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14年ぶりの公式戦!?ドリキンこと土屋圭市氏も乗るModulo CIVIC TCRは開幕以来3戦連勝中!

スーパー耐久第3戦鈴鹿にあのドリキン土屋圭市が14年ぶりにレーサーとして帰ってきました。マシンはスーパー耐久で最も新しいカテゴリーのTCR仕様となったHONDA CIVIC TCR。チームメイトは道上龍!いったいどんな展開のレースとなったのでしょうか。

©松永和浩

 

開幕から連勝を続けるCIVIC TCR

 

今年度から導入された新カテゴリーST-TCRクラスは、AUDI RS3 LMSとHONDA CIVIC TCRが開幕のもてぎ、第2戦のSUGOと熾烈な争いを繰り広げました。

開幕戦では98号車、第2戦では97号車、共にHONDA CIVIC TCRがベースの「Modulo CIVIC TCR」が優勝!

それもModulo CIVIC TCRの1、2フィニッシュという強さを見せつけたのです。

 

©松永和浩

 

開幕戦で優勝した98号車は、この鈴鹿でも引き続き黒澤琢弥選手、石川京侍選手、加藤寛規選手がドライブしました。

 

©松永和浩

 

97号車にドリキン土屋圭市さん登場!

 

97号車はドライバーラインナップを市新。

ドリキンこと土屋圭市さんが14年ぶりに公式レースに復帰すると大きな話題となります。

 

©松永和浩

 

その他にもHONDA RACINGきってのエースドライバーとして長きに渡って君臨し、昨年まではDorago Moduloの監督として活躍し、今年はなんと世界ツーリングカー選手権WTCCに参戦している道上 龍さんも参加。

 

©松永和浩

 

そしてCivic /Integra IINTER CUPからスーパー耐久などへステップアップしたジェントルマンドライバーの幸内秀憲 選手が、Bドライバーとして参戦しました。

 

©松永和浩

 

ウェイトに苦しんだ予選

 

予選では97号車、98号車共に1度ずつ優勝を経験している為、レギュレーションによりウェイトを30kg加算されました。

 

Aドライバー予選では、97号車に話題の土屋圭市選手が乗り込みます。

14年ぶりのブランクがあるとは思えない走りに、土屋選手は楽しく走れたとはいうもののタイムに不満を隠せない様子。

 

©松永和浩

 

いきなり乗ったマシンがライバルよりも30kg重いとなれば予選順位4位は仕方ないのかもしれません。

しかし、同門98号車の黒澤選手よりは1秒以上早いタイムで、A+Bのタイムで決定される予選順位はクラス3位とまずまずの位置となりました。

 

©松永和浩

 

決勝日の午前中に行われた記者会見で土屋選手はCIVIC TCRについて「どちらかと言えばチューニングカーに近い。JTCCマシンに比べればゆるい部分も多い」と語っています。

そして「340馬力のマシンに30kgのウェイトは結構厳しい」として、予選の結果はその状況ではいいほうではないかとも語っていました。

 

©松永和浩

 

明暗を分けたリアタイヤ無交換

 

実際にレースが始まると、スタートこそ鈴鹿でデビューしたRacingline PERFORMANCE GOLF TCRに先を越されますが、中盤以降はAUDI勢のLIQUI MOLY RS3 LMSが優勢。

CIVICの2台はルーティーンのピットワークでフロントタイヤのみ交換という作戦に出ます。

TCRクラスは現在全てFFのため、リアタイヤを毎回のピットで交換することは稀ですが、今回は4時間の耐久レースでSUGOよりも1時間長くなっています。

義務となっているピットインの2回ともリアタイヤ無交換というのは、かなり攻めた作戦でした。

それが吉と出るか凶と出るかは運と言うよりも、ドライバーのドライビングテクニックによるところが大きいのではないでしょうか。

 

©松永和浩

 

そして、その作戦が凶と出てしまったのは97号車でした。

1時間強というロングスティントをこなした土屋選手から道上選手に交代し、順調に周回を重ねていくかに見えた矢先、最終コーナーでリアタイヤがバースト。

ピットロードの入り口を過ぎたばかりの場所だったために、リアがホイールのみの状態で市周を回らなくてはなりませんでした。

しかし、そこはWTCC参戦の道上選手。

WTCCはたとえリアタイヤがハブごと外れてしまってもとにかくピットに戻り修復してコースに復帰するのが当たり前の世界なのです。

2013年のWTCC最終戦マカオでイワン・ミューラー選手が、そんな状況から6位入賞を果たしたこともありました。

今年、そんな舞台で活躍する道上選手はタイヤがバーストしたまま、途中の1コーナーでスピンを喫したものの果敢に攻めの走りを見せてピットにたどり着き、タイヤ交換をしてレースに復帰していきました。

 

©松永和浩

 

吉と出たのは98号車。

途中ペナルティーでドライブスルーを余儀なくされるも、見事なタイヤコントロールで前走を追い、LIQUI MOLY RS3 LMSがガス欠警告のために予定外のピットインをせざるを得ない中、市気にトップに躍り出て今期2度目の優勝をもぎ取ったのです。

 

c松永和浩

 

土屋圭市さん次戦にも意欲

 

レース後土屋選手は、次戦オートポリスは出場しますか?という問いに、「結果はちょっとあれだったけど今回はすごく面白かった。もちろんオートポリスは出るよ。ただBドライバーからCドライバーに変えて欲しいかな。予選は大変だからねぇ」と笑いながら答えました。

 

©松永和浩

 

まとめ

スーパー耐久の折り返しとなった鈴鹿で3勝目を上げたCIVIC TCR。

現在、国内最強といえるTCRマシン、チームは後半の3戦をどのように戦うのか。さらに注目が集まりそうです。

 

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Writer Introduction
松永和浩(Kazuhiro Matsunaga)

ジャーナリスト。モータースポーツや自動車系を中心に活動。萌え系、オタク系、ガジェットなどにも強い。

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