MotoGP2017年シリーズを2位という好成績で終え、MotoGPにおけるドゥカティの復活を思わせる活躍をみせたアンドレア・ドヴィツィオーゾ。2018年シーズンはマルケス、ペドロサ、ロッシ、ビニャーレスに加えてチャンピオン争いに絡んでくると予想されています。そんなアンドレア・ドヴィツィオーゾについて、2018年シーズンが始まる前に詳しくご紹介します。

 

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

出典:http://www.ducati.co.jp/racing/index.do#filter=.all&contentId=4222&MGI1847703

 

 

アンドレア・ドヴィツィオーゾとは

 

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

出典:http://www.ducati.co.jp/racing/motogp/andrea_dovizioso/index.do#MGI1585305

 

アンドレア・ドヴィツィオーゾは1986年3月23日にイタリアで生まれたプロライダーであり、現在はドゥカティワークスチームからMotoGPに参戦しています。

そしてドゥカティワークスに加入し5年目となった2017年シーズンは、優勝5回、2位1回、3位1回という好成績をおさめ、シリーズ2位に輝きました。

ドゥカティは2007年にケーシー・ストーナーがドゥカティ・デスモセディチGP7でシリーズチャンピオンを獲得して以来チャンピオンから遠ざかっているので、ストーナーに続いてのチャンピオン獲得が期待されています。

 

アンドレア・ドヴィツィオーゾの主な戦歴

125ccクラス時代

 

 

シーズン マシン チーム シリーズ順位
2001年 アプリリアRS125 RCGM Rubicone Corse
(RCGM ルビコーネ コルシカ)
– (※シリーズ1戦のみ参戦)
2002年 ホンダ RS125R Scot Racing Team
(スコット レーシング)
16位
2003年 ホンダ RS125R Team Scot
(チーム スコット)
5位
2004年 ホンダ RS125R Kopron Team Scot
(コプロン チームスコット)
1位

 

250ccクラス時代

 

シーズン マシン チーム シリーズ順位
2005年 ホンダ RS250RW Team Scot
(チームスコット)
3位
2006年 ホンダ RS250RW Humangest Racing Team
(ヒューマンゲスト レーシング チーム)
2位
2007年 ホンダ RS250RW Kopron Team Scot
(コプロン チームスコット)
2位

 

MotoGP

 

シーズン マシン チーム シリーズ順位
2008年 ホンダ RC212V JiR Team Scot MotoGP
(jiR チーム スコット MotoGP)
5位
2009年 ホンダ RC212V Repsol Honda Team
(レプソル ホンダ チーム)
6位
2010年 ホンダ RC212V Repsol Honda Team
(レプソル ホンダ チーム)
5位
2011年 ホンダ RC212V Repsol Honda Team
(レプソル ホンダ チーム)
3位
2012年 ヤマハ YZR-M1 Monster Yamaha Tech3
(モンスター ヤマハ テック3)
4位
2013年 ドゥカティ デスモセディチGP13 Ducati Team
(ドゥカティ チーム)
8位
2014年 ドゥカティ デスモセディチGP14 Ducati Team
(ドゥカティ チーム)
5位
2015年 ドゥカティ デスモセディチGP15 Ducati Team
(ドゥカティ チーム)
7位
2016年 ドゥカティ デスモセディチGP16 Ducati Team
(ドゥカティ チーム)
5位
2017年 ドゥカティ デスモセディチGP17 Ducati Team
(ドゥカティ チーム)
2位

 

アンドレア・ドヴィツィオーゾのこれまで

 

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

Photo by dog4aday

 

ドヴィツィオーゾは4歳からバイクに乗り始め、14歳となった2000年に125ccアプリリアチャレンジカップでチャンピオンを獲得します。

その後、ロードレースヨーロッパ選手権125ccクラスチャンピオンを獲るなどイタリアで名をはせるようになり、2002年からロードレース世界選手権(WGP)の125ccクラスにフル参戦を開始しました。

参戦初年度は1度も優勝することができずシーズンを16位で終えますが、3年目となる2004年、18歳となったときにシリーズチャンピオンを獲得し、2005年から250ccクラスへステップアップ。

