年に一度、幕張メッセで行われるカスタムカーの祭典、東京オートサロン。ショップやメーカー渾身の力作たちが多数並ぶこのイベントですが、華々しい舞台の裏側では、どんなことが行われているのでしょうか?今回は、そんな東京オートサロンの設営・搬入、そして撤収の風景をご紹介します。

 

©Motorz

 

 

設営・搬入日って何してるの?

 

©Motorz

 

幕張メッセ内のとにかく広いホールの中に、所狭しとカスタムカーが並ぶ東京オートサロン。

今回ご紹介したいのは、このイベントの裏側。

華やかなブースの裏には、まだ何もないホールの中でたくさんの業者さん、職人さんが限られた時間と戦いながら1つのブースを作り上げていく姿がありました。

 

織戸学選手、岡田選手とモタガレブーススタッフ集合写真 / ©Motorz

 

今回、Motorzの運営会社であるMiddleField株式会社が展開するサービス『モタガレ』ブースでは、MAX織戸こと織戸学選手の愛車である80スープラを展示させていただき、大々的にブースを展開させていただきましたが、もちろん搬入・設営日は・・・

 

©Motorz

 

この通り、何もない状態からのスタートでした。

ここから一日でブースが出来上がっていくなんて、正直ちょっと信じられないと思いませんか?

ちなみに、会期中と設営中の写真を比較してみると…

 

写真中央、人ごみの中に赤い車体が見えているのがモタガレブース。 / ©Motorz

 

同アングル。画面中央の何もない場所がモタガレブース。ここからブースができるなんて… / ©Motorz

 

これだけ雰囲気が違うのです。

何もないところから、あんなにもキラキラ輝くイベント会場を作り上げてしまう職人さんやデザイナーさんたちの仕事ぶりには、感服せざるを得ません。

この状態から一気に壁紙が貼られ、トラス(支柱)が組まれて、華やかなブースへと仕上がっていくのです。

ちなみに、この日は開催2日前の水曜日。

モニターや物販など必要なものを搬入し、現場監督さんに引き渡して即撤収となりました。

 

一晩でこの状態に! / ©Motorz

その翌日、16時ごろにイベント会場に到着した時点では既に織戸選手のスープラも運び込まれ、壁紙もトラスも全て完了した状態に!

昨日までとは比較にならない完成っぷりに、スタッフ一同驚きを隠せませんでした。

 

イベント開催前なので照明は暗くなっていますが、バッチリ完成したモタガレブース  / ©Motorz

 

その後、物販や必要機材など表に出ていたものを片付けて、イベントの準備は万端!あとは当日を迎えるだけ!

このようにして、東京オートサロンに出展する様々なブースが、イベント当日を迎えています。

 

搬入・設営日だからこそ見れるレアシーン!

 

©︎Motorz

 

ちなみに、オートサロンなどのカスタムカーショーでは、出展社だけしか見ることができないシーンが多数存在します。

それは、車両の搬入・搬出・準備の風景。

驚くほどシャコタンにされた車両は、ブースのちょっとした段差を乗り越えることも難しい場合があり、あの手この手を使っての試行錯誤を重ねて搬入されているのです。

今回は、そんな搬入の様子も写真で少しご紹介します!

 

ブースに車両を移動してから、車高やキャンバーなど、足回りのセッティングを変更!? / ©Motorz

 

車を輝かせるために、最後の仕上げ! / ©Motorz

 

搬入口で、ブースに向かう道が空くのを待つLC500.写真の反対側は荷物で一杯でした。/ ©Motorz

 

車高高いからスイスイ入ってこれたけど、まだまだブースが設営中!? / ©Motorz

 

このご紹介した写真以外にも、ブースとブースの間を神業のようなテクニックで自走していったり、まだデカールが貼り切れておらず夜中まで作業をしていたりと、各ブースの涙ぐましい努力によって、オートサロンのようなカスタムカーショーは成り立っているのです。

 

撤収日の様子

 

さて、会期中の様子、特にモタガレブースで何をやっていたのかは過去の記事を参照してもらうとして、イベント終了後はどんなことが起こっているのでしょうか。

2018年のオートサロン最終日となった14日は17時にイベントが終了となり、お客様が完全退場した時点から撤収作業が開始となりました。

設営時と同じように職人さんが会場に入り、ブースをてきぱきと解体していきます。

 

支柱を固定するために地面に打ち込んだボルトを削っています。これをやらないとホール中でボルトが出っ張って危険。 / ©Motorz

 

それと併せて、ブーススタッフも小物や物販など片づけられるものは片づけていき、急ぎ撤収です。

この片付けが早く丁寧なほど、ブース側のイベント経験値が高く、撤収まで考慮できているブースは一目瞭然。

 

モタガレブース裏のロブスターさんの撤収風景。テキパキと早い! / ©Motorz

 

モタガレブース片付けの様子。なぜかMotorzお馴染みの根本選手も手伝ってくれています。 / ©Motorz

 

また、展示車両に関しても厳しいルールがあり、閉会からある程度時間が経たないとエンジンはかけられないので、皆さん手押しで移動です。

 

学生さん総出で搬出。周りのブース、車両にぶつからないように細心の注意をはらっていました。 / ©Motorz

 

エンジン始動許可が下りた後は、出口が確保できたブースから移動を開始します。

幕張メッセのホール内のあちらこちらでカスタム・チューニングカーが一斉にエンジンを始動して走り出すという衝撃的なシーンを見ることができるのも、出展社だけの特典かもしれません。

 

エンジン始動許可が下りたら、ブースの隙間を縫って搬出開始! / ©Motorz

 

こうして、車両や物販など持ち帰るアイテムをすべて回収したら、後は業者さんに任せてブース側は撤収。

残された物品や棚・ステージなどは全て廃棄していただき、イベント終了となります。

 

イベント開催中のモタガレブースの様子は以下リンクをクリック!

 

まとめ

 

©Motorz

 

なんと、実はIT企業としては世界初の東京オートサロン出展だった、MiddleField株式会社のモタガレブース。

車両を貸して頂いた織戸学選手を始め、多くの方々に協力をいただいて、今回のイベントを実現することができました。

そして、その華やかなブースにも、裏側にはたくさんの人たちが関わって作り上げられています。

今度アナタがイベントに足を運ぶときには、少しだけ、そんな人たちの顔を思い浮かべてみてくださいね!

そうすると、イベントの楽しみ方や深み・見え方が変わってくるかもしれません。

 

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