クルマ好きに大人気の映画、『ワイルドスピード』を観たことはありますか?ワイルドスピードといえば、劇中に出てくるチューンアップされたさまざまなモンスターマシンによる迫力あるカースタントシーン!初回作の公開から約18年経過した今、見返してみてもカッコいいと思えるクルマばかりで、カスタムの参考にしている方も多いと思います。そんなワイルドスピードに出てくるクルマを、いくつか紹介します。
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一大ブームを巻き起こしたカーアクション映画の金字塔!
クルマ好きな皆さんであればご存知であろう、カーアクション映画の金字塔『ワイルドスピード』シリーズ。
劇中では、我々にとって見慣れた国産スポーツカーが多数登場し、ハイスピードでストリートを駆け抜ける姿に、興奮がとまりませんよね。
登場していた国産車のほとんどが絶版車となっていますが、ワイルドスピードの影響で、海外での日本車人気に火が付き、海外市場では高値で中古販売されているものがほとんど。
登場するクルマの多くが、日本ではあまり見られないような派手なカラーリングやエアロを身にまとったフルカスタムのもので、愛車をワイルドスピード仕様にカスタムするコアなファンも続出。
カスタム業界にも、大きな影響を与えました。
ワイルド・スピードシリーズに出てきたクルマ
トヨタ・スープラ
トヨタ スープラ(A80型)は、ワイルドスピードを代表する1台です。
1作目で主人公 ブライアンが、もうひとりの主人公ドミニクのガレージへオンボロのスープラを持っていき、そこでレストアと改造を施します。
そしてオレンジ色へとオールペンが施されたスープラは、フェラーリF355GTSとの勝負で勝ってしまうほど、速いスープラに仕上がっていました。
元々、北米では人気の高かったスープラですが、ワイルドスピードに登場したことでさらに需要が増し、今では日本のみならず海外でも高値で取引されています。
マツダ・RX-7
マツダ RX-7は1作目と3作目『TOKYO DRIFT』で登場。
1作目ではドミニク、3作目では登場人物のハンが乗っており、2台ともヴェイルサイドのエアロパーツが装着されていました。
日産・スカイラインGT-R
ドミニクの仲間だったレオンが乗っていたのは1995年式の日産 R33型スカイラインGT-R。
GT-Rが登場するのは、レオンが公道レースを行うために警察の活動を監視する役割を果たしていたところと、レオンがジェシー、レティーオルティスとヴィンスをGT-Rに載せてトレッツ マーケット アンド カフェ(Toretto’s Market & Cafe)まで運転するシーンです。
ホンダ・S2000
ホンダ S2000は1作目に登場した女性ストリートレーサー、スーキーが乗っていました。
派手なピンク色のカラーリングはHouse of Kolor製の特注色で、他にもヴェイルサイド製エアロパーツ、Motegi Racing製18インチホイール、アペックス製のEL式追加メーター、Comptech製スーパーチャージャーなどが搭載されていました。
三菱・エクリプス
2001年に公開された第1作目『ワイルド スピード』で、主人公 ブライアンが乗って登場した最初のクルマが、1995年モデルの三菱 エクリプス(D32型)です。
撮影では、5台のスタントカーが製作されたといわれています。
劇中に出てくるエクリプスは、1997年式エクリプスのヘッドランプ、AXIS WHEELS製18インチホイール、東洋タイヤ製225/40ZR18タイヤ、APR Performance製カーボンウィング、ROBOCARエアロボディキットなどが装着されています。
三菱・ランサーエボリューションⅦ
三菱 ランサーエボリューションは2作目『ワイルド スピードX2』でランエボⅦが、3作目でランエボIXが登場しています。
2作目のランエボⅦは、主人公 ブライアンが乗っており、DAMD製ボディキット、ARC製マジックウィング、Motegi Racing製ホイール、NX製ナイトラス オキサイド システム、A’PEXi製ブーストメーターを装着。
3作目のランエボIXは、APR製ボディキット、リアウィング、サイドミラー、 Ray’s製19インチホイール、RMR製吸排気システムを装備し、ドリフトをするためにフロントドライブシャフトは、取り除かれていました。
三菱・エクリプススパイダーGTS
三菱 エクリプススパイダーGTSは、2作目で登場。
ブライアンの幼馴染である、ロームが乗っていました。
エクリプススパイダーGTSは三菱の北米専用車種であり、劇中に出てくるモデルは2003年式です。
カスタムはシャインストリートワイドボディキット、リアウィング、APC製カーボンファイバーフード、TYC Euro製テールライト、Lowenhart製BR-5ホイールを装着し、外装には紫を基調にしたシルバーメタリックのカッティングシートが貼られています。
日産・Z33フェアレディZ
Z33型フェアレディZは、3作目でストリートレーサーのタカシとタカシの弟子であるモリモトが乗っていました。
このフェアレディZは日本の有名チューナーにより制作され、タカシのはヴェイルサイド仕様、モリモトのはトップシークレット仕様のカスタムが施されています。
日産・マキシマ
日産マキシマ(A32型)は、セフィーロの北米市場専用モデルとして1994~1999年まで生産されたモデルです。
ドミニクの旧友であるヴィンスが乗っていて、青いペイントにサメが描かれたビキニデカールシールが貼られています。
まとめ
ワイルドスピードは初回作の大ヒットでこれまでにシリーズ累計で7作が公開され、2019年には新作『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』が8月2日に日本公開予定です。
また、今回紹介したクルマは、シリーズを通して登場する国産車のごく一部であり、劇中にはまだまだ多くの国産車が登場します!
これら国産スポーツカーが海外メーカーのスポーツカーがスリリングなカーチェイスをしていくシーンは鳥肌モノです。
今度公開される新作では、一体どんな国産スポーツカーが出てくるのでしょうか、楽しみで仕方ありません。
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