突然ですが、みなさんはタイヤ交換を自分でやったことはありますか?サマータイヤからスタッドレスへの交換はもちろん、パンクしてしまった際のスペアタイヤへの交換をする際に、ナットの締め方が悪いと事故やトラブルの原因となってしまいます。そこで!ジャッキの使い方も含めた、正しい作業手順をご紹介します。

©︎Motorz

 

正しいタイヤ交換方法

クルマのトラブルの際に私たちの強い味方となってくれるのが、『JAF(日本自動車連盟)』のロードサービス。

その出動件数、第2位となっているのが”タイヤのパンク”なのだとか。

皆さんの中にも、楽しいドライブの最中にタイヤがパンクしてしまい、立ち往生という経験をお持ちの方もいると思います。

そんな時は焦らずに、まずはクルマを安全な場所で停止させ、タイヤを交換しましょう。

スペアタイヤは通常トランクルーム内に搭載されており、緊急用のジャッキやクロスレンチなどの工具もセットになっている場合がほとんどです。

 

スペアタイヤの注意点!

ホンダ NSX(NA1型)のスペアタイヤ 出典:http://www.honda.co.jp/

スペアタイヤはテンパータイヤとも呼ばれ、あくまで緊急時の一時的な移動の為に設計されています。

通常の装着タイヤよりも幅が細く、径が小さいのが特徴で、その分空気圧が高く設定されており、最高速度にも制限があります。

そのため、緊急時には焦らずに近くの整備工場やガソリンスタンドなど、タイヤの修理や交換が可能な施設へ移動して、早急に正規のタイヤへと戻す事が重要です。

 

ジャッキアップの際の注意点

タイヤを交換する際には必ず、ジャッキアップを行い、車体を持ち上げる必要があるのですが、その際にもいくつか注意点があります。

まず交換する際の場所!

坂道やジャリ道など路面が不安定な所では、ジャッキが転倒する恐れがあるので大変危険です。

あくまで平坦なアスファルトなど、路面がしっかりとした場所を選びましょう。

次に、ジャッキアップ時のポイントの確認です。

大抵の場合はクルマの取扱説明書に記載されているので、参照してみてください。

ジャッキアップポイントには切り込みが入っていたり、一部分だけボディの鉄板が厚くなっている箇所が4ヶ所あるはずです。

パーキングブレーキを作動させ、交換するタイヤと対角線上にあるタイヤに輪止めをかけます。

続いてホイールナットを少しだけ緩めてから、タイヤが地面から少し離れるまでジャッキアップを行います。

また外したタイヤは万が一、ジャッキが倒れた際に備えて車体の下に入れておくと足まわりを痛めません。

 

タイヤ交換の際にあると便利なアイテム

ここまで緊急時の応急処置の方法をお伝えしましたが、ここからは定期的に夏タイヤ・冬タイヤを自宅で交換する方には持っておくと便利になるアイテムをご紹介します。

SUPER NOW製の『ジャッキアップアダプター』は、ジャッキからウマに下ろした時にクルマの耳部分が潰れるのを防いでくれるアダプターです。

カラーバリエーションが豊富なのも特徴で、全9色を展開。

2個セットになっています。

LTB製のJZX100チェイサー用スマートジャッキアップポイントです。

ドリフト好きから人気の100系チェイサーは、特にタイヤ交換を頻繁に行う方が多い車種と言えるでしょう。

そこで!!スロープなどを使わずともリアに簡単にジャッキをかけることのできるジャッキアップポイントを追加してくれるのが、こちらのアイテムとなっています。

ZEROLIFT製のリフト「ZERO LIFT」は、タイヤごと車体を持ち上げるジャッキなので、タイヤ交換に使うことはできませんが、どんなシャコタン仕様でもジャッキアップ出来てしまう優れもの!

車高0cmでもリフトアップできることが最大の特徴で、設置工事も不要。

7kgのエアコンプレッサーさえあれば、どこでも使うことが可能です。

バンパーを装着したままでもOK。

10,000回連続リフトアップテストをクリアしているため、耐久性は申し分なく、しかも日本製!

安心、安全なアイテムです。

 

まとめ

©︎Motorz

今回は正しいタイヤ交換の方法や、タイヤ交換の際の注意点、またあると便利なアイテムをご紹介しました。

楽しいドライブや毎日の通勤の途中にも、パンクのトラブルの可能性は潜んでいます。

急いでいる時だからこそ、自分でササッとタイヤを交換できるようになっておくことをオススメします!

 

Motorzではメールマガジンを配信しています。

編集部の裏話が聞けたり、最新の自動車パーツ情報が入手できるかも!?

配信を希望する方は、Motorz記事「メールマガジン「MotorzNews」はじめました。」をお読みください!