250ccクラスではシリーズチャンピオンになることはありませんでしたが、2005年から2007年でシリーズ2位を二回、3位を一回獲得し、250ccクラス通算49戦のうちリタイヤは2戦のみと、ベテランライダー顔負けの安定感を見せつけます。

そして2008年、22歳になったドヴィツィオーゾは最高峰クラスであるMotoGPにステップアップを果たしたのです。

MotoGP参戦初年度は、125cc時代から所属しているスコットチームからホンダRC212Vに乗り、第17戦マレーシアGPで3位表彰台を獲得。

さらにリタイヤした第3戦ポルトガルGP以外では全てのレースで完走しポイントを獲得。

シリーズランキング5位となったこの活躍がホンダの目に留まり、2009年シーズンはホンダからドゥカティに移籍したニッキーヘイデンと交代する形でホンダワークスに加入すると、2011年までホンダワークスチームからMotoGPへ出場していました。

ホンダワークスはケーシー・ストーナー、ダニ・ペドロサ、アンドレア・ドヴィツィオーゾと3台体制でMotoGPクラスに参戦していましたが、ヤマハワークスのバレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソが常にチャンピオン争いをしており、ホンダワークスの第3ライダーだったドヴィツィオーゾはトップ争いに加わることはできませんでした。

その後2012年シーズンはモンスターヤマハテック3へ移籍しますが、ホンダのワークスチームからヤマハのサテライトチームへの移籍にも関わらず、シーズンを4位で終え、ドゥカティワークスチームより上位という結果に。

そして2013年、27歳となったドヴィツィオーゾはドゥカティワークスへ移籍し現在までドゥカティのエースライダーとして活躍しています。

ドゥカティは2010年から2015年までの5年間レースで勝利できずにいましたが、2016年第10戦オーストリGPでドヴィツィオーゾのチームメイトであったイアンノーネが優勝し、第18戦マレーシアGPでドヴィツィオーゾが優勝を果たすなど、ドゥカティがMotoGPで徐々に好成績をおさめるように。

そして2017年シーズンはドヴィツィオーゾが5回の優勝を獲得し、ホンダ RC212V、ヤマハ YZR-M1とほぼ互角の性能にまで進化した事を証明したのです。

 

2017年のドヴィツィオーゾとマルケスの名勝負

 

2017年第11戦オーストリアGPの決勝で、ドヴィツィオーゾとマルケスは最終ラップまで抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げ、勝負は最終コーナーまで持ち越されました。

先頭にドヴィツィオーゾ、その直後にマルケスがピッタリとつけ、最終コーナーはマルケスがインをとります。

しかしドヴィツィオーゾは、このときマルケスが最終コーナーで無理をしてでもインに飛び込んでくることを予測し、あえてイン側を閉じずにベストラインをトレースしてコーナー立ち上がりからの加速勝負に持ち込んだのです。

予定通りマルケスはインに入りドヴィツィオーゾを抜きますが、ラインがクロスし立ち上がりでゼブラゾーンギリギリまで膨らんだ後にリアタイヤを滑らしてしまい、立ち上がりで思うように加速できずにいました。

そんな接戦の中ドヴィツィオーゾはベストラインを通り、立ち上がりの加速勝負でマルケスを抜いてトップでチェッカーを受ける結果に。

最終コーナーまでマルケスの心理を予想しながらレースを展開したドヴィツィオーゾの戦いは、ベテランライダーならではの勝負強さを感じさせるものでした。

 

まとめ

 

アンドレア・ドヴィジオーゾ

出典:http://www.ducati.co.jp/racing/media_gallery/round_18___valencia____2017/1877268/index.do#MGI1877948

 

ドヴィツィオーゾは現在31歳であり、今シーズンでMotoGPクラス参戦10年目のベテランライダーとなりました。

今年もチャンピオン争いには、22歳のビニャーレスと24歳のマルケスの若手2人が絡んでくる事が予想されますが、個人的には経験やテクニックで優るドヴィツィオーゾが2018年シーズンもチャンピオン争いを繰り広げることに期待したいと思います。

 

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