズ第3戦”コカ·コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第39回大会。世界トップクラスのライダーが参戦する真夏の祭典に、今年はどんな熱い戦いが見られるのでしょうか。今年参戦が決定している注目のライダーを紹介したいと思います。

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注目のレジェンドライダー・トップライダー
今年も8耐に集結する、国内外のトップライダー達。どんなライダーが参戦予定か皆さんは知っていますか?
ニッキー・ヘイデン(MuSASHi RT HARC-PRO.)

出典:http://www.motogp.com/
名前:Nicky Hayden(ニッキー・ヘイデン)
生年月日:1981年7月30日
出身地:アメリカ
幼少期から数々のレースに参戦し、2002年にはAMAスーパーバイクにおいて、史上最年少でチャンピオンを獲得。
2003年にはHondaのワークスチームである、Repsol Honda Teamからロードレース世界選手権(MotoGP)のMotoGPクラスへの参戦を開始します。
今年(2016年)はスーパーバイク世界選手権(WSB)に参戦を開始したニッキー・ヘイデン。
世界最高峰ロードレースMotoGP™の2006年チャンピオンの13年ぶりの参戦は注目度No1です!

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主なレース戦歴
1998:AMA 750SS 4位、AMA 600SS 4位
1999:AMA スーパーバイク 22位、AMA 600SS チャンピオン、
AMA フォーミュラエクストリーム 2位、AMA 600SS 4位
2000:AMA スーパーバイク 2位
2001:AMA スーパーバイク 5位
2002:AMA スーパーバイク 3位
2003:世界選手権 MotoGP 5位 (ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得)
2004:世界選手権 MotoGP 8位
2005:世界選手権 MotoGP 3位
2006:世界選手権 MotoGP チャンピオン
2007:世界選手権 MotoGP 8位
2008:世界選手権 MotoGP 6位
2009:世界選手権 MotoGP 13位
2010:世界選手権 MotoGP 7位
2011:世界選手権 MotoGP 8位
2012:世界選手権 MotoGP 9位
2013:世界選手権 MotoGP 9位
2014:世界選手権 MotoGP 16位
2015:世界選手権 MotoGP 20位
ポル・エスパルガロ(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)

出典:http://www.motogp.com/
名前:Pol Espargaro(ポル・エスパルガロ)
国籍:スペイン
生年月日:1991年6月10日(25歳)
現在のチーム(MotoGP):モンスター・ヤマハ・テック3
スペイン・カタルーニャ州グラノリェース出身。2006年よりロードレース世界選手権125ccクラスに参戦を開始する。
2011年からMoto2クラス、2014年からはMotoGPクラスと着実にステップアップしていき、ロードレース世界選手権Moto2クラスで2013年にチャンピオンを獲得。
2014年からMotoGPクラスにステップアップした現役MotoGPライダー。

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主なレース戦歴
2006: | 世界選手権GP125 ランキング 20位 |
2007: | 世界選手権GP125 ランキング 9位 |
2008: | 世界選手権GP125 ランキング 9位 |
2009: | 世界選手権GP125 ランキング 4位 |
2010: | 世界選手権GP125 ランキング 3位 |
2011: | 世界選手権Moto2 ランキング 13位 |
2012: | 世界選手権Moto2 ランキング 2位 |
2013: | 世界選手権Moto2 チャンピオン |
2014: | 世界選手権MotoGP ランキング 6位 |
2015: | 世界選手権MotoGP ランキング 9位 |
昨年(2015年)に引き続き、今年もYAMAHA FACTORY RACING TEAMから参戦するポル・エスパルガロ。
昨年の8耐ではTOP10トライアルで驚異のタイムを叩き出した現役MotoGPライダーの、スプリントレースとは違う、真夏の鈴鹿での過酷な耐久レースでの2連覇を目指す熱い戦いに目が離せません。
レオン・ハスラム(teamGREEN)

