AE86専門店として1995年より営業を続ける有限会社テックアート。かつてはD1グランプリへも参戦し、ビデオ雑誌企画のN2決戦でも常に上位を獲得しているイメージが強いと思いますが、いったいどういうショップなのでしょうか。今回はテックアートさんに直接お話を伺い、ショップの魅力を体感してきました。
有限会社テックアートとは
有限会社テックアートは埼玉県八潮市にあるAE86専門店です。
平成7年に東京都江戸川区で開業し、10年程前に現在の地に移りました。
ビデオ雑誌企画の『N2決戦』で名前を知った方も多いのではないでしょうか。
元々は板金塗装のお店として開業しましたが、代表の鎌田芳徳さんが大のAE86好きだったため、自然とAE86オーナーが集まるようになったとのこと。
そんな中ビデオ雑誌の『N2決戦』を見て「出たい!」と強く思った鎌田さんはN2仕様のAE86を作り、2002年から参戦を開始しました。
そしてその後は『N2決戦』や『AE86フェスティバル』で優勝を含む活躍を見せています。
オリジナルパーツの開発のきっかけ
N2レースやイベントなどで自分たちの車を走らせる中で、欲しいパーツが既存商品では見つからなくなったテックアートさんは、自社での製品開発に取り掛かります。
同社はエンジンパーツも製作してますが、エンジンパーツの製作はとても敷居が高く、オリジナルパーツ製作の中でも参入し難いところでした。
しかし、鎌田さんの知人からの紹介で同じ八潮市内にお店を構える『亀有エンジンワークス』さんと知り合い、エンジンについて相談したことからエンジンの開発が実現したのです。
そして試行錯誤の結果、鎌田さんの納得のいく製品が完成しましたが「自分達だけで使うだけではなく、せっかくいいものができたのだから販売して沢山の人に使ってもらおう!」と思い立ち、販売を開始する事になりました。
気軽に入れる『普通の町工場』
イベントや雑誌の企画での活躍が全国的に有名ですが、お店のコンセプトは『気軽に入れるお店』とのことで、AE86専門の有名店だから敷居が高いと思われる方も多いかもしれませんが、実はシルビアやアルファロメオの156用のサービスもご用意。
ドリフトユーザーが訪れることが多い中、アルファロメオとは意外ですが「完全に私の趣味です。」と親しみやすさを強調されていました。
メディア初公開?!2018年の展開!!
今年の展望をお伺いしたところ、「実はAE86だけでドリフトの選手権を開催したいと思っています。既にレギュレーションまでは定まったのでルールをどうするか検討しています。」と鎌田さん。
D1グランプリ参戦経験のあるテックアートさんが主体となって新しい選手権が誕生するとなると、ドリフト界だけではなくAE86ファンにとっても興味深い選手権となる事間違いなし!
正式発表に期待が膨らみます。
ショップ情報
有限会社テックアート
〒340-0835 埼玉県八潮市浮塚54-1
TEL:048-994-2081
FAX:048-994-2086
まとめ
AE86ファンにはお馴染みのテックアートさんですが、実は『気軽に入れるお店』をコンセプトにしているショップな事はご存知でしたか?
バリバリにサーキット向けのチューニングがしたい人も、AE86が欲しいけどいいのが見つからないという人も、是非一度足を運んで見てくださいね。
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