市販されているバイクでは、過給機がついている車両は非常に少ないです。しかし、世界のバイク好きは後付けでつけてしまう人も多数!やっぱりパワー至上主義!速いことがカッコイイ!そんなボルトオンターボのバイク動画をご紹介します!
剥き出しのタービンだからこそ、ターボサウンドがよく聞こえる!
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ターボ、そしてボルトオンターボとは
正式名称は「ターボチャージャー」
そして、ボルトオンターボとは、まだターボがついていないエンジンに、後からターボを取り付けること。
簡単に構造を説明すると、排気ガスを利用してプロペラを回し、エンジン内部へより多くの空気を送り込む機械。
空気が多いということは、それだけガソリンの燃焼効率、爆発力が上がるのでエンジンの出力を大きく向上させることが可能。
そのため、レースやカスタム・チューニングの世界でより多くのパワーを求める際には、ボルトオンターボが定番となっています。
今回の記事では、そんなボルトオンターボのバイクを紹介します。
ほぼ自然吸気エンジンしか存在しないバイクに、ターボを取り付けるとどうなるのか。
動画でご紹介いたします!
ビッグスクーター、T-MAXにターボをつけちゃった!
ヤマハの大型スクーター、T-MAXにボルトオンターボ!
簡単にパワーリフト(パワーがありすぎて意図せずウィリーしてしまうこと)しているので、尋常じゃなくパワーが出ているかと思います。
また、ホイールスピンも止まらず、なかなかまっすぐ走っていません。
スペックは出ていませんが、ピークパワー・トルクはものすごいことになっているはずです。
郵便配達!お蕎麦屋さん!カブだってターボがつけられる!
日本が世界に誇るバイクと言えば、スーパーカブ!
原付だからと侮ることなかれ、ボルトオンでしっかりタービンを回すことができています!
決して速くはないようですが、ターボ独特の、タービンブレードが回る音がよく聞こえますね!
アメリカンもターボ付き!ハーレーにターボをつけてみました。
https://www.youtube.com/watch?v=03xucwc7DGw
アメリカンバイクの代表格、ハーレーにだって取り付けちゃいます!
V型2気筒のエンジンサウンドと、ターボ独特のサウンドが2つ重なって、気持ちよさ倍増?
ブーストメーターの針がちょっと心許ない動きをしていることだけが気になります。
スクーターだって負けてない!デルビ GP1!
スペインのバイクメーカー「デルビ」。この動画で使用されているのは、GP1という250ccのスクーター!
かかっているブーストは0.3kg程度のようですが、ターボが効き始めているであろう5500回転から上の回り方が凄い!
走行シーンはなく、レーシングしているだけですが、走り出したら確実に速いでしょうね。通勤快速仕様と言ったところでしょうか。
スズキ GSX1300R ハヤブサにターボ!
最後はハヤブサターボ!説明分によると650馬力で最高速424km/hと書かれています。
シャーシダイナモの上ではありますが、エンジンが高回転まで回った際の高周波サウンドが尋常じゃありません。
また、パワーバンドに入った瞬間の音の変わり方も顕著。間違いなく、モンスターです。
まとめ
いかがだったでしょうか?驚きのボルトオンターボマシン。
更なるパワーを求めるための改造ではありますが、もはや人が手に負えるマシンではないように思えます。
カスタム・チューニングは目いっぱい楽しんでいただければ素敵だと思いますが、確実に公認をとること。
そして公道では絶対に飛ばさないことが絶対条件ですね。
皆様も、思い思いの形にマシンをカスタムして、バイクライフを楽しんでください!