出典:http://www.leonhaslam.com/
名前:LEON HASLAM (レオン・ハスラム)
国籍:イギリス
生年月日:1983年5月31日(33歳)
イギリスのオートバイレーサーで、イングランド・ダービーシャーのスモーリー出身のレオン・ハスラム。1980年代にロードレースで活躍した「ロケット・ロン」ことロン・ハスラムを父に持ち、赤ちゃんの頃から父親のレースに帯同し、レースに慣れ親しんでいく。
1995年と1996年にはモトクロスのイギリス国内ユースチャンピオンとなり、1997年にはスクーターの国内選手権でチャンピオンとなる。
そして、数々のレースを経て、2001年、ロードレース世界選手権(MotoGP)のMotoGPクラス史上最年少ライダーとなるなど、父親譲りの才能を発揮していきます。
鈴鹿8耐は2013年と2014年の2回8耐での優勝経験があるレオン・ハスラム。
新型ZX-10RでKawasakiの23年ぶりの優勝に導いてくれるかもしれません!期待が高まります。

出典:http://www.leonhaslam.com/
主なレース戦歴
2001:ロードレース世界選手権 500cc 19位
2002:ロードレース世界選手権 250cc 17位
2003:スーパーバイク世界選手権 参戦
2004:スーパーバイク世界選手権 8位
2005:英国スーパーバイク選手権 4位
2006:英国スーパーバイク選手権 2位
2007:英国スーパーバイク選手権 3位
2008:英国スーパーバイク選手権 2位
鈴鹿8時間耐久ロードレース 9位
2010:スーパーバイク世界選手権 2位
2011:スーパーバイク世界選手権 5位
2012:スーパーバイク世界選手権 8位
2013:スーパーバイク世界選手権 13位
鈴鹿8時間耐久ロードレース 優勝
2014:鈴鹿8時間耐久ロードレース 優勝
ドミニク・エガーター(F.C.C. TSR Honda)

出典:http://www.motogp.com/
名前:Dominique Aegerter(ドミニク・エガーター)
国籍:スイス
生年月日:1990年9月30日(25歳)
出身地:ロールバッハ
現在のチーム(Moto2):テクノマグ・カーエキスパート
鈴鹿8耐には3年連続出場となる現役Moto2ライダー!
5歳でモトクロスレースをはじめ、その後ロードレースに転向し、2003年にはドイツのADACプロ・ジュニアカップ(125cc)でシリーズランキング7位を記録した。
ロードレース世界選手権(MotoGP)125ccクラスデビューは2006年で、その後、2010年にはMoto2クラスにステップアップ。現在もMoto2クラスに参戦中です。
ドミニク・エガーター。出場すれば毎回表彰台を獲得しているこの流れを今年も繋いでくれるのか!?目が離せないライダーの1人です。

出典:http://www.motogp.com/
主なレース戦歴
2006:ロードレース世界選手権 125㏄ -
2007:ロードレース世界選手権 125㏄ 23位
2008:ロードレース世界選手権 125㏄ 16位
2009:ロードレース世界選手権 125㏄ 13位
2010:ロードレース世界選手権 Moto2 15位
2011:ロードレース世界選手権 Moto2 8位
2012:ロードレース世界選手権 Moto2 8位
2013:ロードレース世界選手権 Moto2 5位
2014:ロードレース世界選手権 Moto2 5位
鈴鹿8時間耐久ロードレース 3位
2015:ロードレース世界選手権 Moto2 17位
鈴鹿8時間耐久ロードレース 2位
中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)

出典:MFJ ALL JAPAN ROAD RACE CHAMPIONSHIP All Rights Reserved.
名前:中須賀克行(Nakasuga katuyuki)
生年月日:1981年8月9日(34歳)
出身地:福岡県北九州市
現在のチーム:YAMAHA FACTORY RACING TEAM
3歳から12歳までポケバイで遊んでいたことからレーシングライダーを夢見るようになり、大学に通う傍らロードレースに参戦するようになる。
現在参戦中の全日本ロードレース選手権JSB100 クラスでは4年連続チャンピオンという現在の日本のロードレース界では最速と言っても過言ではないライダーです。
2012年から、出場したレースは全て優勝という快挙で躍進を続ける中須賀。昨年に続き、連覇を狙う王者の熱い走りに大注目です。

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主なレース戦歴
2000: | 全日本選手権GP250 11位 |
2001: | 全日本選手権GP250 20位 |
2002: | 全日本選手権GP250 5位 |
2003: | 全日本選手権GP250 8位 |
2004: | 全日本選手権GP250 5位 |
2005: | 全日本選手権JSB1000 12位 |
2006: | 全日本選手権JSB1000 9位 |
2007: | 全日本選手権JSB1000 4位 |
2008: | 全日本選手権JSB1000 チャンピオン |
2009: | 全日本選手権JSB1000 チャンピオン |
2010: | 全日本選手権JSB1000 4位 |
2011: | 全日本選手権JSB1000 5位 |
2012: | 全日本選手権JSB1000 チャンピオン |
2013: | 全日本選手権JSB1000 チャンピオン |
2014: | 全日本選手権JSB1000 チャンピオン |
2015: | 全日本選手権JSB1000 チャンピオン
鈴鹿8時間耐久ロードレース 優勝 |
津田拓也(ヨシムラ スズキ シェルアドバンス)

出典:http://www.superbike.jp/
名前:津田 拓也(Tsuda Takuya)
生年月日:1985年4月27日
出身地:和歌山県
現在のチーム:ヨシムラ スズキ シェルアドバンス
バイクショップを営む家庭に産まれ、兄弟でバイクレースを始める。そんな生まれながらのバイク少年。現在全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに参戦中。
鈴鹿8時間耐久ロードレースは過去2回、あと1歩という所で2位という悔しい結果が続いているヨシムラスズキシェルアドバンス率いる津田拓也選手。今年も熱い戦いを見せてくれるライダーの1人になる事は確実です。

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主なレース戦歴
2013 | 鈴鹿8時間耐久ロードレース 2位 全日本ロードレース選手権 JSB1000 4位 |
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2014 | 鈴鹿8時間耐久ロードレース 2位 全日本ロードレース選手権 JSB1000 3位 |
2015 | 鈴鹿8時間耐久ロードレース 5位 全日本ロードレース選手権 JSB1000 4位 |
渡辺一樹(team GREEN)

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名前:渡辺一樹(Watanabe Kazuki)
生年月日:1990年10月2日
出身地:山梨県
現在のチーム:Team GREEN
2004年、13歳の時よりオートバイに乗り始め、国内外の地方戦等を経て、全日本ロードレース選手権J-GP2クラスでシリーズチャンピオン獲得後、KAWASAKIのワークスチームであるteamGREENに加入、Kawasakiのエースライダーとして頭角を現す。
2002年以降8耐には参戦していなかったKawasakiが2014年に復帰して以降、12位、9位と着実に順位を上げているteamGREEN。
そのエースライダーとして、チームと一緒に着実に成長を遂げている渡辺一樹選手の進化した走りに注目です!

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主なレース戦歴
2007: | 全日本ロードレース選手権GP250 11位 |
2008:全日本ロードレース選手権GP250 8位
2009:全日本ロードレース選手権GP250 4位
2012:全日本ロードレース選手権J-GP2 チャンピオン
2013:全日本ロードレース選手権JSB1000 7位
2014:全日本ロードレース選手権JSB1000 7位
2015:全日本ロードレース選手権JSB1000 3位
まとめ
今年も、国内外から注目のライダー達が集結する鈴鹿8時間耐久ロードレース。
この注目ライダーの顔ぶれを見ても、白熱した面白いレースになる事は間違いありません。そんな、憧れのトップライダー達以外にも、どんな戦いを見せてくれるのか、期待のライダーが多数参戦しています。
私の個人的な注目ライダーは、8耐初参戦で、SSTクラスというほぼノーマル車両で戦うクラスにも関わらず、事前テストで2分9秒804をマークした濱原 颯道選手(HKC&IMT Racing)

出典:https://www.facebook.com/
そして、もちろん!私がピットクルーとしてサポートしているRS-ITOH&FA.COM保険職人!
同じくSSTクラスに参戦するので、岡村光矩選手・石塚健選手・東村伊佐三選手にも大注目です!!!
開催まで1週間を切った”コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース。選ばれしライダーとチームが真夏の鈴鹿サーキットで繰り広げる過酷なレースでの感動のドラマを是非、楽しんで頂きたいと思います。
”コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース公式HP→http://www.suzukacircuit.jp/8tai/